チェロの響きについて
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昨日、NHKBSの<名曲探偵アマデウス>で、シューベルトの<ピアノ五重奏曲イ長調>の回の再放送を見ました。その中で習ったことは、
1、第4楽章は歌曲「鱒」の旋律を取り入れた変奏曲だが、より華やかな曲想にするために変ニ長調をイ長調に変えているということ。
2、普通のピアノ五重奏曲はヴァイオリン2台、ビオラ、チェロの組み合わせだが、この曲は、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスとなっています。
3、チェロを低音部で支える役目から解放し、主旋律を弾くパートも入っていますが、これは演奏旅行先のサロンで楽しくその地の人と合奏する際に、チェロの得意な伯爵に華を持たせるためという話も有るようです。チェロの藤森亮一さんがチェロの活躍の場が有って嬉しい曲だとコメントしていました。
4、変奏の中で、主旋律のビオラとチェロへの指示がピアノで、伴奏のピアノがフォルテになっているところが有って、その逆にした時の曲想との違いが示されましたが、曲の明るさが全く変わる事が判りました。
チェロの暖かい響きに触れると、バッハ<無伴奏チェロ組曲>を聴きたくなります。世に名高いパブロ・カザルスの録音はモノラルなので、私は向山佳絵子さんのアルバムが好きです。女性らしい暖かい響きが有ります。
向山佳絵子さんは、藤森亮一さんと結婚して、中学生の2人の男の子の逞しいお母さんになっています。室内楽のコンサートのメンバーとして演奏している時に、インターミッションで鑑賞に来られていたお父さんと話をしている子供達の姿を見かけたことも有りました。
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