バッハ『ヨハネ受難曲』(リヒターDVD盤)
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きょうは聖金曜日にちなんで、バッハの『ヨハネ受難曲』BWV245のDVDを鑑賞しています。 カール=リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団らによる演奏です。 リヒターの『ヨハネ』としては1964年に録音された有名な音盤がありますが、 本映像(ライヴではないようです)はそれに次ぐ二回目の録音となります(1970年)。 観た人ならば誰しもが音楽の映像作品としては物足りない作りだと思うでしょう。 何せ奏者を捉えた映像が少ないからです。多くは、教会に飾られた同じような絵画の映像だったり、 コラールの部分で中世風(?)書体の歌詞が映しだされる構成です。 コラールだけ歌詞を映し出すのは、聴き手がいっしょにうたえるようにしたものらしいです。 本演奏は教会で収録されているので、聴者があたかも教会の会衆の一人として参加していっしょにうたう ような雰囲気を醸成するために取られた演出なのでしょう。 演奏の方は、1964年の旧録とさほど劇的な変化があるようには思いません。 旧録では通奏低音にオルガンのみを用いていましたが、ここではチェンバロを用いています。 リヒター自身が奏でる重金属のようなモダン・チェンバロの響きには違和感を感じてしまいます。 ソリストは一新されており、福音史家はヘフリガーに代わってシュライヤー、 イエスはプライに代わってシュラムが受け持っています。 シュライヤーは美声で巧いですけど、「かたる」というよりは「うたう」印象を受けます。 福音史家としてはヘフリガーのほうが適役でしょうかね? まぁ、旧録CDを持っていれば十分でしょう。定価で買うほどのブツではないですね。 ボク自身、中古をオクで安く落としましたし。でも、何だかんだ言いながらリヒターによるバッハの受難曲は 感動的ですし、第15曲のコラール「誰があなたをうったのですか?」とか、最後の合唱とコラールでは涙せず にはいられないでしょう。リヒターのロマンティシズム、というよりはセンチメンタリズムが発揮されています。 また、35歳の若いシュライヤーのうたっている映像も見もの聴きものでしょう。 国内盤なので日本語の字幕が出るのはありがたいです。かなりくだいた「俗」な邦訳は分かりやすい。 『J.S.バッハ:ヨハネ受難曲』(Deutsche Grammophon〔UNITEL〕 UCBG 1153〔073 4112〕)
ペーター=シュライヤー(テノール、福音史家) エルンスト=ゲロルト=シュラム(バス、イエス) ジークムント=ニムスゲンルン(バス、ペトロ、ピラト) ヘレン=ドナート(ソプラノ) ユリア=ハマリ(アルト) ホルスト=R.ラウベンタール(テノール) キート=エンゲン(バス) ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団 指揮:カール=リヒター 演出:アルネ=アレンボム 収録:1970年9月1〜7日、ドイツ・ディーセン市クロスター教会 |


こんばんは。僕は「マタイ受難曲」の方のリヒターのDVDを買いました。独唱者、福音史家、合唱が出番のたびに画面に登場するのでCDで聴くよりもDVDで鑑賞した方が僕には分かりやすかったです。ただ真っ白で殺風景なスタジオが気になりました。
2009/4/11(土) 午前 1:47
こんばんは、です。『マタイ』のほうは未購入です。この『ヨハネ』に比べると相当見応えがあるようですね。でも、リヒターのナマの動きは見たことがなかったので新鮮でした。『ヨハネ』を観る限り、あまり激しい動きはしない人だったみたいですね。
2009/4/11(土) 午後 11:37
こんばんは。最近ユーチューブでリヒターの映像をたまに見るのですがなんか格好良いです。小難しそうな表情を変えずに演奏にまい進する姿が良いですよ。
2009/4/12(日) 午前 0:08
楽しそうな顔をしそうな人には思えませんね。「峻厳」が売りですから(笑)。
Youtubeですか、ギターものはたまに視聴しますが、バッハはしませんね。
リヒター、観てみます。ありがとうございました。
2009/4/12(日) 午後 11:01
お尋ねなのですが、「ヨハネ受難曲」で、ヘルマン・プライが歌唱しているDVDは、あるのでしょうか?ご存知でしたら、是非、お教え下さい。
2011/12/8(木) 午前 10:08 [ mv1*n0n*200* ]
お返事おくれて申し訳ないです。
ちょっと調べた限りでは、『ロ短調ミサ』はあるようですが、『ヨハネ』は
ないようですね。。。
2011/12/10(土) 午後 8:42