釣りバカ親子の会話(その2)
良型チヌ16匹(↓)の釣行を終え、それに関する釣りバカ親子の会話です。 ==================================== 「良型のチヌが沢山釣れて、お父さん、プロやね。」 「確かにこれだけ数が釣れると、プロになったような錯覚になるな。」 「何で、こんなに数が釣れたの?」 「要因は4つあると思うな。 1つ目は、水深は5〜6mの浅場でも濁りがあったこと、 2つ目は、最初のポイント作りがよかったこと、 3つ目は、青海苔を入れたこと、 4つ目は、ここの釣り場は、どんどん乗っ込みチヌが入っていることかな。」 「最初のポイント作りは、いつもと違ったの?」 「基本的には、同じようなことをやっているけどな。違う点と言えば、リバースTドロップをやったことと、ここの釣り場で使われている生のオカラを使ったことかな。」 「リバースTドロップって何? 聞いたことないけど。」 「要は、Tの字の逆さま状にダンゴを投入する方法やな。カセに対して平行のラインと垂直のラインにダンゴを投入することや。」 「ダンゴはどんなダンゴを使ったの?」 「竿だし前のポイント作りのためのダンゴは、ここの釣り場で使われている生のオカラ(↓)をベースにしたダンゴを使ったな。竿だし後は、通常の市販のオカラベースのダンゴやわ。」 「あの生のオカラだね。」 「そうそう、あの生のオカラや。ここの釣り場は、この生のオカラで飼い慣らされているという話やしな。竿だし前に桶の八割ぐらいは、最初にこの生のオカラでマキエを包んで投入してポイントを作ったな。竿下には濃いダンゴ、すなわち、マキエが入ったダンゴ、そしてライン上には生のオカラだけを使うのや。」 「なるほどね。周辺のチヌを竿下に集めていくというイメージだね。なら、放射線状にダンゴを投入するっていうのも、いいじゃないの?」 「そうやな。放射線状という方法もあるな。その方法もたまにはやるけど、なんせこの生のオカラは桶1杯で600円と高いから、放射線状に撒くと、あっという間になくなるな。とにかく、竿下にはマキエが入った濃いダンゴと投入して、周辺には薄いダンゴを投入するというイメージや。やはり、最初のポイント作りが、いかに重要かっていうことを、回りの釣果を見ても、一目瞭然やわ。」 「さすが、お父さんだね。ところで、今回、青海苔を入れたの? 」 「今回は、青海苔を入れてみたわ。(↓) 「青海苔って効果あるの?」 「お父さんはあると思うな。でもな、青海苔を使う時は、重要なポイントが1つあるな。」 「重要なポイントって?」 「青海苔には、前も言ったけど、ジメチルスルフィド(DMS)やジメチルジスルフィド(DMDS)というイオウ系の物質が含まれていて、それらがチヌの嗅覚を刺激すると考えているけど、これらの物質は水に溶けにくいので、脂分の多い生きサナギミンチと併用することが重要かな。より好ましくは、生きサナギミンチとアミエビを併用することかな。この3つが揃うと、チヌの嗅覚を狂わせてしまうぐらい強力なニオイになると思うな。これで、完全にチヌにスイッチが入ったという感じかな、今回は。」 「3つを使うとなると、お金もかかるね。」 「ん〜、そうやな。金がかかるな。節約したいと思うなら、せめて、海水と馴染ませるような成分を添加する必要があるかな。例えば・・・・お酒を使うとか。」 「ん〜、お酒ね。お酒ならアルコールでチヌがよっちゃうかもね。」 「まあー、とにかく、青海苔の効果を引き出すためには、単独だけではダメって言うことかな。青海苔の成分をいかに海水に馴染ませてやるか、そういう一工夫が必要であるってことは、言うまでもないな。」 「今回、新しい穂先は試さなかったの?」 「よう聞いてくれたな。今回の釣行の目的に、あの10H号穂先のフィールドテストもあったんや(↓)。それでな、その穂先は、潮が速いときや風があると、当たりがとり辛くてな、釣行開始後の2時間と、時合い中の1時間に使ってみたけど、合わせるタイミングがなかなか難しかったわ。10号穂先だけで釣っていたら、おそらく20匹以上は釣れとったな。」 「10H号穂先は、10号穂先よりも先調子だよね。10H号穂先には、し点があるけど、10号穂先には、し点がないよね。」 「するどいな。その通りや。10号穂先は、し点がないから、食い込みもいいし、チヌに違和感を与えないのだろうな。ところが、10H号穂先は、し点があるため、チヌに違和感を与えやすいから、チヌがエサを吸うぐらいのタイミングで合わせないと、違和感を感じてチヌがエサを離してしまうだろうな。まあー、如何に吸い込み当たりを合わせるかが、勝負っていうところかな。」 「吸い込み当たりで合わせるなんて、難しいね。」 「確かに難しいな。相当の熟練が必要だろうな。まあー、それができれば名人かもな。