得々読書会026
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得々読書会026を開催しました。 参加者:12名(1名 所用により途中退席) *これまでの参加者延べ人数は最後に掲載 課題図書:『小沢主義(イズム)―志を持て、日本人』、集英社文庫、小沢一郎/著 次回開催日:平成22年4月9日(金曜日) 次回課題図書:『経営戦略を問いなおす』、ちくま新書、三品和広/著 今回は、幹事さんの選書理由の一つにも上がっていますが、 今もっともホットな政治家である「小沢一郎」という人物、 そして、「政治とは?国民生活とは?行政とは?地域とは?」がテーマでした。 当日のレジュメは、新たな形式…「質問形式」のレジュメでした。 その内容は、こちらです。 1 選書の理由 ・身近に「政治」を感じるようになりたいから。 ・今一番いろいろな意味でホットな政治家、小沢一郎の考えに触れたいから。 ・文庫化したので、値段が半額(500円)になったから。 ・ある人から政治家は「言っていることと、やっていることと、考えていることが違う」と言われたが、本当にそうなのか知りたいから。 ※今回は、私から参加者への質問形式のレジュメです。 2 本の概要 本編に入る前に・・・ Q 政治家 小沢一郎を 「好きか」「嫌いか」? Q その理由は? まえがき Q 「日本社会のモラルの喪失と教育の荒廃」とあるが、具体的に感じるか? Q 「政治は政治家だけが考えればいいものではない」とあるが、政治家以外の人は具体的には何をすべきか? 第1章 選挙の重さ Q 小沢一郎政治塾でさえ「政治家になるためにはどうすればよいか」「よい政治家になるための条件とは何か」などの質問が出るという。HOW TO本世代が多いからか?それとも、日本社会全体の問題か? Q 選挙運動について田中角栄からの教えにスペースを割いているが、そもそも「選挙」とは何か? Q 山梨県の政治家(衆議院議員、参議院議員、首長、県会議員、市町村議会議員)との接点はどのくらいあるか?<選挙の時と、それ以外の時の差は?> Q 公職選挙法の改正(戸別訪問の解禁)を訴えているが、賛成か? Q 「日本のマスコミが政治を矮小化し、『どぶ板選挙』などを汚いもののごとく扱っている」とある が、そう感じるか? Q イギリスでは選挙区回りは「民主主義のコスト」とあるが、日本の政治家のどれくらいがそう捉えていると思うか? 第2章 政治不在の国・日本 Q 「政治とは生活である」とあるが、この言葉をすぐに理解できるか? Q 「戦後の日本はずっと政治不在」とあるが、なぜそうだったのか? Q 「政策論争不在が日本をダメにした」とあるが、「和を以て貴しとなす」でもよくないか? 第3章 「お上意識」からの脱却 Q 高いモラルとチェック機関が機能していれば「権力は腐敗する」とは限らないのではないか? Q 官僚には「今の時代のように制度や価値観が大きく変動している中にあって、適切な政策立案ができるわけもない」とあるが、それは政治家も同じではないか? Q 「民主主義のセンス」とは何か? Q グランドキャニオンの事例は、日本でも導入した方がよいと思うか? 第4章 リーダーの条件 Q 「何かを選択するということは、何かを捨てるということ」とあるが、今の日本の政治家にこれができるか?できるとすれば「何を」捨てるのか? Q マスコミと政治のベストな関係はどのようなものか? Q 日本の社会は、本当にリーダーが現われることを期待しているのか?<それほど政治に期待しているか?> 第5章 二十一世紀、日本の外交 Q 外交とは、本来どのようなものか?<世界における日本の地位を高めるためのものか、諸外国と仲良くするためのものか、日本経済を強くするためのものか?> 第6章 日本復活は教育から Q 「日本社会のモラル喪失は、『教育の崩壊』に原因がある」とあるが、本当にそうか? Q 「親が子どもに伝えなければならないのは、『自立せよ』とのメッセージ」とあるが、そうか?<私たちは、そう伝えられてないのではないか?> 3 全体の感想 読書会の課題図書として適切かどうかと問われると自信はないが、政治を身近に考え、他人事ではなく「ジブンゴト」とするためには必要な本なのではないかと思う。本書の中で「選挙」の重みと「政治」の不在、「官僚主導」の弊害が繰り返し述べられているが、ここで言う「官僚」は旧態依然としたそれであり、私たちがめざす姿ではない。 政治と行政、民間がほどよい緊張関係のなかにあり、相互に連携しつつ「地域」をつくりあげていく仕組み(システム)を構築する必要がある。そのためにこうした本を読み、こうした会を継続し、めざす姿に向かってジブンゴトとして行動を続けるしかないと思う。 最後に、私は小沢一郎のことは好きである。 レジュメの作り方、そして、何よりも幹事さんの進行のすばらしさにより、 議論は盛り上がりました! 参加者から語られたキーワードは… ・格好いい政治家とは… ビジョンが明確なこと。 だからこそ、政治家にはビジョンを示して、行動を望む。 ・いまの政治は目的と手段が逆転しているのではないか。 ・(政治に関わった経験から) 政治家に身近な人間でさえも、その政治家のビジョンが不明なことがある。 ・市民活動から遠い存在の議員。 ・(インドでの見聞から) 選挙を楽しんでいた!その様子に驚き。 ・二人の人間がいたら、それが“政治”ではないか。 (同意・対立・話し合い・意思決定…) ・広義の政治、狭義の政治、政治といっても様々である。 ・今の政治は「政局」ばかり。 ・権力のチェックのあり方とは。 ・その国の政治は、その国の民族性の現れか? ・本質を問える人、それが政治家なのかもしれない。 ・リスク管理、そして「自立」「自己責任」 ・取捨選択・・・何を選び、何を捨てるか。(高齢者福祉に切り込む必要性) 今回も一冊の本をきっかけに、 議論の幅は、どんどん広がっていきました。 これまで政治といえば、(私個人としては)日々の報道と節目の投票でしたが、 その投票権(選挙権)すら棄権する人が多い、この日本とは… 生活と直結している「政治」を今まで以上に真剣に見て、聴いて、考え、 レジュメにもあったように、「ジブンゴト」として行動しようと感じた会でした。 --- *これまでの参加者延べ人数:215人 (最多は第14回(2009.03.16)の15人、最少は第18回(2009.07.03)の5人) (かねやん)
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今回の幹事です。皆さん、お疲れ様でした。そして、無限に広がる議論におつきあいくださり、ありがとうございました。
小沢一郎に関する議論よりも、やはり「社会」や「政治」を中心に議論がなされましたね。
来月も楽しみです!
2010/3/7(日) 午後 10:49 [ やおろく ]