幾つになっても誕生日
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わが家のADSL回線が途絶えたりルーターが不調になるとPCを持って駆け込んでいた『便利カフェ』に営業危機とのうわさが流れ始めたのは去年の半ばごろ。 客が少なかったかといえば、決してそんなことはなかったと思います。 問題は客単価の安さと、回転の悪さだったと思います。 1杯2万ドンのコーヒーで2時間3時間と粘られるのも堪えるだろうし、4人掛けのテーブルにPCを置いてひとりが占領してしまいます。 たいてい2時間に4〜5本、たまには昼食のツナトーストを食べながらですから、上客ではなかったにせよ決して嫌がられる客ではなかったと振り返っています。 「歩いて3分、ここで(誕生)パーティーをする!」 そう宣言したのはいくつになっても誕生日がうれしいらしい家内でした。 今年の誕生日はテト直前とあって、さすがに懇意にしてもらっている『花屋のおっちゃん』もてんてこ舞いの忙しさ。 「花束は準備しておくから、取りに来てくれないか」 しばらくリフォームにかかりっきりで漫歩もしていなかったから、ちょうどいい機会と出かけました。 奥に写っている黄色の菊はテト用の花、花束には含まれておりません、念のため。 テトの記事でいろいろ交際費がかさむだろうと危惧していただいきましたから、これだけはわが原価を書いておきましょう。 アレンジ一束10万ドン、400円以下なんです。 テト前ということで生花の価格も2割がた値上がりしている中でも、です。 もしかしたら『花屋のおっちゃん』のサービスとお思いのあなた、親しくなっても商売は別ですからね、ベトナムでは。 リザーブは15名。 飛び入りの参加もあって、結果的には18名になりました。 『Sashimi』メニューもいろいろ。 もちろん予約時に料理は頼んでありますが、私の目的はこちらのほうに重きを置いていました。 マグロの赤身、トロはありません。 ほとんど冷凍にされて、大消費国に輸出されています。 某超大国と争っている海域は決して石油や天然ガスの埋蔵量が多いだけではなく、こうした海産物の豊かな海域でもあるのです。 サーモンのアボガド巻き、これも『Sashimi』の部類です。 洋風あり、ベトナム風あり。 フロアマネジャーに聞いたら、日本酒の持ち込みもシャンパンと同じ扱いで許可してくれるそうですから。 生バンド演奏の時間になりました。 ♪ハッピーバースデイ トゥ ユー♪ これ、いいじゃないですか。 わが席からも唱和、家内破顔。 音量は大きすぎず、好きな歌に耳を傾ければじゅうぶん聞き取れる絶妙さ。 浅川マキ風のおねいさんが歌うプロテストソングはなかなかのものでした。 マンネリ化したなんて書くと毎年お世話になっている和食レストランのオーナーさんに叱られそうですけど、かなり心が揺れています。 歩いて3分のバンド演奏付きか、長年のお付き合いを優先するか。 今年の誕生プレゼントは、左手首を痛めているから持たずに背負うもので。 本人は「若すぎるみたい」と、まだ使う気配のないのが残念。 |
