UNEPS国連緊急平和部隊の創設

ジェノサイドに即応する個人参加の「国連緊急平和部隊」創設提案

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写真は、先月実現したパキスタンでの地域限定の停戦合意の模様です。こうした停戦合意をアフガニスタン国内で目指すというイメージとして過去の記事を採用しました。


14日付けの日本経済新聞の社説『社説1 参院の誇り問い直す給油新法案の扱い(11/14)』の中で、このような記述がありました。

民主党の党内情勢も、この見方を補強する。前原誠司副代表は10日のテレビ番組で、人道復興支援に限って自衛隊を派遣するとの同党のアフガニスタン貢献策について「アフガニスタンの治安状況は悪い。警護がないと、なかなか(人道支援)活動はできない」と述べた。「対米協力という視点もない」とも語り、議論の余地が残っていると考える。

このような見解について、党の「アフガニスタン貢献策」の基本方針が何を意図しているのかについて、改めて説明したいと思います。

停戦合意の成立が大原則

まず、先ごろ党の部門会議で法案要綱が了承された「アフガニスタン復興支援等に関する特別措置法案」では、活動地域の選定について以下の2大原則を設けています。

(3)アフガニスタン復興支援活動は、アフガニスタンの領域のうち次に掲げる地域において実施するものとすること。

…篝鏐膂佞成立している地域
停戦合意が成立していないが、民間人への被害が生じないと認められる地域

これらの原則が前提としているのは、対案の基本方針として、なによりもまず停戦合意の形成を支援するということです。即ち日本政府が行う活動は、「停戦合意」獲得のための支援という第一段階と、「停戦合意」獲得後の復興支援活動の第二段階と、二段階に分かれています。そして、仮に第一段階で“確たる停戦合意”が得られなくても、地元政府などの確認により民間人(即ち、地元住人)への被害が生じておらず安全と認められる地域、たとえば先ごろ報じられた、アフガニスタン駐日大使による、北部州での復興支援活動に当たる非戦闘目的の自衛隊派遣の要請などにも、現地の治安状況の推移などを見極めつつ、派遣に応じること選択肢を排除しないという考え方です。

この「“確たる停戦合意”が得られない」場合というのは、「安全の保証が得られない」ことを意味しますが、だからといってまったく停戦の努力を怠っている地域に派遣するということではなく、停戦の努力を行ってはいるが“確たる合意”には達していない、しかし比較的安全と認められる地域にならば、派遣を検しうるということです。仮にそう認められた場合でも、その時々の状況に応じて政治的な判断を下すので自動的に派遣するわけではありません。

△離プションに基づき自衛隊の派遣を決定した場合は、装備や武器使用基準などを定めた新たな基本計画に基づいての派遣となります。この基本計画の中で、派遣地域のリスクレベルをグレードごとに細分化して評価してそのグレードに応じてあらかじめ定めた装備などで派遣したり、地元PMC(民間軍事会社)の警護をつけるなどして、派遣を実施するという形をとることができます。しかしこれらはすべて、その必要が認められる場合の措置であり、現地の治安状況に応じて臨機応変な派遣形態がとれるよう法整備を行ってゆくことになります。

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私は11月5日衆議院テロ対策特別委員会において伊勢崎氏が語っていた「美しい誤解」に大変共感を覚えました。議事録全部を上げることは不可能ですが、日本がNGOにODAを与えて現地に派遣したこと、武装解除交渉において日本が重大な役割を果たしてきたこと、給油活動をアフガンに「隠していた」ことなどが語られていました。ここに「ヒント」があるように思います。

2007/11/15(木) 午後 2:57 b_z*f*n_s*ij*_3 返信する

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イラクの時には、サマワが戦闘地域か非戦闘地域かという事で、民主党は戦闘地域であると主張していたくせに、今度は自民党と同じような事を言っていますね。ゲリラやテロリストとの戦闘においては、停戦合意なんてものは存在しないのです。民主党は非正規戦の意味を理解していません。アフガンに「民間人に被害が生じない地域」なんてものはありません。PMC=傭兵を雇うなんていうのは、最悪の考えです。

