ケース・スタディ、予算と政策の相関関係
|
24年度予算、ここが見どころ(その2−②)
〜ケース・スタディ、予算と政策の相関関係〜
(承前)今年も同じような作業(市長査定)が今行なわれている最中ですが、現在編成中の3大経費(民生費、衛生費、教育費)の今年の見込みの数値を見ると、昨年と大分違った状況です。下の表3をご覧ください。
表3 23年予算と24年要求額の比較 (単位・百万)
衛生費は金額ではおおむね前年並み、民生費は 3.6%の伸びですが、教育費は 約12億の増額(+13.2%)で、衛生費とほぼ匹敵する額です。具体的な内容は判りませんが、これは恐らく昨年“没”になった計画の復活要求を含んだ数値ではないかと思われます。
注目すべき点はここからです。藤本市長の公約の第1は「文教都市づくり」ですが、12月議会での答弁などからみると、教育委員会のこれまでの路線と市長の考えているところには、やや乖離があるようです。この市長の“思い”なるものが、これから庁内でどのような議論を経てどのような査定となり、教育費がどのような予算に落ち着くか、そしてその使途はどのような実施計画となってくるのか、これが“政策と予算のリンク ”するところで、予算は数値で描いた政策に他ならないといわれる所以です。またこれによって、他の経費にどのような影響がでてくるかというところも目配りが必要です。
歳入でも、その他の歳出でも、これと同じように政策とその裏付けとなる予算のリンクするところを読むということは、これからの厳しい財政を考えれば、市長による“政策の選択と集中”を判断し評価するためには必要なことです。また議会が予算審議で、これらの諸点をどのように判断し、どのような議決をするか、そこが3月定例会の重要な“見どころ”でもあると思います。
このレポートで用いたすべての数字は、現在でも市のホームページでみることができるものばかりです。皆さんもtryしてみてはいかがでしょうか。(終)
記 本間
|







予算審査は議会傍聴をしても良く分からない。予算委員会を設立して議員、民間知識人、専門家等が審議できる事ができればいいですね、又予算は議会で提案者である市長が全体を分かり易く説明して欲しいと思います。
2012/1/23(月) 午後 10:04 [ 高垣 ]