理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

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石川氏の告発に関しては、本人のFacebookでの言及、フライデーの記事、NHKスペシャルの留学生の話、桂調査委員会でのES細胞への言及とが混然となって、告発した窃盗対象が何かということが混乱してしまったのですが、窃盗告発の対象というのは、おそらくBox内の細胞全体ということだったわけですね。DORAさんの1年前の記事を読んで理解しました(完全な周回遅れですね・・・笑)。
 
その中に大田氏由来細胞もあれば、Li氏の記名入り細胞もあれば、若山研の研究者が作った細胞(学生が渡した細胞を含め)もあるということで、まとめてBox全体の細胞窃盗容疑で告発した・・・ということでしょうが、それならば、若山氏からの適宜処分の指示もあったでしょうし、若山研転出後、小保方研発足まで8カ月ありますから、その間は冷凍庫にジャンク細胞として保管されていたのということでしょう。その間の保管は理研の備品係の担当のはずです。若山研の移転の前後で一貫して理研の所有・占有なわけですから、窃盗も何も論じようがありません。
 
引っ越し時に移転するはずで、「忽然と消えた」ので騒いだ、紛失届出したとかの形跡もないでしょう。もし、数千万円の価値があるものであれば、所有者である理研自身が対応しなければならなくなりますから、理研当局が黙っているはずがありません。紛失届を出さなかったら、そのこと自体、若山研の管理者が責任を問われる話です。
またもし、そういう紛失騒ぎがあったのであれば、小保方研でのテクニカルスタッフ採用後の備品の設置準備のときにその存在が確認されているでしょうから、騒ぎになっているでしょう(テクニカルスタッフらとともに、細胞培養庫にはシールを貼っていったと手記にはあります)。しかしそうではなかったわけですし、移管契約にも含まれていないわけで、窃盗を論じる余地がありません。
 
石川氏が述べるように、石川氏が告発直前に若山研に赴き、若山研スタッフと長時間話し込み、若山研の研究者が作成した「証拠」のある細胞を理研に残してきたことがわかったので、それを名目に窃盗容疑で告発した、ということであれば、あまりにも荒唐無稽過ぎます。若山氏はその時体調不良で短時間での面会だったとありますが、若山氏が小保方氏に適宜処分せよと指示していたことを知らなかったのでしょうか?
 
個々の細胞でみると、大田氏由来細胞であれば、大田氏が全部持って行ったと思っていたということで、被害意識はそもそもないわけです。
そうすると、若山研のスタッフが理研に残してきた細胞群で「盗まれた」と主張するとなると、辻褄が合わなくなるだけでなく、紛失届を出さなかった管理責任を問われますし、大田細胞では本人が被害意識が皆無ですから、残るは、Li氏細胞くらいしか、窃盗を問うとっかかりがないことになります。そのため、NHKスペシャル放送時点では、Li氏に焦点を当て、研究を断念せざるを得なかったというストーリーを描いたのではないか?という気がしてきます(この時点では告発はなされていませんが、後々の告発をにらんだ伏線としてです。番組で放映する取材対象として「絵」になり得るのは、Li氏くらいしかいなかったということでもあります)。
 
石川氏が、若山研訪問時に大量の証拠を集めて、告発状を書き変えたと述べ、更に次のように中国人留学生の細胞とに加えて、若山研の研究者の細胞も含めて、告発したかのようなことをマスコミで述べている中で、若山研がこれを否定しようとしないということは、告発の後援者は若山研であると半ば認めているようなものではないか?と受け止められても仕方がありません。そのような被害事実、被害意識がないのであれば、石川氏がフライデーやFaceBookで発信した段階で、否定して然るべきです。
 
「じつは、小保方実験室のフリーザーからは、中国人留学生が作った核移植ES細胞のボックス以外にも、若山研究室の他のスタッフが作ったES細胞入りのチューブが複数見つかっている。これらのES細胞も、STAP幹細胞の捏造のために使われていたことが明らかになっていますが、私はこれらの細胞が、いつ、誰が作ったのかも特定しています。そして、それらが盗まれたと推測される時期は、小保方さんがSTAP細胞の実験を行っていた時期とまったく矛盾しません」
 
