イスラエルも浅はかですよねぇ。
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イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区
への空爆について、国際社会は暴力の即時停止 要求では一致しているものの、非難を強める イスラム諸国に対し、欧米主要国の首脳が イスラエルの「自衛」に一定の理解を示すなど、 分裂の様相を示し始めている。 国連は鈍い反応にいらだちを強めている。
ヨルダンのアブドラ国王は29日、アメリカの
ブッシュ大統領に電話で「空爆を中止させる 国際的な努力が必要」と促した。 インドネシアのユドヨノ大統領は「平和が引き 裂かれている」と記者団に述べた。
30日はイラン、インド、韓国、日本など世界各地で
平和を求めるデモが行われた。
しかし、アメリカ国家安全保障会議(NSC)のジョンドロー
報道官は29日、空爆について「イスラエルの自己防衛に 必要な行動」と述べ、事態の責任はイスラム原理主義組織 ハマス側にあるとの見方を強調した。
27日にはアメリカのライス国務長官が、ガザでの暴力再燃はハマスの
責任だとする声明を発表した。
また、イギリスのブラウン首相は29日、イスラエルに強く自制を求める
一方で「イスラエルには、自国民を守らなければならない義務 がある」と理解を示した。
ドイツ政府によると、メルケル首相は28日のオルメルト・
イスラエル首相との電話会談で「事態の責任は一義的に ハマスにある」との見解で一致したという。
メルケル首相は「イスラエルが自国領を防衛するのは法的権利だ。
ハマスがロケット砲撃をやめれば、イスラエルは速やかに軍事行動 を終えることができる」と語ったという。
一方、アラブ連盟は来月2日に緊急首脳会議を開く方向で調整しているが、
サウジアラビアのサウド外相は29日、「影響力のある声明を出す条件が 整わない会議に出席する意味はない」と発言するなど、アラブ諸国には 無力感も漂っている。
国際社会の反応に国連はいらだっており、潘基文(バンギムン)国連
事務総長は29日の記者会見で、イスラエルの自衛権は認めるとしながらも、 空爆が「度を越したもの」との見方を示した。
そのうえで「周辺地域や国際社会の指導者は(事態収拾のため)十分
なことをしていない」と不満をもらした。
(12月30日21時23分配信 毎日新聞)
そりゃミサイル攻撃を行っているハマスに原因があるのかも
しれませんが、そもそもなぜこういう事になっているのかを さかのぼって考えると、一概にハマスばかりを責めることは 出来ないと思うのですけど。
どんな出来事もそれだけで存在しているわけではなく、必ず
原因があります。
パレスチナ問題はそもそもユダヤ人が元々住んでいた人々を
追い出してイスラエルを建国したことが根本原因であり、 パレスチナ人達はいわば「被害者」です。
その奪われた土地を取り戻すための行動なのですから、広い
意味でハマスの行動は「奪われた土地を取り戻すための正当な 権利」と言えるかも知れませんね。
それに今回の紛争ではあまりにもバランスが悪すぎます。
ハマスの攻撃ではイスラエル人1人しか死亡していないのに、 パレスチナ側は数百人規模です。 それも殆どが女性や子供などの一般市民だったりします。
これはあまりにも「やりすぎ」です。
数日前の産経新聞は、あまりにもイスラエルがやり過ぎると、
イスラエルとの共存を掲げるパレスチナ解放機構(PLO)の穏健派 「ファタハ」がパレスチナ人の支持を失い、イスラエルとの徹底 闘争を訴えるハマスがPLOの主導権を握ることになるだろうと書いています。
恐らく、このままではこの危惧が現実的になるのは確実でしょうね。
結局の所、イスラエルは一般人に被害を出すことで憎しみを倍増させて
テロリスト予備軍を育て、反イスラエル勢力が育つために水をやっているような モノです。
現在のイスラエルの言動はあまりにも近視眼的で配慮に欠けている
のではないでしょうかね。
しかし、バンギムン国連事務総長は無能も良いところですね。
そんなに国際社会の反応に不満があるのなら、自分がイスラエルなり、 パレスチナなりに飛び、個別に会談するなどの行動を起こすべきです。 |