し点があるのとないのと、どっちがいいと思う?」 「やはり、し点がない方が、いいと思うね」 「そう思うか。そうかもな。でも、理想の穂先って何が理想なのか、ようわからんけど、いろいろな穂先を作って試すことが重要かな。それだけでも、研究テーマの1つになるな。今回の釣行でつくづく感じたけど、いくらチヌがおっても穂先の調子1つで釣果が左右する訳だから、穂先は重要やな。いろんな穂先を持って行って、状況に応じて使い分けていくことが重要やろうな。今回は、たまたま、この穂先がこの釣り場の状況にマッチしただけかもしれんな。」 「着色した押し麦は入れなかったの?」 「そうそう、今回も入れたな。赤、黄、緑の3色や」(↓) 「お父さんもようやるね。」 「そりゃー、チヌを釣るよりも、そう言うことを考える方が好きやからな。性分だろうな。そうそう、この間、ブログのある方から、情報を頂いたけどな、緑の押し麦で釣果あげてるらしいぞ。その内容を読んでみると、お父さんのブログの内容を読んでる感じやったな。今のところ、白色よりも黄色、黄色よりも緑色がいいという内容になっているからな。でも、一人でも人のために役立てて貰えて嬉しいもんやな。でも、コメントを頂けると、もっと嬉しいけどな。まだ、この前の良型チヌ3匹の押し麦の話もブログに出してなかったな。早う記事にせんとな。」 「今回のチヌはきれいで、ニオイもいいね。このニオイは魚に脂があるという証拠だよね。」 「するどいな。さすが、戌年だけあって、ニオイには敏感やな。今回の多くのチヌは抱卵中のチヌやから、脂はのりのり、前回の年なしチヌよりも旨いかもな。」 「乗っ込みチヌが入ってきている感じだね。」 「そうそう、今はどんどんと乗っ込みチヌが入っている感じやな。とにかく、ポイントができれば、エサ取りのように釣れるぞ。お前でも良型チヌが10匹は釣れるかもな。」 「ええ!そんなに釣れるかな。」 「まあー、今回のようにうまくポイントができればの話だけどな。」 「ん〜、行きたいな。でも部活があるから、行けないよ〜。」 「まあ、部活をサボると退部やから、しっかりと部活に励みーや。」 ================================== ■関連記事 |





なるほど。
今まで青海苔をずーと入れていましたが、生きサナギミンチと一緒に入れたときには、チヌの活性がよかった。
入れなかったときは、まるであきませんでした。
気づきませんでした。
その違いですかねぇ。
なんかちょっと見えてきました。
2011/3/6(日) 午後 10:04 [ よしくん ]
よしくん、
気がついてよかったですね。
青海苔単独だけでは、効果がありませんので、
生きサナギミンチとの併用で必ずやって下さい。
ボラが寄れば、必ずチヌはいるはずです。
あとは、よしくんの腕次第でしょう。
2011/3/7(月) 午前 0:25 [ パグラス ]
なるほどですね。
勉強になりました。
清水はそちらからの方が近いですね。
私ところからだと、帰りが渋滞で3時間半はかかります。
でもこの時期に行ってみたいですね。
2011/3/7(月) 午後 0:31
基さん、
息子とのディスカッション、
参考になれば、幸いです。
3時間半ですか。
許容範囲だと思いますよ。
今回の釣行の帰りは、そんなもんでしたよ。
今がチャンス、釣行されてみては?
2011/3/7(月) 午後 11:00 [ パグラス ]
パグラスさん、こんちは!!母親の介護で忙しくて・・・
とても、勉強になりました。僕の、バイブルにさせて下さい!!
次回釣行に役立てたいと思います。
青海苔って、お好み焼きにかける青海苔?
2011/3/8(火) 午前 11:46
シュレックさん、
お母さんの介護、大変だと思いますが、
頑張って下さいね。
バイブルになるほど、参考になって嬉しいですね。
青海苔の件、そうです。
2011/3/9(水) 午前 0:11 [ パグラス ]
こんにちは、初めてコメントさせて頂きます。
2月頃貴殿のブログを拝見し、早速押し麦を着色して使ってみました。
色々試した結果緑の押し麦が一番気に入っております。
貴殿のブログを色々拝見していると、勉強になることが沢山書かれており非常に参考になります。
又お邪魔致しますのでよろしくお願い致します。
山本チヌ研究会会長
2011/4/17(日) 午後 2:40 [ 山本チヌ研究会 ]
山本チヌ研究会会長さん、
本ブログをご参考頂き、嬉しく思っております。
緑色の押し麦が一番気に入られている件、了解しました。
現在、着色押し麦を用いたチヌの嗜好性を評価しているところですが、
今のところ、緑がいいです。
最終評価は、緑vs赤で行う予定です。
会長さん、いつでもお越し頂き、気軽にコメ下さい。
お待ちしております!
