丁未堂画室 Teibido Studio

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モンテネグロ斜め横断の巻

 
 この日は6時半起床。
 お宿のベランダから臨む、早朝のアドリア海です。


イメージ 1




2泊したヘルツェグ・ノヴィに別れを告げて、次の街へ移動します。

 朝から、荷物をまとめたり、身支度をしたり、いつもは多弁な友人とワタシも
 もくもくと出立の準備をしていましたら・・


 あらっ!ダレ?!このかわいいお客さんは!


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 お宿の飼い猫が、ナンカ楽しいことはないかと、訪ねて来てました。
 
 しばし、遊んだり、おやつを分けてやったり、かじられたり・・・
 満足したのか、飽きたのか、雨どい沿いに去っていきました。
 達者でな〜〜


 朝8時に、一階管理人さんのドアをノックして、鍵を返します。
 管理人さんは、リタイアしているとはいえ、元・早起き職業の漁師、
 朝8時には起きているだろうと勝手に想像していたら、まだお休みでした・・。

 5分ほど待たされて、ワインレッドのガウンを着た老漁師=管理人さんの登場。

 その瞬間まで、ワインレッドのガウンというものは、
 胸毛ワサワサな葉巻をくわえたスパイが着るものかと思っていました。

 ガタイのリッパな老漁師に、それはとてもお似合いでした。
 
 お部屋のチェックもせず、チェックアウト終了。


 
 バス停に向かって、静かな朝の浜辺を急ぎます。



 朝釣りを楽しむ老人と、
 釣り上がった瞬間どこからともなくニャーニャー言いながら現れたネコ。


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 さて、これはモンテネグロの地図。
 今から、赤いラインを移動します。


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 地図左下の「ヘルツェグ・ノヴィ」を出発し、コトル湾をくるっと廻って
 古い城砦の街・コトルへ。
 コトルを駆け足で見たあと、再びバスに乗り、古都・ツェティニェを通過して
 首都・ポドゴリツァへ。
 そして、ポドゴリツァで乗り換えて、
 ドゥルミトル国立公園の中にある標高2500mの山里・ザブリャックへ。

 ボドゴリツァからザブリャックへ行くバスは、
 日に2便(13時半発と15時発)しかないので、
 是非とも13時半発のに乗るべく、前半部分を急ぎます。


 コトル湾は、「世界で最も美しい25の湾」に選ばれており、
 入り江が入り組んだ湾内には、ほとんど波がなく、
 雲や切り立った山を、鏡のように映し出します。

 湾の真ん中には、15世紀に建てられた『岩礁のマリア』教会があり
 ご本尊(という言い方は正しいのか?)は
 15世紀に、とある漁師さんが発見した、この岩礁の上に漂着していたマリア像だそうです。
 このマリア像は、海で働く人々にとって大変霊験あらたかで、
 モンテネグロの航海関係者から絶大な信仰を集めているそうです。

 飛ばすバスの中から撮ったので、写真がゆがんでいますが・・


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 バスの窓ガラスも汚れていたので、がんばって撮ってもイマイチぼんやり。
 コトル湾の美しさが伝わりますでしょうか・・
 ああ、バスを降りてしみじみ鑑賞したい・・けど今回は時間の都合上ガマンです。


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 乗ったバスは、ヘルツェグ・ノヴィからコトルへお勤めに行く人たちの通勤バスで、
 乗客は皆オトモダチらしく、バスはタクシーのようにこまめに停まって乗客を拾い
 誰か乗ってくるたびに、全員と握手しています。

 ほのぼのです。

 1時間も過ぎると、バスはコトルの市街地へ入って参りました。
 ここで一旦バスを降り、2時間以内、ダッシュで観光します。
 ちなみに、コトルもユネスコの世界遺産に指定されています。

 
 これは、15世紀に建築された、オスマントルコ軍も破れなかった城砦です。
 頂上は教会です。
 登るには1時間半ほど必要とのこと。
 所々ちょっと傷んでいるのは、1979年に起きた大地震の跡だそうです。


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 こちらが旧市街です。
 港町として栄えた時代、お金持ち貿易商が建てたキレイなお館や
 正教会、カソリック両方のリッパな教会が建ち並んでいます。
 「小粒なドブロヴニク」といった風情です。


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 旧市街の背景は、さきほどの城壁が続きます。
 

イメージ 9





 そんな城壁を臨み、教会の鐘の音を聞きながら
 ゴーカな朝ごはんをよばれました。
 生ハムがウマー!


