名無し草

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62日目(経済)Letter from Mark Zuckerberg

2/1に株式上場予定のFacebookがついにSEC(アメリカ証券委員会)に株式上場の申請を行った。その時同時に提出され公開されたのがタイトルにあるマーク・ザッカーバーグ氏の手紙だ。創業理由をはじめ、彼自身の考えが非常に平易な表現と共に語られている。原文と翻訳との両方を読んだが、印象に残った言葉をあえて原文のまま紹介したい。ここで紹介するのはいわゆる企業理念にあたるものだ。

Move Fast

Moving fast enables us to build more things and learn faster. However, as most companies grow, they slow down too much because they’re more afraid of making mistakes than they are of losing opportunities by moving too slowly. We have a saying: “Move fast and break things.” The idea is that if you never break anything, you’re probably not moving fast enough.

Be Bold

Building great things means taking risks. This can be scary and prevents most companies from doing the bold things they should. However, in a world that’s changing so quickly, you’re guaranteed to fail if you don’t take any risks. We have another saying: “The riskiest thing is to take no risks.” We encourage everyone to make bold decisions, even if that means being wrong some of the time.

手紙の中では企業理念が5つ紹介してあるが、そのうちの2つをここで挙げさせていただいた。率直な感想として、おそらく日本で教育を受けた人間はこのような発想を持てないだろう。リスクを取らない大人を見て育ち、就職先に希望するのは公務員や大企業という安定思考を前提とした環境ではマーク・ザッカーバーグ氏のような人物は日本では生まれない。

だが日本人が本気になれば、マーク・ザッカーバーグ氏を超える逸材は必ず出現する。問題は教育のあり方と根本的な社会構造の改革だろう。“The riskiest thing is to take no risks.” “Move fast and break things.”といった言葉はいかにもアメリカ独自のプラグマティズムに基づいているが、この精神こそがアメリカという国を発展させ、様々な革新を繰り返しながら今日の科学技術の進歩を促してきたのではないだろうか。まったく同じようにはいかないかもしれないが、一定のルールは守るにしても、失敗を恐れず既存の概念を壊して次に進むことを恐れてはならないように思う。少なくとも就職したい先が「公務員(ただし消防・警察・自衛隊を除く。なぜならこれらの集団に所属しようと決意する者は命を担保にすることを前提に公務員という道を選んでいることになるから)」では、この国の将来はこのまま借金を膨らまし現在のギリシャをはじめその他のユーロ圏の二の舞いになるだろう。

先にも述べた通り、日本人が本気になれば、日本経済はすぐに息を吹き返すと私は思っている。日本のものづくりの技術は世界を驚嘆させるだけの技術を備えている。ものづくり産業では国内での技術の発展を推進し、一方でIT業界は必ずしもものづくりは国内で発展させなくてもよいのではないか、という議論を耳にし一見対立しているような様相ではあるものの、日本国内にこだわらなければならない分野は国内で継続すべきで、国外の方が合理的な分野は国外に拠点を移すなどの中道を取れば、産業構造のバランスが取れ、技術の保護と生産のバランスは保たれるのではないだろうか。ものづくり産業の側も、IT産業の側も、双方の主張をお互いがうまく取り入れながら双方がハードもソフトも発展させさせていくことを前向きに考え、日本の発展に尽力していただきたい。

翻って私はこのような意見を発信しつつ、私は思想、伝統、文化の視点で自分にできる最大限のことを言葉を通して今後も行っていきたいと思う。

「名無し草」を読んでいただきありがとうございます。

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