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■ぼくとガンダム
今でこそガノタな自分ですが、そんな自分がガンダムに嵌るきっかけとなったのが2000年8月に発売されたPS用ゲームソフト「SDガンダム GGENERATION-F」でした。
それまで、小学校の頃にはコミックボンボンを購読していた物の、(まあ、BB戦士とかは好きだったんですが、特に正規シリーズに関しては)それ程ガンダムという物には興味はありませんでした。
しかし、2000年の夏ごろに読んでいた月間Newtype付録のGジェネFの紹介本を見て、単純にシミュレーションゲームとして妙に興味をそそられ、プレイしたらしたらでとんでもなく深みに嵌ってしまい、今の自分が形成される事に・・・
幸か不幸か今の時代、CSという素晴らしいメディアがある物で、ANIMAX辺りを中心にシリーズを見続けるに連れ、今やすっかりガンダム無しでは生きていけなくなってしまった自分・・・
あれから6年・・・そんな「F」を継承したPSP用ゲームソフト「SDガンダム GGENERATION PORTABLE」が発売されたのでした・・・
■その間のGジェネシリーズ
「F」以降、主にPS2を主体としてシリーズを重ねていたGジェネシリーズでしたが、「NEO」ではグラフィックがフルポリゴンの3Dになった事により機体数は激減。
ついでにシナリオはオリジナルになってしまった上にイマイチな内容。
続く「SEED」も、種を中心にしたストーリーモードと、「NEO」に毛が生えた程度の内容。
こんなの誰も望んでない。望んでないのに・・・と思いつつプレイしていたのでした。
■ジェネポ
今回は媒体がPSPという事で。
PS2で売り出すのに2Dとなるとショボいと思われてしまう為か、ここん所はずっと3Dでやってたんですが、今回は携帯機なもんで、臆する事無く2D。
「F」のバージョンアップ版て感じでした。
登場機体数は1100体以上と文句なし。
「F」はディスクの入れ替えがメンドかったんですが、今回はUMD1枚。この点も良かったと思います。
ステージ数に関しては、「F」の約100ステージに比べると70ステージと減ってしまった物の、少なくとも「遊ぶ分」には十分。
ただね・・・
「F」であった作品の数作品が削られてます。これは痛い・・・
「クロスボーン・ガンダム」や「ガンダム・センチネル」の様にパイロットや機体が数種類登場しているのならまだしも、「G-UNIT」や「シルエットフォーミュラ」に関しては全くの未登場。
痛い、痛いよ・・・
ステージ数の振り分け方も何か間違ってる。
いくら最新のシリーズだからといって、「SEED DESTINY」に9ステージって。
あんなにストーリーがスカスカなシリーズに9ステージって・・・
ちなみに、無印SEEDも8ステージほどあり、種シリーズだけでかなりのステージ数が取られちゃってます。イタタタタ・・・
更にはデス種に関しては、オリジナル準拠のストーリーの為、後半4ステージでザフト軍を使っているかと思えばAA軍(もしくはオーブ)になり、またザフトかと思えばまたAA軍・・・と、訳の分からん事に。
結局、最後はキラでシンやらレイを落とすという事に・・・分かってたとは言え、やっぱり納得のいかないストーリー。悪いのは原作ですが。
この為、他の作品のシナリオ数がかなり絞られてます。
特に、自分の好きな「X」辺りが酷い事酷い事。
カリスが登場する話はカット(なのに最終話に普通に出てきてたりする)。
ダブルエックス強奪も、カトックが登場しないばかりか端折り過ぎてて、敵側に捕らえられていたガロードが何の苦労もなくいきなりダブルエックスに乗って登場する辺り、もうギャグでやってるとしか思えません。
ポケ戦なんかも、たった1ステージな上に「F」と同じくアルが未登場で、クリア後にバーニィが独り言を喋ってるシーン、誰に話しかけてるんだかがさっぱりです。嘘だと言ってよバーニィ。
そのほか、「ZZ」なんかは4話しかないし・・・容量の関係かもしれませんが、中途半端な感じが否めませんでした。
あと、同じく容量の関係と見られるのがセリフ大幅にカットされている点。
大半のキャラが一言二言のみ。セリフのないキャラも多数います。萎え・・・
■システム
基本的にはF準拠な物の、変わった点もちらほら。
・ユニットがレベル制に
ユニットにレベルが出来た事により、改造が自由に出来る様になりました。
Fでは攻撃力と防御力しか弄れませんでしたが、今回はHPとEN(エネルギー)もカスタマイズ出来る様に。
今回はENを軽減させるオプションパーツが殆どないので、特にENの改造が重要だったりします。
ていうか、どれもこれも燃費が悪い機体ばっかりなので、レベルが上がるまでが結構辛かったりする・・・
ついでにユニットの開発も、レベルによって数種類の開発パターンから選べるようになりました。
開発は楽しいけど、中にはかなりレベルを上げなきゃ開発出来ないのがあったりして、非常に面倒だったりする・・・
・ハロスコア
ハロスコアというポイントが登場。
これにより機体のレベルアップ時のボーナスポイントが変わるんですが、これが激しく面倒臭い。
最低ランクと最高ランクでは5倍の差があるんで、これによって強さに極端な差が出来てしまいます。
一種のやり込み要素用かもしれませんが、こんなシステムはこれっきりにして欲しい所。
・パイロットもレベル制に
ユニット同様、パイロットもレベル制になったんですが・・・
これも、ステータスの上昇値が固定じゃなくランダムなので、気になる人(自分みたいな)はソフトリセットとロードを繰り返す様な事に・・・
キャラクターによっては、アムロやシャアなんかは当然ながら全パラメーターがカンストしそうな勢いです。