しかし、そうなってくると、先日の記事で書いたように、誰が、NHKスペシャルの取材陣に対して、Li氏の連絡先を教えたのか? 誰がLi氏と事前の相談したのか?(事前にチューブの写真等を送って取材が行く旨の打ち合わせしなければ、あの電話だけでLi氏の細胞と特定できるはずがありません)ということに大きな焦点となってきます。
もし、Li氏がもともと中国に帰国する予定だったとすれば(そんなことはすぐに裏がとれるはずです)、誰がLi氏をしてあのように証言させたのか? ということになってきます。それはもちろん、大スキャンダルになるでしょう。
あくまで仮定の話ですが、Li氏がもともと帰国する予定で、あのLi氏細胞もジャンク細胞として残してきた、ということであれば、このLi氏証言は虚偽証言ということになりますので、Li氏が虚偽証言をする動機がない中で、なぜそういう証言をしたのか? 背景はなにか? NHKや若山研の人間は絡んでいるのか? Li氏の連絡先を教えた理研又は若山研の人間はどう絡んでいるのか?・・・といったことが、その焦点となってきます。
 
 NHKスぺシャルには、通常記載される諸々のクレジットが書かれていないという問題も指摘されています。
「企画」「演出」「監督」「協力」「後援」・・・これらは書くわけにはいかなかった・・・ということでしょうか・・・??
 
石川氏の告発自体は、あっさり「犯罪の事実なし」で落着かもしれませんが、その背景と関係する人間模様は、マスコミ的には、嗅覚が働きそうな話だと感じます。NHKスペシャルに、BPOが「人権侵害」「重大な放送倫理違反」の勧告決定が出れば、一斉に動き出すかもしれません。


なお、Li氏ではないかと思われる中国人留学生が、中国に戻ってから、STAP細胞の緑色発光までは成功している旨が、若山氏から小保方氏への培地送付依頼の連絡の中で語られています。その点も絡ませれば、面白くなるでしょう(中国は、小保方氏の手法により成功している可能性があるわけですから、本当は由々しき話ですが・・・)。

***********************
【追記】 

以下、参考の補足です。
  Li氏の細胞+若山研メンバー作成の細胞ということのようですね。

●「有志の会」 フライデー記事批判(2015年07月14日)

●読者からご教示の石川氏のFacebookよりの抜粋。
「私のコメント:STAP研究に使われた以外のES細胞サンプル(約80本)について、刑事捜査が進んでいます。まさに、それが刑事告発の対象です。調査委員会の報告書には記述されていなかった重要な事実に焦点をあてて刑事告発したのです。マスコミの方々はそれを正確に理解していません。まったく混同しています。
何故 C棟にあった若山研究室から運び出されて、動物実験棟とB棟を越えて、別の研究棟(A棟)にある小保方氏の実験室の冷凍庫の中にあったのか?誰が運び出したのか?これを解明すべく捜査が進んでいます。若山教授は、彼女にES細胞の保管を依頼・指示していません。よって、三木弁護士の弁明は虚偽にあたります。
「窃盗罪」は、他人の物を故意に断りなく持っていくことや使用することを禁止する犯罪類型のことをさします(刑法235条)」

・・・そうすると、
 ①若山研の研究者は、紛失・盗難届を出していたのか?
 ②出していなかったら、何故か? 数千万円の価値があるものならば、大問題だから届け出るのが義務である。理研管理当局も対応しなければならず、財産を毀損したことがわかりながら放置した責任を問われる。
 ③そもそも、若山研移転後、小保方研究室が11月にできるまで半年以上ある。その間、冷凍庫は、理研当局の管理下にある。理研当局はなんと言っているのか? 小保方氏が盗んだとすれば、いつ盗んで、どこに置いておいたというのか? 
  
 石川氏の話から想像するに、小保方研の物理的設置時期が、PIとして採用後11ヶ月目だということを知らないのではないでしょうか?

 そして、山梨大に移管する予定でありながら、「盗まれた」「紛失した」との認識をもし示すのであれば、それは理研財産ですから、理研当局に届け出なければならない義務が生じますのえ、、それを怠った責任ということで、ブーメランとして、自らに返ってくる・・・という構図を理解しているのでしょうか?
 また、もし理研当局に届け出ているのであれば、理研当局は、それれを内部的に手続きしなければならず、また場合によっては警察当局に届け出なければならないという構図にもなります。

 これらの点は、Li氏の細胞についても言えることです。
 また、仮に若山氏から小保方氏に処理するように指示・連絡がなかったと仮定しても、移管契約書にないわけですから、理研の財産であり続けるわけですので、小保方研でそのままの姿であるのであれば、窃盗云々を議論する余地はありません。
 小保方氏が、一時的に理研の外に持ち出したというのであれば、それを証明しなければなりません。

