教育研修の内製化の実態は‥
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不況により企業での教育研修に関わるコスト削減も課題となっていますが、この程その実態を示す調査資料が示されました。 今月7日、組織・人事コンサルティングファームの株式会社アクティブ アンド カンパニーは、東京都内の企業経営者及び人事責任者・担当者に対して行った研修内製化に関するアンケート調査結果を発表しました。 それによりますと、まず企業規模に関わらず約3割の企業が8割以上の研修を内製化していることが分かりました。ただ従業員300名未満の企業においては、約4割の企業で内製化しているものの、内製化している研修の割合は全体の2割程度に留まっています。 また、研修内製化による効果については、従業員300名以上の企業で7割以上が「コスト削減」と回答しました。一方で、従業員300名未満の企業では、「コスト削減」と回答した企業は5割未満となっています。 そして、内製化による問題・課題としては、企業規模に関わらず6割以上の企業が「研修実施に手間や時間がかかる」ことを挙げました。従業員300名以上の企業は、従業員300名未満の企業に比べ、「新しい研修方法/考え方を亨受しにくい」、「市場トレンドに沿った研修を実施しにくい」という回答について10%以上高い結果も示されています。 こうしてみますと、教育研修の内製化が現実にも進められていることが分かりますが、半面課題も浮き彫りとなっており、特に中小企業では内製化の割合が少なくコスト削減も上手くいっていないケースが見られるようです。 企業で教育研修を行う場合、研修を定期的な行事として行う事自体が目的となってしまい、その本来あるべき教育効果が見失われて形骸化してしまうという光景がしばしば見受けられます。 こうした教育研修の形骸化が進みますと、この度の調査結果に挙げられたような問題が起こりやすくなりますし、さらには「やることが無くて困る」等といった不可思議な声すら聞かれるようになってしまいます。 本来教育研修の内製化とは、コスト削減以外にこうした研修の形骸化・陳腐化を防止し、業務遂行上実際に必要なものだけを実施していくこともまた狙いとされているはずです。 そうであるにも関わらず、何はともあれ研修をやる事自体が大前提とされているケースが少なくありません。これでは、研修が上手く立ち行かないのに加え、無駄な労力を使い過ぎていることにもなってしまいます。 企業といった集団組織では、何をやるにもその目的がしっかりと掲げられ、そして効果がきちんと図られ検証されなければなりません。それが出来ない、考えられないというのであれば、それこそコスト削減の為にやらない方がずっとましといえます。 まずは最初に掲げるべき研修目的の不明確さが失敗の原因となっていることが多いのではないでしょうか‥ 皆さんの職場でも、定例化した研修についてその狙いが何処にあって、どのように、そしてどの程度役にやっているのかについて今一度洗い直されることをお勧めしたいですね‥ *「ワークライフバランス」「セクハラ・パワハラ」等のテーマで分かり易く講演します!― 服部への講演依頼は「コエンズ」にて承ります
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