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エミネム?それは新しいチョコレートか何かかね? by ジョージ・ハリスン

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ROCK年表(再掲載)

前回の更新から2カ月近くあきましたが、
ひさびさの更新。

今年は勤務している専門学校の担当などが色々増えたり、
新入生とも親しくなりまして、やっぱり学校は楽しいです。

生徒さんのなかに、音楽好き、ロック好きの人もいて
嬉しいのですが、自分の音楽の趣味を話そうとすると
長くなるので、ここのブログを紹介するのですが、

過去に掲載した「ロック年表」を再掲載しておきます。
ワタクシがどんなものを聞いてきたかは、この年表を
ご覧頂いたらだいたいわかるかと。

イメージ 1

あと、過去にブラックミュージックについても
特集したことがあって、そっちの年表も。

イメージ 2

この感じで、日本のロックの年表も作れたらな
と思ったり…。
やりたいことはたくさん。用事も山積み。
時間がいくらあっても足りません…。

ま、ひとつひとつぼちぼちと。

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Rainy day women #12&35

雨の日になると思いだす、
ボブ・ディランの「Rainy day women # 12 & 35」という
曲について。

この曲は、1966年発表のアルバム「Blonde on Blonde」に
おさめられた一曲ですが、ディラン他のヒット曲などに比べると
少し異彩を放っている曲です。

ディランはとにかく「言葉」が重要なのですが、
この曲の歌詞も幾通りもの解釈ができます。

歌詞の一節、オリジナルはこの通り、

***

Well, they'll stone ya when you're trying to be so good,
They'll stone ya just a-like they said they would.
They'll stone ya when you're tryin' to go home.
Then they'll stone ya when you're there all alone.
But I would not feel so all alone,
Everybody must get stoned.

***

歌詞に「stone」という言葉が出てきますが、
「stone」は名詞では「石」、動詞としては「石を投げつける」、
転じて「非難する」という意味になります。

歌詞を訳すと

***

君がよくなろうとするとき
みんなは君を非難するだろう

君が家に帰ろうとすると
みんなは君を非難するだろう

君が一人ぼっちでいる時でも
みんなは君を非難するだろう

でも 僕は一人ぼっちだとは思わない
みんな非難されるべきだと思うから

***

また、「パンを求めるものに石を与える」という
ことわざから転じて「stone」は、
「愚弄する」「バカにする」という意味にもとれます。

それでこの歌詞を訳してみると

***

君がよくなろうとするとき
みんなは君をバカにするだろう

君が家に帰ろうとすると
みんなは君をバカにするだろう

君がひとりぼっちでいる時でも
みんなは君をバカにするだろう

でも 僕は一人ぼっちだとは思わない
みんなでバカになればいいと思うから

***

こうなります。
他にも「stone」というのはいろいろに
解釈できますが、最後の一節「get stoned」というのが
「ドラッグでハイになった状態」ともとれるため
この曲は放送禁止の扱いも受けました。

その意味も含めているのかも知れませんが、
この曲で言いたいことというのは、

なにか権威主義的な考え方で
個人の意見や考え方、生き方を責めたてたり
追い込んだりすることに、
皮肉を込めて書いた詞のように思います。

人が、ものごとに対して
どんなふうに感じ、
どんなふうに考えるかは
自由だと思います。

人が何を考えるかについて、チカラで
抑えつけられる理由はありません。

子供だろうが、知識が浅かろうが、
ものを思うことは自由ですし、
人として尊重し、ちゃんとその声を
聞いてあげるべきだと思います。

一見不可解な言葉でも態度でも、
それなりに、その人なりの理由があるのです。

何が正しくて
何が悪いかということも
人それぞれの立ち位置によっても
違うでしょう。

自分に都合のよい「正しさ」を振りかざし
人が本来持つべき自由を奪うことこそ愚かなことだと
ボブ・ディランは
唄っているのかも知れませんね。

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元JAPANのミック・カーン死去。

昨年6月に自らガンであることを公表していた
ミック・カーンが1月4日、亡くなりました。

といっても誰ソレ?
という方も多いのではないかと思います。
「元JAPAN」と言われても、JAPANというバンド自体
ご存じないのではないでしょうか?

解説するには、やっぱりロックの歴史から
遡らねばなりませんが…ざっくりと。

そもそもロックと言うのは、
音楽の表現方法としては、さまざまな音楽文化を
ミックスしたものなのですが、

60年代初期のシンプルなものから、
どんどんと多様化し、芸術性を高め、
70年代になると、さらにさまざまな進化をして
あるものは難解になり、あるものは複雑になり、
コンサートの規模は大きくなり…、
商業価値があがるとともに、ロック産業が巨大に
膨らんでいきました。

そうした状態から、
ロック本来のエネルギーを取り戻すべく
一度、大きく膨らんだロックそのものを
破壊して、原点に戻ろうという動きが
パンクロック、

そこからさらに新しい流れを作っていこう
としたのが、ニューウエーブ。

70年代中〜後期あたりに
このパンク/ニューウェーブという
ムーヴメントが起こります。

JAPANというバンドはそんな流れから
出てきた英国のニューウェーブバンドなのですが

このバンド、本国イギリスではデビュー当時
ほとんど売れなくて、日本で先に人気に火が付き
後にイギリスでも認められるようになります。
(似たようなケースだと、クイーンとか
チープトリックというのも日本で先に人気が出たバンド)


