得々読書会046
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得々読書会046を開催しました(H23.12.2)。 参加者:9名 *これまでの参加者延べ人数は最後に掲載 課題図書:『読むだけで絶対やめられる禁酒セラピー』、ムックセレクト、アレン・カー/著 次回開催日:平成24年1月20日(金曜日) 次回課題図書:『パンツをはいたサル』、カッパサイエンス・現代書館、栗本慎一郎/著 今回は、「禁酒」がテーマでした。 レジュメの内容はこちら↓ 【選書の理由】 私はひょんなことからお酒を辞めました。禁酒歴5ヶ月となります。とは言ってもこの本を読んで辞めたわけではありません。精神力や忍耐、我慢もしないある簡単なある方法を試しただけです。そこからこの本と出会い、この本の中にはどんな仕掛けがあるのかと興味を抱き選書しました。 お酒を辞めた私に周囲は口をそろえたように、「何をやらかしちゃったの?」「病気でドクターストップになったの?」「失恋でもしたの?」とネガティブな理由を想像して言います。どれも違うよと答えると「じゃあ、何で辞めるの?」「いつから飲めるの?」「もったいない」「楽しみを自ら何で捨てるの?」とたくさんの疑問を持って興味深く聞いてきます。それだけ私はお酒が好きな人というレッテルが貼られていることを感じました。そして、「よく辞められたね」「すごい精神力だね」「我慢によく耐えているね」「大したものだね」・・・と、ねぎらいの言葉をいただきます。 それだけ禁酒をすることは大変な我慢と努力と根性が必要なものだというドリンカー達の思いこみがあることを知りました。 そこで、禁酒について皆さんと語る機会にしたいと思います。 【目次構成】 1.お酒は簡単にコントロールできる 2.お酒の問題は実はシンプル 3.あなたはアルコール依存症? 4.食虫植物とハエ、お酒と人 5.お酒という名の牢獄 6.「幸福」という名の麻薬 7.あなたは洗脳されている 8.人間の体はすばらしいマシンだ 9.どうしてお酒の罠にかかったのか? 10.精神力でお酒はやめられない 11.飲酒に理由はない、あるのは言い訳だけ 12.舌が肥えたらお酒がおいしくなるのか? 13.お酒を飲むと勇気が出るか? 14.お酒を飲むと外向的になれるのか? 15.お酒を飲むと精神が安まるのか? 16.薬物依存症のしくみをしっかり理解しよう 17.お酒と食品の類似点 18.「依存しやすい性格」など存在しない 19.禁酒に精神力はいらない 20.「社交のためにお酒を飲む」という言い訳 21.お酒を飲むと楽しくなるか 22.完全にやめるべきか?節酒にするべきか? 23.「普通のドリンカー」は本当にラッキーなのか? 24.裸の王様―ワイン愛好家の悲哀 25.お酒という迷路を抜け出す正確な地図 26.簡単にお酒をやめる方法―16の決まりごと 27.最後の一杯を飲み干しましょう! ワンポイント知識1! 【催眠言語】 ミルトン・モデルと言われる催眠言語がこの本には無数に散りばめられている。 読み手側は知らず知らずのうちに潜在意識(無意識)にメッセージが刷り込まれていくように構成されている。 【ミルトンモデル】 NLP(神経言語プログラミング)のモデルであり催眠療法の第一人者として有名なミルトン・エリクソンの巧みな言葉遣いを分析・体系化したものです。ミルトンモデルは、言葉を意図的に曖昧に使います。それにより、聞き手は自分自身の内的な体験に当てはめてその言葉を解釈します。ミルトンモデルにのっとった言葉遣いを行うことで、表層意識の抵抗を受けずに潜在意識にダイレクトに働きかけることができ、無意識とリソースを活用することができます。ミルトン・モデルには、いくつかの体系化された言葉の使い方があります。 1. 前提 →会話の中に、いずれにせよ同意する内容を組み入れる 「こちらの商品とあちらの商品、どちらからご購入予定ですか?」 順番はいずれにせよ、購入する事になる。 2. 読心術 →相手の中にある気持ちを読んでいるかのように、話す。 「今すぐに、購入を決める事は難しいですよね」 今すぐでなければ、購入する。 3. 主体の省略 →主体を省略する事によって、意見を心の中で受け入れやすくする。 「優秀な方は、こういった事が得意なんですよ」 この言葉を聞いた人は、優秀な人になる為に、パフォーマンスを発揮する。 4. 