バッハ
「わが心の切なる願い」BWV727
きょうはバッハのオルガン曲を聴いています。
「わが心の切なる願い(心よりわれこがれ望む)」BWV727で、コラールの一節のみの短い楽曲です。
同じ旋律のコラールは『マタイ受難曲』に五回現れる、ハスラー作のいわゆる「受難コラール」として
よく知られているもの。演奏は近くに転がっていたヘルムート=ヴァルヒャの音盤から。
上声部(右手で奏される)よりも内声部(左手)と低声部の動きが割りに活発で、
本来の「うたもの」コラールと趣が異なる所に耳が引きつられます。
コラールの歌詞は(もちろんここではうたわれていません)死への憧憬を内容とします。
タイトルの「切なる願い」とは幸福な死(永遠の喜びでもある)を願うものです。
参考に資するため、以下にマリー=クレール=アランの『バッハ:オルガン作品全集』(ERATO, 17CDボックス、
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