さて、このJAPANと言うバンド、
デビュー当時のアルバムでは正直なところイマイチ
ぱっとしませんが、エレクトロ二クスを多用した
3枚目のアルバム「Quiet Life(クワイエット・ライフ)」
あたりから頭角を現し、
「Gentlemen Take Polaroids(孤独な影)」
「Tin Drum(錻力の太鼓)」
といった名盤を残しています。

ミック・カーンは、そのJAPANのベーシスト。

他のメンバー、デヴィッド・シルヴィアンや
スティーヴ・ジャンセンとともに、
日本のミュージシャン、特に坂本龍一氏や高橋幸宏氏
らとの親交が深かったことで知られています。

ニューウェーブバンドというのは
80年代になるとよりポップなサウンドの
バンドが活躍するようになるのですが、

JAPANの場合、アルバムを出すごとに耽美的になり
歌詞も退廃的になっていき、
JAPANとしての独自路線を貫いていきます。

このあたりのスタイルは、のちに
日本のビジュアル系と呼ばれるバンドなんかの祖に
なっているかも知れませんね。

というわけで、合掌
ミック・カーン、享年52歳。

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THE BEATLES MY BEST20(20/20) ”Twist and Shout”

先月から続けていましたビートルズ特集も
今回で終わりになります。

最後の曲は ”Twist and Shout” 
デビュー盤”Please Please Me”に収められた曲ですが、
これもオリジナルではなく、カバー曲。
アイズレー・ブラザーズ(1962年のヒット曲)が有名ですが、
トップ・ノーツというフィル・スペクタープロデュースのグループが
オリジナル。

ですが、ビートルズのバージョンがあまりにも有名で
”Twist and Shout”といえば多くの人が
ビートルズのバージョンを耳に浮かべるはずです。

さて、この曲を最後にもってきたというのは
わかる人ならばわかるはず。

英国王室主催音楽会にビートルズがロックバンドとして
初めて招待され演奏した時のラストナンバーがこの曲。
この曲を演る前のジョンのMCが有名です。

「続いてこの曲がラストの曲です。
 この曲はせひ皆さんにも参加してほしいんです。
 安い席の方は、手を叩いてください、
 高い席の方は…
 宝石でもジャラジャラ鳴らしてください」

この皮肉っぽいジョークのあと演奏が始まりますが、
このジョークには、ロックというものの
立ち方、楽しみ方が詰まっている気がします。

ビートルズは、芸術性を高めながらも
常にポップであり続けました。

メインストリームを目指すか
アンダーグラウンドであることにこだわるか、
スタイルがどんなカタチであるかということは、
ロックの本質から見れば同じこと。

自由であること
そしてそれをあきらめないこと
それがロックだと思います。



”Twist and Shout”
from the album "Please Please Me"
written by Lennon/McCartney


THE BEATLES MY BEST20

01.If I Fell (A Hard Day's Night)
02.Till There Was You (With The Beatles)
03.It Won't Be Long (With The Beatles)
04.I've Just Seen A Face(Help!)
05.In My Life(Rubber Soul)
06.For No One(Revolver)
07.I'm only sleeping(Revolver)
08.Here There Everywhere(Revolver)
09.All You Need Is Love(Yellow Submarine)
10.A Day in the Life(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)
11.With A Little Help From My Friends(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)
12.Strawberry Fields Forever(Magical Mystery Tour)
13.I am the Walrus(Magical Mystery Tour)
14.while my guitar gently weeps(The beatles)
15.Blackbird(The beatles)
16.Glass Onion(The beatles)
17.Two OF Us(Let it be)
18.Across the Universe(Let it be)
19.Something(Abbey Road)
20.Twist and Shout(Please Please Me)


***

ビートルズは
ほしいだけの金を儲け
好きなだけの名声を得て
そして
何もないことを知った

by ジョン・レノン

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THE BEATLES MY BEST20(19/20) ”Something”

アルバム”Abbey Road”は、”Let It Be”よりも前に
リリースされたアルバムですが、
完成したのは「ゲットバック」セッションよりも後ですので、
実質的には、こちらのほうが「ラストアルバム」という
気持ちで制作されたのだと思います。

アナログLPで言うところの、
A面に収められたジョンとポールの曲は
さらに好みの違いが明確になっている感じがします。

B面では、3曲目以降の大半を
メドレーが占めています。最初聞いたときは、
ちゃんとした一曲にならない曲の断片を
つなぎ合わせたように聞こえたんですが、
よく聞くと、一曲一曲が良いので、逆にもったいないというか、
解散前にしてこのクオリティ、と驚嘆するところもあります。

アメリカの雑誌「Rolling stone」誌などは、
「本作のB面のみで、
アルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』に匹敵する」
とも評しています。


”Something”は、アルバム”Abbey Road”に収められた
ジョージ・ハリスンの曲なのですが、
このアルバムの中でも、ビートルズの全曲の中でも
ひときわ輝く名曲です。

自分が、ビートルズの曲の中で1曲だけ
好きな曲を挙げろといわれたら、この曲を選びます。

あまりに良い曲すぎて、「レノン・マッカートニー作」と
勘違いされてしまうほど(笑)の良い出来なのですが。

ジョージの曲はこの他にも”Here Comes The Sun”が収められて
いますが、ジョージのこの曲がなければ、アルバム”Abbey Road”は
もっと散漫な印象だったかも知れません。

それほど”Something”という曲は
全てを包み込むような「何か」を持っているのです。



”Something”
from the album "Abbey Road"
written by Harrison

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