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 コトル旧市街の入り口は、青空市場です。
 往時は、船乗り達が持ち帰ったものを売る市場だったそうです。
 

 「牛です!」というカンジの牛皮を売るヒト。


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 色とりどりのドライフルーツ。
 着色したのではありませんよ!ホンモノの色です。
 最近北京では、ナカナカ「着色してないドライフルーツ」が買えないので
 おみやげに購入しましたが、自分でぺろりと片付けました。ほほほ。


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 そんな、朝ごはんだけ食べに来たようなコトルの町を後にして
 再び、ポドゴリツァに向けて出発です。

 アドリア海も見納めです。さようなら〜〜未練残して帰りきぬ。

 
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 こんな、雲に手が届きそうな峠を・・・


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 いくつも越えて、バスは進みます。


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 行きと同じく、こじんまりした古都・ツェティニェを通過し・・


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更にいくつもの峠を越えて・・


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 ポドゴリツァに13時過ぎに到着。
 これから、このベンツ印がついたミニバスで
 次の町・山里ザブリャックへ向かうのです。

 バスの車掌さんは、 
「山道は、とてもコンディションが悪く、普段車酔いしないヒトでも酔うから
 できるだけ前の方へ座れ」などと恐ろしいことを言います。

 バスは満員です。


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 最初は平坦な田舎道を走っていましたが・・


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 次第に、『アルプスの少女ハイジ』みたいな風景に変わり、
 道もグルグル道になってきました。


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 民家も何もない峠の真ん中で降りたおじいさん。
 ちょっとバスの方を振り返り、帽子に手をかけて運転手さんに挨拶しました。
 とっても粋でした。
 
 この先に村があるのかな・・?


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 この後、日が暮れて真っ暗になりました。

 バスはますますグネグネ道を走ります。



 17時過ぎに、ザブリャック到着。

 すっかり日がくれていましたが、満天の星です!!
 こんな降る様な満天の星は、見たことがありません。

 ここは、夏の避暑か、冬のスキーシーズン以外は閑古鳥らしく
 100件以上あるというホテルも、半分は休業中、
 ツーリストデスクさえ、閉まっています。

 何件か、営業中のホテルに価格を聞いて歩き、
 中でも、場所もよくて、受付も親切な
 国民宿舎のような、元・国営の古いホテルに決めました。
 一泊2食付です。

 ホテルの夕食まで時間があるので、荷物を下ろしたあと、
 友人お気に入りのカフェへ、ホットワインを飲みに行きました。


 ウマーー!!!


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 砂糖も、何も入らない、ただ温めただけのワインですが
 長いバス移動の一日を終えた五臓六腑にしみました。

 この一杯で、あっさりホットワイン好きになりました。
 今までワインに興味すらなかったくせに・・


 
 ザブリャックには、30世帯ほどしか住んでいません。

 ホテルのチェックインの時に、パスポートを出したので、
 ホットワインを飲み終えて、ホテルに戻ってくる頃には、
 すっかり有名人になっていました。



 次回に続きます!

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数々の心に染み入る写真の後に、ポッとだされたホットワイン。 ホッとしますね♪

2007/12/13(木) 午後 8:40 zhen0126

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素敵な写真ばかりですね〜
この猫ちゃんはずいぶん上品でお嬢様風ですね。
ホットワインはアルコールは残っているのですか?