意外な事に、シンがカンストする割にはキラはカンストしないってのが笑えます。ここへ来て主人公の威厳復活。
・マスターユニット
戦艦とは別に行動する替わりに毎ターンEN回復、更には範囲内の味方ユニットと最高7連攻撃を仕掛けるというバランスブレイカー。
大体2,3体で攻撃を仕掛ければ大抵の敵キャラは沈むものの、上記のハロポイントを挙げるためにはこの連続攻撃をなるべく多く仕掛けないといけなかったりする・・・
マスターユニット1体で戦艦1艦分の出撃枠が取られるし、これもあんまりいらない機能な感じ・・・
・シナリオ選択が1話毎に
Fでは一つのシリーズを選択したら、後はそのシリーズを制覇しない限り他のシリーズはプレイ出来なかったんですが、今回は1話クリア毎に他のシリーズも選択出来る様になってます。
これにより、各ステージの序盤の難易度が若干上がってる気がします。
まあ、最終的にはレベルが上がりまくった機体で敵を1撃で叩き伏せる消化作業の連続なんですがね・・・
・生産ユニット登録の変更
今までのシリーズでは、そのステージに登場するゲストユニットのレベルをACEまで上げることで、自軍の戦力として生産が出来る様な仕様だったのですが、今回からはステージクリアでそのステージに登場したゲストユニットを生産可能な仕様に。
弱いゲストキャラのレベルを上げなくても良くなったってのは良かったかも。
ただ、生産ユニットの登録数の上限がないので、生産時にどのユニットが探しにくいっていうちょっとした欠点もありますが・・・
■不満点
・大抵のシナリオの勝利条件が敵軍の全滅
これが非常に面倒。
シリーズの最終ステージ辺りになると、もうどうしようもない程の敵がうじゃうじゃと・・・
1ステージクリアするのに2,3時間は余裕で掛かります。辛い・・・
・微妙なロード時間
出撃自の自軍ユニットの選択時、自軍ユニットが戦艦から出撃したり帰還したりする時等、変な読み込みが発生。
UMDというメディア上の問題でしょうが・・・テンポを悪くするだけに非常に気になります。
・一部のBGMがショボい
特に、SEEDの「ストライク出撃」の音程の外し方には絶句。
チャラチャチャー、チャチャチャチャー、プッピーって感じで、ありえないアレンジです。
この曲のアレンジャー、耳がおかしいんじゃないの?
あと、FのBGMのまんまで良かったのに、変更されてしまった曲が多数あるのも残念。
特に・・・やっぱりXが。
ガロードのBGMは「DREAMS」のままでよかったのに・・・ティファのBGMは「Resolution」のままでよかったのに・・・
W勢はかなり優遇されてる感じなのに・・・ヒイロの「思春期を殺した少年の翼」はやっぱりカコイイ。
■ユニットに関して
一番気になっていた種シリーズのMSの強さですが、それ程強すぎという程でもなく、平成のガンダムシリーズとはバランスが取れている感じでした。
まあ、HPは若干多い感じもしますけど。
ただ、燃費が非常に悪い。これは今までと同じ仕様ですが、どれだけENのある機体だろうが、最大ENに対する武器の消費ENは大体一定、且つ戦艦に帰還した際のENの1ターンに回復する上限は決まっているので、結果的に最大ENの高い機体は効率が悪いです。
種シリーズの機体は大半がENがバカみたいに高いのばっかりなので、使い勝手がイマイチの様に思えました。
ミネルバ+デュートリオンビーム受信装置でENが全快出来る一部の機体はそれなりに良かった気もしますが。
あと、新規に描き起こされているグラフィックだけに、アニメーションが凄まじく描き込まれています。
Fまでに登場していた機体だと、全部Fからの使い回しなので、結構差が出てる感じ。
その他・・・
ゼロシステムの強化により、鬼神の如く強化されてしまったWゼロ・エピオン・Wゼロカスタム。
パイロットが強化されるシステムのはずなのに、攻撃力・防御力が+15て。更には反応と回避もアップって。やっぱりWは優遇され過ぎな気がします。
飛行能力を得た代償に、HPがかなり減らされて弱体化された∀。カワイソス。
ツインサテライトキャノンが強化された所で、やっぱり使えないダブルエックス。バスターライフルの威力が3100って弱すぎ。
ていうか、ツインサテライトキャノンがレオパルド・デストロイの全段発射より弱いってのが納得いかない。
その上、何故か削除されてしまったGファルコンDX他Gファルコンとの合体シリーズ。
シナリオ上ではパーラが「合体出来るんだぜ!」みたいな事を言ってるにも関わらず・・・酷過ぎ。
Fから削除された機体やパイロットですが、何故かデータとしてはソフト上に残っているらしく・・・
GファルコンDXとかアディン・バーネットとか、自分も確かめましたけど、確かに入ってます。
是非とも追加ディスクの発売を望みたい所・・・
■結局の所
滅茶苦茶期待していた割には、プレイすればする程にボロの出てくるソフトでした。
機体数・ステージ数が多くてやり応えはあるものの、成長システムがイマイチってのが一番痛いです。
ハロスコアとかどう考えてもいらねぇよなぁ・・・Fの改造システムをそのままHPとENにも適用するだけで良かったのに・・・
まあ、何だかんだ言って遊べるソフトではありますが。
ただ、Fと違って細かく原作を追っている訳じゃないんで、このゲームからガンダムオタクへと手を伸ばすのは難しいかと。
今回はコスト(金)の入手が厳しく、初心者向けって感じもしないし・・・
このシリーズのファンが、空いた時間にたま〜に遊ぶにはいいソフトかと思います。
きっちりとした続編か追加ディスクを作って欲しいなぁ・・・
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