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昨日はインターハイの最終日を見てきました。
本当は日曜日も行きたかったのだけど、家の用事でどうしても難しかったので、何とか1日だけでもと、またまた主人に内緒で出かけてきました。
結果として、やっぱり行ってよかったと思います。とても楽しい大会でした。試合を見ながら、もう高校生の板井君を見ることはないんだとしみじみ思い、さみしい気持ちになりました。
私は織田君の高校時代の演技はジュニアワールドしか知らないのです。後にユーチューブなどで04年の全日本や、その前のJGPなどは見ることができましたが、そのため、高校生の織田君については、見たかったなあとは思うものの、あまり実感がありません。でも、郁也君については、中学3年生の頃にファンになり、高校時代は精いっぱい応援していましたら、やっぱり、感慨深いものがあります。それで、織田君のためのブログだけど、郁也君のことをちょっとだけ書かせてもらいました。
中学時代にしても、高校時代にしても、あるいはアマチュア時代という期間でくくっても、一人の選手を見ることのできる期間は限られています。だから、できるだけ見たい。見て、心に刻み込んでおきたいと改めて思いました。
そんなわけで、インハイ最終日の感想を書いてみようと思います。
前半途中までは少しメモを取りましたが、後半は演技に夢中になったのと、お仲間と一緒に見ていたのでおしゃべりをしたのとで記録がほとんどありません。年のせいであやしくなってきた記憶だけが頼りなので、少し間違った部分があるかもしれませんが、その辺はご了承ください。
まずは、最終滑走の6人から。
鈴木潤君(3位)
とても素晴らしい演技でした。一つだけ2回転になってしまったジャンプ(多分ループ)がありましたが、それ以外は完璧な演技だったと思います。最初からなんとなくやってくれそうな雰囲気で、それが、演技が進むにつれてますます集中力が出て来たように見えました。こういう演技を見られて、本当に嬉しかったです。これだけでも、見に来たかいがあったと思うような素敵なスケートでした。レベルはともかく、完成度という意味ではこの日一番の演技だったのではないでしょうか。私と友人はスタオベをしたのですが、関係者の方から、「嬉しかったので後ろ姿の写真を撮らせて頂きました」と言っていただき、ちょっとドキドキ。心のままにスタオベをしてよかったなあ。
野添紘介 (5位)
野添君といえば3A。他のことはともかく3Aが跳べるというのはすごいよねと友人と話していました。このフリーでは、コンボがきれいに入りました。2つ目のソロのほうは少しミスがありましたが、2つ3Aが入ったのは、刑事君と日野君、そして、野添君の3人だけです。大したものだと思います。そして、それ以外でも、いいジャンプを見せてくれました。表現という意味では、多分まだまだなのだろうと思いますが、それでもずいぶんうまくなってきたように思います。ステップの最後でツイズルをやった時、昔、ツイズルばかりやっていて、「ツイズルの野添君」と一部で呼ばれていたことを思い出しました。こんなにうまくなって…と思うと感慨もひとしおです。
田中刑事 (1位)
フリーはほぼ完ぺきだったと思います。3連のコンボの最後が1回転になってしまったのと、確かスピンで一つミスがあったような気がしたのですが、終わった時点でもう高い点数が出ることは分かっていました。213点とういう総合点には興奮しました。会場でも感嘆の声が広がっていたと思います。どちらかというと淡々と滑るスケーターだと思っていました。でも、いつの間にか、表現することにためらいが感じられなくなりました。国際大会に出続けていることが自信にもなり、また、学習にもなっているのでしょう。衣装が背広の上着を脱いだサラリーマン風に見えるせいか、一説には「26歳?」と言われる田中君ですが、笑顔はやっぱり高校生らしい、かわいいものでした。
川原星 (4位)
いい演技だったと思います、途中までは。勢いがあり、集中力もあって、トリプルアクセルは転倒したけれど、それ以外は見ていてとても気持ちがよかったのですが、2つ目のサルコウで転倒した後か、あるいはアクセルがシングルになってしまったあたりからか、少し集中力の糸が切れてしまったように見えました。特にストレートラインステップはほとんど力が感じられませんでした。最後のスピンでもミスをしたと思います。たぶん気持ちの立て直しが上手にできなかったのだろうと思いますが、結果は、わずか0.5ポイント差で潤君に逆転を許し、表彰台に乗ることができませんでした。後ほんの少し頑張れば3位だったのにと思うと星君にとっては悔しいことだろうと思いますが、偉そうなことを言わせてもらえるなら、いい勉強になったことだろうと思います。次にはミスをしてもなんとか最後まで気持ちを切らさないでいようという気持ちになってくれたら、星君のファンである私としては嬉しいなと思います。(もしかしたら転倒でどこか痛めたのかもしれません。もしそうだったら、ごめんなさい)
橋詰峻也 (6位)
