夜汽車に乗ってモンテネグロへ
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夜10時発の寝台車で、お隣のモンテネグロへ向かいます。 友人のお母さんが、またしても美しいお夕飯を作ってくれました。 いくつになっても、作ってもらうゴハンはおいしいものですなー。 左のお皿は、鶏の胸肉をパンケーキの種(小麦粉、卵、牛乳を混ぜたもの)に浸して焼いたもの 右下のお皿は、ズッキーニをソテーしたものに、ニンニクとパセリのみじん切りを散らしたもの 右上のボウルは、オリーブオイル+りんご酢+塩で和えたサラダです。 とてもおいしかったので、北京へ帰ってからも、何度もマネっこして作っており、 特に鶏胸のパンケーキ焼きは、お弁当のおかずにもピッタリざんす。 その上、お弁当まで・・・。 バターとハムだけだと、数日は持つそうです。(実際2日目の朝までおいしくいただきました。) ベオグラード駅のホームは平べったく、改札を抜けると「そこ」です。 これならよくイタリア映画で見るような 「旅立つ人を追いかけて自転車でホームを走りまくる」が出来そうです。 向かう先は、 モンテネグロ(ご当地の言葉ではCrne Goreツルナゴーラといいます。意味はやはり黒い山)の 首都・ボドゴリツァです。 こうして列車に乗りました。 2段ベッドが二組のコンパートメントで、ワタシと友人の他に 乗客はガタイのいい、おいちゃんです。 発車して最初の数時間は、暖房が壊れてて、寒いのなんの。 眠れたものではありません。 しかし、同室のおいちゃんは大いびき。タダモノではありません。 やっと暖房がきいてきて、うとうと・・・としたところで、電気が容赦なくついて コンパートメントの戸がノックもなしにバーン!!!と開き、若い軍人が入ってきました。 ねぼけまなこでビックリ!なんじゃなんじゃ。 そこが、セルビアとモンテネグロの国境でした。 ここまでされても、同室のおいちゃんのいびきは少しも乱れません。大物です。 夜が明けました。 列車はひたすらトンネルを抜けて進みます。 モンテネグロは、本当に黒い山ばかりです。 首都・ボドゴリツァ到着を前に、ドアをノックして年配の警官が入ってきました。 パスポートチェックです。 セルビア人の友人が、 「この人(=丁未堂)は日本から来た友人で、案内して旅行している」と 言ったら、警官氏はワタシに向かって帽子を取り、 「ようこそモンテネグロへ。いい所をたくさん見て行ってください。 パスポートは見せてくださらなくて結構です。」ですと。ええんかい、それで。 明け方の軍人とはエライ違いです。 そんなこんなでボドゴリツァに到着。 のどかでかわいい駅です。 「首都」にも色々あるのだなぁと思いました。 お出迎えの人たちがホームまで来ていて、家族的な雰囲気でいっぱいでした。 これからすぐに長距離バスに乗り換え、 アドリア海沿いの、ヘルツェグ・ノヴィという街へ向かいます。 またしても、いくつ山を越えたか分からなくなるくらい いくつもいくつも、ひたすら山を越えてバスは進みます。 途中の街。ここはツェティニェといいまして、 ボドゴリツァ以前にモンテネグロ公国の首都だった街です。 統治者が修道院の司教だったということもあり、 修道院が街の中心→修道院は山のてっぺんなど、天に近い場所にある →ツェティニェも山間にあり、相当こじんまりしており 上の方から見ると、ジオラマのようです。 その後、アドリア海が見えて来まして・・ ヘルツェグ・ノヴィに着きました。 小さな港町です。 バス停に併設されているツーリストデスクでゲストハウスについて尋ねましたら ツーリストデスク男(↓のカレ)が、自宅を紹介してくれました。 一階=デスク男の老父・引退した猟師氏であり、ゲストハウス管理人の間 二階=デスク男一家の間 3階=ゲストハウス となっており、安全面はイケそうです。 ここは夏のリゾート地で、訪れるほとんどの人が夏のバカンスに、 そして泳ぐために長期滞在(最短でも一週間)するので、 我々のようにたった2泊だと、お高めです。 しかし、シーズンオフには営業していない所がほとんどなのと、 探し歩く時間がもったいないので、若干の予算オーバーには目をつぶることにしました。 みんな、そんなに夏以外は海に行かないのかー。 日本だと、海水浴じゃなくても海辺旅行すること、あるのになー。 そんな調子で、ここに滞在している間中、行く先々で「今時ガイジンがいる!」と言われました。 お、かわいい公衆電話マーク。 こんなカンジの街です。 どこのお庭にも、レモンとオレンジがたわわに実っております。 ワタクシ、ミカンや夏ミカンやダイダイがたわわになっているのは見たことがありましたが レモンは初めて見ました。 もいだら、木の枝からどんなニオイがするのか、嗅いでみたいと思いました。 隈取したようなネコ。 海に向かって、野生のイチヂクが伸びていました。 イチヂクって川べりに生えるものかと思っていましたが 海でもOKなのね。なにしろ水の横が好きなのね。 暮れていく日。 静かな街に、波の音。キャベツを煮込むニオイ。コドモの遊ぶ声。 これらのデティールより、どことなく昔よく行った 1970年代の瀬戸内海を思い出し、郷愁的な気持ちになりました。 おまけ。アクセサリーショップのディスプレイより。 仲間はずれはどれでしょう? 明日は、クロアチアの有名観光地・ドブロヴニクへ向かいます。
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鶏の胸肉をパンケーキの種で焼いたものは お砂糖は 入れないの?