因果関係 →「~だから…」というように、理由づけする事で説得力を増す事ができる。 「つらい時(調子の良い時)に始めれば、うまくいくはずだよ」 その時の状況を挙げる事によって、YESセットを得る事が出来、説得力が増す。 5. 異なるものの同一視 →異なるモノを同じ事として、結びつける事。YESが来る内容を最初に入れる事によって、本当に伝えたい事に対してNOという事が難しくなる。 「あなたがこの部署にいるという事は、みんなから必要とされているという事です」 みんなから必要とされているという自己重要感を与える事が出来る。 6. 普遍的数量詞 →「みんなが」、「すべて」というように普遍的なメッセージを相手に投げかける事ができるようになる。 「新入社員でこの部署に入る人は、みんなが優秀だよ」 相手に優秀だというメッセージを投げかける事ができるようになる。 7. 不特定の動詞・名詞 →不特定な語りかけをする事によって、相手の解釈に任せた働きかけが出来る。 「なんだか、雰囲気がよくなったよね」 具体的な内容に関わらず、嬉しい気持ちになる。 8. 叙法助動詞 →否定できない内容によって、YESを引き出しやすくなる。 「このチームは、さらに努力すれば業績を挙げる事ができる」 9. 引用 →第三者の言葉を引用する事によって、否定的な感情が出てきづらくなる。 10. 否定命令 →メッセージとは、逆の事を無意識に伝える。 「すぐに、申し込みをしないでください」申し込みする事のメッセージを伝える。 11.挿入命令 文章中に、相手への誘導を含んだ表現を埋め込む。命令口調を使わずに、相手の行動を促す方法。 「ゆっくりとリラックスしてかまいません」(リラックスしなさい) 先週お貸しした本を、返していただいても構いませんか?(返してください) 12.アナログマーキング 非言語の態度、ふるまいを使い、メッセージを強めたり、際立たせる。 13.ダブルバインド 相手に「選択の幻想」を与える。相手がどちらを選択しても、自分の意図の中に入ってる。 「デートに行くなら映画やショッピングがいい?それとも郊外にドライブがいい?」 ワンポイント知識2! さて、わが国には大量飲酒者やアルコール依存症の患者さんはどのくらいいるのでしょうか。 2003年に実施された全国成人に対する実態調査によると、飲酒日に60g(純アルコール量として)以上飲酒していた多量飲酒の人は860万人、アルコール依存症の疑いのある人は440万、治療の必要なアルコール依存症の患者さんは80万人いると推計されています1)。 臨床の場では、女性の社会進出および人口の高齢化を反映して、女性・高齢アルコール依存症者の増加が顕著です。高齢者の場合、定年退職後に依存症になるケースも多く、最近のベビーブーマーの大量退職がその増加に拍車をかけています。 【感想】 身近にある「お酒」。誰でも手軽にいつでもどこでも自分の意思で選択して頂けるドリンクについて、冷静に考える機会になりました。すべての責任は自分にあるということが大前提でみなお酒を楽しんでいます。だからこそ、今自分を振り返って「お酒を飲む」ということが自分にとってどんな肯定的意図があり、その意図はお酒でなくてはならないのかと考えてみるのも人生の中で一度くらいあってもいいと思いました。 さあ、みなさんはそれでもお酒を飲み続けますか?それとも・・・? 忘年会を兼ねての、読書会。 そこでのテーマが「禁酒」とは! 飲むに飲めない雰囲気満載!?の読書会で語られたキーワードは、こちら↓ ・飲酒する意図とは?
・自分とお酒のかかわりとは? ・飲みすぎが悪いのでは。 ・本気でやめたい人にとっては、この本は良いかも。 ・酒を生業にしている人にとっては、どうなのか。 ・飲食店へお酒を飲みに行くことは、飲食店に役に立っている感じがしている。 ・産業としてのお酒。 ・お酒をやめたら幸せになれるのか? ・酒は適量ならOK? ・仕事の区切りとしての酒。 ・習慣づけの怖さ。 ・ミルトンモデルについては、勉強になった。 ・お酒の場の空気感。 ・お酒の文化。 ・人間の脳は、言葉に支配されてしまう。 ・潜在意識を変えるための一冊。 ・やめたことによる効果。 --- *これまでの参加者延べ人数:369人 (最多は第37回(2011.02.04)の16人、最少は第18回(2009.07.03)の5人) (かねやん)
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