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昨日、大学入試2次試験の合格発表が全国のほとんどの国公立大学でおこなわれた。自分が受けた大阪市立大学もそのひとつだ。
前期試験が終了してから10日たっての発表で、その間は学校に行って本を読んだり友達としゃべったりして過ごした。その中で、合格しているかいなかの緊張はほとんど感じなかったように思える。
しかし、昨日の麻になって、突然胃が小さくなった。そう、ジェットコースターがカタカタと音を立てながら上っていく時に感じるのと同じような感じだ。朝飯もバナナ一本と牛乳で済ませて、いつもどおり学校へ向かう。ここのところ、合格発表の掲示をやめる傾向のある国公立大学であるが、大阪市立大学はまだ続けているので、友達と一緒に見に行くつもりだ。
午前中はいつもどおり本を読んで過ごすが、何か落ち着かない。結局本を読むのを止めて窓から外を眺める。南海電車が颯爽と駆け抜けていくのをなんどみただろうか??
職員室前によって見ると、朝から速達で合否通知を行ったり、朝から合格者掲示を行っている大学の速報を手に入れた教師達が、合格者の名前を次々に外のホワイトボードに張り出し行く。大阪大学と神戸大学が張り出され始めたとき、皆から歓声が上がる。自分が所属する文系スーパー特進クラスのメンバーの名前が次々と出てくるのがわかった。前日、メールで『不安だ、不安だ』と言っていた人間の名前もあり、ほっと胸をなでおろす。さっそく携帯で合格おめでとうと送信してやる。
そのあとも次々と名前が張り出され、あっという間にホワイトボードが埋まってしまった。どうやら、大阪市立大学だけが午後からの発表のようだ。少しもどかしい気持ちを持ちながら、10日発表の東京大学や京都大学、大阪府立大学をうけた友達といろいろ話す。内容は『不安だ、不安だ』であるけど・・・。
13:00になり、友達の”S.H”と合流して一路大阪市立大学に向かう。来た甫真上樹から普通列車に乗り、羽衣駅でJR線に乗り換え、鳳に向かう。鳳から、3月14日でなくなってしまうJR難波行き関空快速に乗って三国ヶ丘へ、そして普通列車で杉本町まで行く。大学の敷地ないに入ると、同じように合格発表を見に来た人たちがいっぱいいだ。途中、ずっと合格したらどうするかを話し合っていた。緊張をほぐすためにしているのは、自分でもよくわかった。
発表開始は13:30で、自分たちはその2分前に着いた。まだ開放されていなくて、掲示板の25メートル前に人だかりができていた。立ち止まったところでゲートが開き、皆が掲示板に殺到する。自分も人ごみを掻き分け掻き分け進み、掲示板にたどり着く。自分が受けた経済学部は一番奥にあって、一旦後ろに周ってから近づく。同じ経済学部を受けた”S.H”も一緒についてくる。自分の番号を確認して、勇気を振り絞って掲示板を見ると、うえから4つ目に自分の番号があった。まずそれを認識するのに5秒、自分の合格を認識するのにさらに5秒、そしてそれが実際に頭に伝達されるのに2秒かかった。いままで思っていたほどに大きな喜びは感じなかった。
近づいて自分の番号を携帯でとろうとしたところで、アメフト部の人たちに捕まり、気づいたときには胴上げされていた。今までよくニュースとかで見た光景と同じことを今やられているのだ。これこそ勝利の美酒だと思いながら合格を実感した。
もどって”S.H”に結果を聞くと、彼は落ちていた。それから数秒の間口が開かなかったが、彼自身が来年頑張ると気丈な様子だったので、少し安心する。
これで受験戦争が終わったわけだが、なんとまああっけないことよ。
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