2007/11/15(木) 午後 4:16 [ プロイセンの騎士 ] 返信する

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「民間人に被害が生じない地域」がないならば、派遣しない迄です。そのための原則ですからね。PMC=傭兵を雇うというのも、派遣する場合の話です。つまり、派遣することが大前提にあるわけではないのです。和平が部分的にでも、一部地理的にでも成功すれば、そこから先はPKOの世界なのです。そうすれば、PKO法に基づいた派遣も可能になるのです。しかし、派遣が「最優先」でも「至上命題」でもないのです。そこを取り違えないでください。

犬塚事務所 勝見

2007/11/15(木) 午後 4:20 UNEPS 返信する

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不確実性が高いことをいとも簡単に基準にするのはどうなんでしょうか?

厳密なことを言えば、カンボジア派遣すらその停戦合意の履行が完全じゃ無かったですよね?

どこで、どう線引きするかは結構恣意的です。

停戦合意とは誰と誰の?

って事がまず問題ですね。

タリバーンと停戦が成立すれば・・・

どこのどのタリバーンですか?

そういう話になりますよきっと。

そこは、日本が国益や外圧により恣意的に判断するしかないでしょうね。

ハッキリ言って。

部族社会のアフガンにおいて、「タリバーン」と言ってみても、所詮、穏健派の原理主義派部族との話し合いや、懐柔された軍閥のことを「停戦合意」と言うことになってしまいそうです。

すべてが恣意的。部族社会と言う現実を取るのか、「国際社会」と言う建前を取るのか。

正直、今のうちに決めておくべきじゃありません?

2007/11/15(木) 午後 9:12 [ ぬくぬく ] 返信する

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ほう。ヌクさん、アフガン問題にはあかるいんですか。

大丈夫。そのために有識者(いわゆる評論家や権威ではないです)を集めて「タスクフォース」を組むんですから。餅は餅屋に。こちらは政策を立案するだけ。法案化もほかのチームが行います。素人は実現性の高いアイディアを提示しその検証をプロにお願いするのが関の山です。実際、要綱までできた今の段階では法案化プロセスにはもう私は関わらないんですよ。そういうものなんです。どうせなら、関わりたいですけどね。まだペーペーですから。。

犬塚事務所 勝見

2007/11/15(木) 午後 11:18 UNEPS 返信する

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(上)ヌクさん

実は最近、『アジアタイムズ・オンライン』でパキスタン支局長自らがタリバンを直接取材して書き上げている特集があります。同様の内容の記事を、パキスタン・オブザーバーなどもまとめており、真実味が帯びてきたある1つの兆候があります。それは、アフガニスタンのタリバン、パキスタンのタリバン、そしてアルカイダがある大いなる合意に達しイスラム首長国が近々誕生するというストーリーです。

http://www.atimes.com/atimes/South_Asia/IK14Df04.html

「交渉相手は少ないほどいい」─交渉を考える上での王道ですが、相手が“1つ”となると実は厄介です。煽ったり宥めたりする第三者、第四者くらいがいるほうが実は丁度よかったりする。けれども、アフガン政府が敵とみなしているタリバン勢力はついに長きにわたる内紛を経て、1つになろうとしています。この現在の状況を、アメリカや連合軍が歓迎するか、警戒しているか、その真意は見えません。

2007/11/16(金) 午前 9:38 UNEPS 返信する

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(下)ヌクさん
事態は非常に流動的で、この大同小異の動きも、いつまた散り散りに離散するかわかりません。慎重な見極めが必要であり、そのために必要なのは正確な情報です。素人判断で決めるのではなく、また現地調査だけで判断するのも危険です。必要なのはアフガニスタン内外を繋げる常設の情報ネットワーク。人権NGOなどと連携して独自の情報ネットワークを作り上げることです。まずはこの構築が急務となるでしょうね。ここは、有識者らの知恵を借りたいところです。

犬塚事務所 勝見

2007/11/16(金) 午前 9:39 UNEPS 返信する

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なるほろ〜

そろそろ担当部分は終了ですか。

政争の具になることが無いようお祈りしていますってか、楽しみに待ってる側ですけどね。

どこまで国会議員が外交を語れるのかを。

2007/11/16(金) 午後 8:58 [ ぬくぬく ] 返信する

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