逃げ出すカエル、死んでいくカエル
|
2011、11、7(月)付 読売新聞「編集手帳」を読み解く
読解力を鍛えるために読売新聞「編集手帳」を題材にして国語の設問を作りました。私たちは、新聞のコラムくらい一読すればわかると思っていますが、本当にわかっているのでしょうか?
まずは7日(月)付の「編集手帳」をお読みください。著作権の関係でコラム本文を転載することはできませんので、新聞か以下のウェブサイトでお読みください。
YOMIURI ONLINE(読売新聞) 11月7日付「編集手帳」
上の「ニュース速報 YOMIURI ONLINE」から7日(月)付の「編集手帳」を読むことができるのは本日から約2週間です。
この設問はできるかどうかを試すための“試験”ではなく、読解を深めるための設問です。設問をつくってそれに答える――意識的に問いを発してそれについて考える――ことによって読解と解釈を深めることができるのではないかと考えました。ではやってみましょう。
(問1) 「ゆでガエル現象」の例え話では熱湯とは何の比喩ですか。
(問2) 第3段落にある実験結果は「ゆでガエル現象」の例え話をどのように変化させるはずですか。
(問3) 第4、5段落において熱湯の中でカエルはどうなっていると筆者は述べていますか。
(問4) この文章に題名を付けなさい。
設問の答え
(問1) 危機
(問2) 少しずつ進む危機が見過ごされやすいというわけではない。
(問3) 大ガエルはいち早く逃げ出し、逃げ出す体力のない小ガエルは熱湯の中で死んでいく。
※ 「ゆでガエル現象」という例え話では、少しずつ進む環境の変化を危機だと認識できるかどうかということにアクセントがあるが、第4、5段落では危機だと知りつつも余力がなくて逃げ出せずにいるカエルを何とか助けられないかという観点からこの例え話を読み替えている。
(問4)
● 「逃げ出すカエル、死んでいくカエル」
|