 そして、そういうことを言うのであれば、
①山梨大に移った若山研が移管契約書を交わさずに持ち出したこと、

②NHKに対して、東大、東工大での分析用に、財産である細胞株を分与したこと、

 のほうが、遙かに外形的に窃盗、横領の要素が高いのではないでしょうか? ②のNHKに分与した時点で、それは理研の財産だったはずです(移管契約締結前ですから)。

 石川氏や若山研の人々は、自分たちの主張がどういうリパーカッションがあるかが理解できていないのでしょう。自分で墓穴を掘っているということになります。



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警察が捜査しているのですから、その対象細胞は何かと考えると、窃盗にあたるのはFES1しかないと思います。太田さんの所有物であるFES1が若山研にあったのですから。太田さんに被害者意識が無かったとしても窃盗が成立するでしょう。

ここで警察が被疑者不詳で受理したのも納得します。なぜなら小保方さんにはこの窃盗は絶対無理ですから。太田さんと一切接点がないのに窃盗は無理です。

つまり警察はFES1の出処、正体について捜査しているのではないでしょうか?

2016/2/22(月) 午前 9:33 [ ジミー ] 返信する

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木星です。 若山研究室、旧理研CDB自体、山梨大にも「細胞の紛失・盗難届けはだされておらず、若山研も電話取材で「盗難・紛失届けは出していない」と認めました。また、石川智久氏の取材をし「フライデー」に記事を書いた取材記者と直接面談し、取材資料を見せて頂きました。
そこには情報提供者の名前の中に大日向博士の名前があり、記者は「若山清香夫人とメールのやり取りをしている」と言っていました。ですので「小保方晴子さんを窃盗で刑事告発する!」と騒いだ石川智久氏への情報提供者はこの二人である事は間違いない事です。
該当記者はわたくしが今後の処遇を憂慮して送った私信をフェイスブックで晒しましたので、こちらも「取材源の秘匿」の仁義を切らせて頂きました。

2016/2/22(月) 午後 0:10 [ ira*u*a79 ] 返信する

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共著者が小保方さんってことで若山さんの奥さんの論文もアラ探しされてたんですよね。なんの論文かな?小保方さん参加してるならSTAP関連かな。

http://www.dailyshincho.jp/article/2015/02250815/?all=1
>「ことの発端は、13年3月に米国の著名科学誌『セル・ステム・セル』に掲載された論文でした。筆頭著者は若山先生の奥様で、先生と小保方さんも共著者に名を連ねていた。論文では、ある電気泳動の実験を小保方さんが担当しており、その画像が“不正データではないか”と、STAP細胞の騒動が勃発した時と同じく、世界中の科学者が閲覧するサイトで問題にされ始めたのです」(同)

2016/2/22(月) 午後 1:32 [ kaw**orops ] 返信する

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>「有志の会」フライデー記事批判(2015年07月14日)
>盗まれたのは、若山研究室が理研にあった当時の中国人研究員、リ・チョン氏が作製、保管していたES細胞入りのチューブ78本と、若山清香研究員が作成した同チューブ2本の計80本。

この盗まれた、同チューブ2本って「129/GFP ES」の事かな?日経サイエンス2015年3月号のP40の写真で、「右から4本目と5本目には「129/GFP ES」と書かれてある」と説明しているので129/GFP ESは2本。これを清香夫人が作った?

2016/2/22(月) 午後 5:22 [ makotosaruta ] 返信する

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リ・チョン氏の保管していたES細胞入りのチューブに何故、2本だけ清香夫人のチューブがあるんだろう。清香夫人は自分専用のBOXを持っているはずだけど。調査委員会は大量のチューブの中から、どうやって混入した129/GFP ESを見つけたんだろう。

2016/2/22(月) 午後 5:31 [ makotosaruta ] 返信する

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>木星さん
貴重な証言どうも有り難うございます。
コメント欄に埋もれさせるのはもったいないので、記事にアップさせていただきます。
こういう直接取材や情報公開請求の結果をご紹介いただくのは、一次資料として、議論の上で大変貴重です。

2016/2/22(月) 午後 8:05 [ tea*r*akt2 ] 返信する

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上記追記の若山研移転後小保方研究室が11月にできるまでは、小保方研は笹井研に仮居していたと思いますけど、フリーザーも笹井研にあったのかも

2016/2/22(月) 午後 9:20 [ JISAI ] 返信する

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