2007/12/13(木) 午後 9:22 [ ]

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Zhenさん、おいしさにとってタイミングは大事ですよね。こういう飲み方するとおいしいのだ!と思いました。北京のタバコだらけのバーで飲むより、何倍もおいしかったです。

2007/12/13(木) 午後 10:26 丁未堂

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ひゅーのすけさん、アリガトウ!赤地に黄色いお花の首輪で大事にされてそうな猫でした。毛並みもつやっつや!ホットワインはアルコールも残っていました。エスプレッソの機械から「ぷしゅー!」とかって出てきてビックリでした。

2007/12/13(木) 午後 10:30 丁未堂

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旅の匂いがしますね。
自分も若ければあちこち行っただろうなぁ・・・。

2007/12/13(木) 午後 11:57 [ kumasama7 ]

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生ハム、美味しいですよね。
ワイン、お湯割りも大好きです。

ちまき

2007/12/14(金) 午前 0:22 [ zof*x ]

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友達が詳しいから色んな出会いが出来たんだね@^▽^@
思いっきり美味しい空気吸い込みたいな!!

2007/12/14(金) 午前 2:56 うじゃ太太

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くまさん、大人にしか出来ない旅も、またあると思います!

2007/12/14(金) 午前 3:07 丁未堂

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ちまきさん、ワインってお湯割りも出来るのですか?早速やってみます!

2007/12/14(金) 午前 3:08 丁未堂

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うじゃさん、場所を日本に置き換えた場合、どこで応戦できるかばかり考えていたよ。私も美味しい空気吸いたい!美味しい水よりご馳走よね。

2007/12/14(金) 午前 3:10 丁未堂

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ホットワインいいですね〜。旅先のお酒って なんだか好きになりますね〜。私も中国で チンタオビールが好きになりました。薄口?かもでしたが(笑) おじいさんの後ろ姿が なんとなく好きです。
全然見たこと無い街並 素敵ですね!

2007/12/14(金) 午後 2:26 Ben

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BENさん、ナルホロ〜旅先の思い出がセットになってるから、なおおいしく一層おいしく感じるのかもしれませんね!

2007/12/14(金) 午後 5:03 丁未堂

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人生の選択してきた感じですね。いいですねえ。
生ハムもおいしそうだし、コーヒーもかぐわしいし。
ところで、いつの時点で、「あーあ、北京に帰りたいなあ...」と思いましたか? それとも、ぜんぜん思わなかった??

2007/12/15(土) 午前 0:43 ペキネンシス

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ペキネンシスさん、鋭いこと仰います。自分が旅行すると、誰と行っても強化合宿みたいになってしまいます。よゆーのない生き方そのままなのかも。ちなみに、北京は特に恋しくなりませんでしたが、山で雨の中行軍したあと(次ページ参照)「熱々の麺が(お粥でも可)食べた〜〜い!!」と雪山に叫んでいました。

2007/12/15(土) 午後 5:20 丁未堂

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コトル湾の美しいです。地球は広いですね!

2007/12/15(土) 午後 6:04 koj*mik**uke

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みきすけさん、まっこと!それが分かるだけでも、旅はもうけものだと思います。

2007/12/16(日) 午前 0:48 丁未堂

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我家にあるワインを温めても多分美味しくないのでしょう。
長い道のりと風景とその空気で美味しさを味わえるのですね。

2007/12/16(日) 午後 6:27 hon**11

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ほんおじさん、そうなのです。あの感動をもう一度味わうために、同じシチュエーションを演出しても、きっと追いつかないと思います。旅マジックですネ。

2007/12/16(日) 午後 11:55 丁未堂

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アドリア海の写真、雪山の写真、どれもこれもいいですね〜
いってみた〜〜〜い!

2007/12/17(月) 午前 9:42 萩行理恵

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りえさん、機会があったらぜひ〜〜!!

2007/12/18(火) 午前 0:23 丁未堂

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