初コメ、ありがとうございました。
2011/4/17(日) 午後 3:20 [ パグラス ]
ありがとうございます!
実は今、早速青海苔を買いに走っております!!( ゜∀゜)・∵.
23日に菅島で試して来ます。
2011/4/17(日) 午後 5:58 [ 山本チヌ研究会 ]
山本チヌ研究会会長さん、
青海苔を試されるようですね。
青海苔については、未だ研究中の段階です。
1つわからない懸念材料として、
ダンゴに含まれる成分によって
青海苔の有効成分がマスキングされるかもしれません。
そのことをご理解頂いた上で、使用してみて下さい。
大漁になることを、切に願っております。
2011/4/17(日) 午後 8:16 [ パグラス ]
なるほど!!
ならば、変に集魚剤を入れずにヌカ・砂・生サナギミンチ・アミエビ・青海苔というシンプルな団子で一度試してみるのも面白いかも知れませんね!?
アミエビ・サナギミンチ・ヌカだけでも、一定の集魚効果はあるように思われますからね!
以前若狭で紀州釣りしていた時、僕は配合餌やらアミエビ・ヌカ
と一通り入れてましたが、イマイチ釣果伸びず、
後からふらっとやってきた地元のおじさんが、
赤土とサナギ粉少々だけの撒き餌で、サシエは粒サナギのみで2時間
程の間に40オーバーを5〜6枚上げて帰って行かれました。
「ワシは毎日夕方来るから、高い餌は使わんよ!」っておっしゃってました。
2011/4/18(月) 午後 0:37 [ 山本チヌ研究会 ]
何度もスイマセン
青海苔が生サナギミンチの脂分と、馴染むようにする為には
先に、青海苔と生サナギミンチだけを入れて練った方が良いですかね??
2011/4/18(月) 午後 0:39 [ 山本チヌ研究会 ]
山本チヌ研究会会長さん、
ここだけの話ですが、
懸念しているダンゴは、ズバリ、ヌカベースのダンゴです。
これも推測の域を超えないので、
空想の世界で話をしますが、
ヌカには様々な有機物がふくまれておりますので、
ヌカに吸着又はマスキングされて、ニオイが拡散しないのではないかと
考えております。
お勧めは、ズバリ、オカラベースの「しろまる」です。
以前、「しろまる」の成分を解析したことがありますが(↓)、
http://blogs.yahoo.co.jp/tokusonryu/20546897.html
正確には、オカラベースではなく、粗灰分がベースです。
粗灰分がベースであれば、有効成分のマスキングが少ないのでは?
と考えております。
オカラベースで少量のヌカを加える分については、
まだ、許容範囲かもしれません。
仰る通りです。
ベースダンゴを調製してから、最後に青海苔と生きサナギミンチを練ったものを入れた方が
効果は高いと思われます。
以上、長くなりましたが、ご参考までに。
2011/4/19(火) 午前 0:52 [ パグラス ]
ご回答ありがとうございます。
しろまるにして、生ミンチと混ぜてみます。
2011/4/20(水) 午後 7:46 [ 山本チヌ研究会 ]
こんばんは、いつも参考にさせて頂いております。
青海苔について質問なのですが、ニンニクとの相性については、どのように思われますか!?
最近私は、団子に『すりおろし生ニンニク』を配合しておりますが、もしかしたら青海苔と相性が悪いのでは?と考えております。
2011/5/6(金) 午後 11:05 [ 山本チヌ研究会 ]
山本チヌ研究会会長さん、
その件も、いずれは記事にしようかと思っておりましたが、
ほんの少しぐらいなら問題ないかもしれませんが、
大量に入れると、完全にマスキングされる可能性があります。
私の場合、青海苔を入れるか、ニンニクを入れるか
のどちらかにしております。
これも推測の域を超えませんが、
青海苔は、産卵を迎えるチヌに効果があり、
ニンニクは産卵後の荒食いや落ちの前の荒食いに有効だと考えております。
ご参考までに。
2011/5/6(金) 午後 11:39 [ パグラス ]
早速のお返事、ありがとうございます
次回は、しろまるをベースにしますので、青海苔でやってみます
2011/5/7(土) 午後 5:22 [ 山本チヌ研究会 ]