とても楽しいスケートをする選手です。のびのび生き生きと滑っていて、見ている方も気持ちが浮き立つようでした。ただ、あまりにも滑り出しに力を入れてしまったせいか、どうも体力が続かなかったように思います。後半になってからのジャンプにミスが続き、サルコウでセカンドをつけることができずに、一つがコンボ扱いになってしまいました。コンボは3つとも入ったので、最後の2t2t2tのコンビネーションがノーカンになったはずです。それと最後のスピンはもうふらふらで、「駄目だね、きっと」と友人といい交わしていましたが、どうだったでしょうか。でも、とてもいいものを持っているので、体力をしっかりつけて、頑張ってほしいです。今後もまた見たいと思う選手です。
日野龍樹 (2位)
一言で言って、ミスの多い演技だったと思います。転倒が2つあったし、3Aの調子もあまりよくなかったように思いました。でも、良かったこともたくさんあります。全体的に一本調子で滑ることの多いように見える日野君ですが、その辺がだいぶ変わってきたように思います。もしかしたら、国際大会に出ていった時のPCSの低さに何か思う所があったのかな…なんて勝手に考えています。そして、ジャンプでギリギリこらえた着地が多いように思っていましたが、今回はそれも無く、3A以外はほとんどがかなりきれいな着氷だったのではないでしょうか。2回転倒したにもかかわらず、3位以下には大きな点差をつけての2位です。それだけの実力を身につけたのでしょう。この1年で大きく成長した選手の一人ではないでしょうか。演技が終わって最後に投げキスをしたのは、日野君じゃなかったかな?
第3グループ
和田由惟 (16位)
和田君も中学1年生から東京ブロックで何度も見ていた選手なので、思い入れがあります。ころころ転んでばかりいた中学生が、高校2年生になって、上手になったなあと見るたびに思っていたのですが、この日の演技はちょっとミスが目立ったようで、残念でした。前半は単なるミス、後半は体力がなくなってしまったのではないかと思います。足を上げるところで上がっていなかったように見えました。練習時間が取れなかったのかなあ。名門高校に通う高校2年生ですから、受験の準備で来年見られるかどうかちょっと心配です。来年がダメなら再来年、また由惟君の演技が見られますように。
佐藤洸彬 (8位)
佐藤君のプログラムはいつも楽しいです。彼を見ると、ちっちゃなノービス選手がカラフルなフリルでできた袖をつけてマンボを滑っていた姿が目に浮かびます。なんどそのことを書いたことでしょう。その頃から、楽しいスケートをするという姿勢は変わらずにあると思います。今回はミスの多い演技になりましたが、楽しさは十分伝わってきました。スピンで大きなミスがあり、ジャンプでの転倒もありました。途中で転倒した時に少し演技が止まったようになり、大丈夫かと心配しましたが、その後はちゃんと続けられたので、たぶん大丈夫だったのだろうと思います。後半のほうが演技としてはよくできていたと思います。ミスの割に点数も出ました。PCS52.60というのは3位の潤君よりも上で、やはり、彼の表現力が高く評価されたのだと思います。技術を伸ばして、今よりももっと多くの人に彼の演技を楽しんでもらえるようになるといいと思います。
木村真人(10位)
私の記憶では、全日本ジュニアの時にいい演技をしたという印象が残っています。その印象通り、確実でしっかりしたスケートを見せてくれました。後半に少しミスが重なってしまったのが残念ですが、体力をしっかりつけて最後まで滑りきれるようになったら、もっと上位にいけると思います。真面目さが伝わってくるような滑りでした。
吉野晃平 (6位)
なかなか上位に来ないなあと思っていましたが、今回は6位になりました。しっかりとしたいい演技ができていたと思います。あくまでも私の印象ですけれど、吉野君はミスがあると、最後までしっかりと演技を続けないと感じていましたが、今回は、ミスがあってもほとんどその影響を感じさせないで、最後まで気持ちのいい演技を見せてくれました。音楽の大きさにふさわしい、豊かな内容の滑りだったと思います。このままの姿勢で続けられたらもっと上も狙えるのではないでしょうか。衣装もかっこよかったです。
渡部幸裕 (13位)
最初のジャンプがとても高くて、会場からも感嘆の声が上がりました。この頃は、距離の出るジャンプを跳ぶ選手が増えているように思いますが、彼のジャンプは比較的軸の細い、回転の速いジャンプなので、高さがあるととても見ごたえがあります。全体的に高いジャンプですが、今回は、着氷が乱れたり、パンクしてしまったり、少し安定しないのが残念でした。東日本ではかなりジャンプがよくて、成績もよかったので、ジャンプを安定することが大事かなと思います。
井上達成 (16位)
香椎高校の選手なので、私は初めて見る選手だと思います。流れの途切れない、安定した演技でした。難しい技があまりない性もあるでしょうが、ミスの目立たない、気持ちのいい演技でした。良く頑張ったと思います。
(その2に続く)
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