塩コショウ味? 日曜の朝に作ってみよう!
ドレッシングも^^オリーブオイル+りんご酢+塩ね〜 美味しそう!
可愛い街!いいな!
そんでもって 仲間はずれは・・・ お腹の大きい人じゃなくって
なんで ライオンがいるのかな?(笑!)
2007/12/4(火) 午前 6:18
世界の車窓からを観ているみたいです。
きれいですねえ。いいですねえ。空も青いし、屋根は赤いし。港の灯り、フェデリコフェリーニのようですね。
コメントが詩のようになりますね。でも、写真を見れば、言葉は要らない。。。みたいな。
赤い屋根、青い海、港町。。。。あっ、青島だあ!
2007/12/4(火) 午前 6:27
ただいまクラッシクをバックに丁未堂さんの記事見てます!!!
すてき〜いいなぁ〜箱庭のようなおうちがかわいい・・・
ところで、お弁当にも良いという鶏肉は何分ぐらい浸したほうがいいですか?
2007/12/4(火) 午前 11:15
いいなあ! 警官のてきとーさも、猫の可愛さも、街並みも、レモンも!!
2007/12/4(火) 午前 11:29
日本の夜行寝台は面白くもなんともなっちゃったから、こんなレポを読むと感激しちゃいます(^.^)
警官さん、いい奴じゃん。 「カサブランカ」の所長さんみたい♪
2007/12/4(火) 午後 0:03
モンテネグロって中国語では「黒山共和国」と意訳されているため、いつも日本人の同僚に笑われますが(「日本人の苗字みたい!」って...)^^;そうゆう静かでゆったりした町にいると、北京や東京の混雑で慌しい模様がウソのように思えるのですね。はぁ〜旅したいな私も♪
2007/12/4(火) 午後 3:06
BENさん、鶏料理は塩コショウ味です。小麦粉をほんの少しにするとパリパリに(写真の状態です)、パンケーキ並に入れるとふわんと焼けます。卵に漬けるとパサパサな胸肉がしっとりしておいしくいただけますよん。 ほんで・・ん?ライオンもいましたか?あ!ほんと!
2007/12/4(火) 午後 5:28
ペキネンシスさん、移動中ずっと耳の中で♪ちゃらーんらんらんららんらら〜ん♪と『世界の車窓から』テーマソングが鳴っていました・・。ペキネンシス(表)さんは元々詩人でらっしゃるのでコメントが詩的なのもいたしかたござらん。
2007/12/4(火) 午後 5:58
みきすけさん、師走のあわただしい時期、クラシックをBGMにする心の余裕って大事ですよね!そんなステキな午前のお供が出来てコウエイです!
鶏肉は、5分ほど浸して焼いています。フレンチトーストの鶏版というカンジです。
2007/12/4(火) 午後 6:04
ぐいふさん、モンテネグロは人口が65万ほどしかないから、地元で悪いことをする人もなく、みな性格もゆっくりめ(他国の人はそれをナマケモノとよぶ)だそうです。いいカンジですよね!
2007/12/4(火) 午後 6:11
Zhenさん、新幹線があったら寝台に乗る意味もうあんまりないですもんね。別にそれほど安くないし。
警官さん、オモシロイでしょう?我々が悪者だったらどうするんだ、と思いました。
2007/12/4(火) 午後 6:17
伶ちゃん、何語に訳しても「黒山」一直線の黒山共和国は、本当に黒山の国でしたよ!「ホントに黒山だったのね・・」と何度も思いました。ちなみにユーゴスラヴィヤも「南スラブ人の国」という意味なんですね。何で中国語名が南斯拉夫だったのか理解した次第です。
2007/12/4(火) 午後 6:29
美味しそうですね。フランス料理より美味しそう。
警官は気の利いた挨拶ですね。年の功かな・・。
2007/12/4(火) 午後 11:51 [ kumasama7 ]
くまさん、北京にいても思いますが、一番オイシイものは家庭にあるような気がします!警官さん、リッパなお腹のおじさまでした。なるほど、年の功かも?
2007/12/5(水) 午前 2:15
アドリア海かあ〜、まだ見たことないので、行ってみたい!
2007/12/5(水) 午後 11:14
JASONさん、アドリア海沿岸も、クロアチア側は総じて物価が高いそうなので、モンテネグロ側がおすすめですヨ。夏は「芋の子」状態みたいなんですけど。
2007/12/6(木) 午前 2:38
サンドウィッチがおいしそう・・・ハムって、生ハムですか?いやだ〜、お腹すいてきます!
2007/12/6(木) 午前 11:38
ゆかりさん、ハムは「モンテネグロ産生ハム」です。生ハムはモンテネグロのものがいいのだそうです。北京に帰って、早速再現しようとしましたが、ペランペランで透けてるのが5枚で30元もしたので、やめました・・。
2007/12/6(木) 午後 5:41