|
信じられない事だけれども、この日本での餓死者は年間700人を越える。死因に餓死として処理しなかったケースを含めれば1千人を大きく越えるだろうとのことだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?b=20120222-00000113-san-soci
このような惨事を未然に防ぐ社会システムとして民生委員があり民生委員(民生委員・児童委員)がいるのだが、実際には形だけのもので、ある種の名誉職になっている現状があると思われる。役所から提供された単身高齢者の家庭訪問が主体で、ひきこもりやニート、妊婦や介護家庭などの情報は殆ど提供されていないし、収集もしていない。民生委員は児童委員も兼ねているわけであり幅広く地域住民の実態を把握しなくてはならないのだが、自らの足での調査は殆ど行っていない。現実には活動の多くが形骸化されていて、社会システムの中で保護司と並んで動脈硬化現象を起こしていると私は考える。
これからの課題として、民生委員は三年間の任期の間に社会福祉士並みの知識を見につけ、地域の中から社会弱者を見つけ出す能力やノウハウを蓄積するシステムをつくるべきであろうと思う。
以下に民生委員法を抜粋した。
第十四条 民生委員の職務は、次のとおりとする。
一 住民の生活状態を必要に応じ適切に把握しておくこと。
二 援助を必要とする者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように生活に関する相談に応じ、助言その他の援助を行うこと。
三 援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うこと。
四 社会福祉を目的とする事業を経営する者又は社会福祉に関する活動を行う者と密接に連携し、その事業又は活動を支援すること。
五 社会福祉法 に定める福祉に関する事務所(以下「福祉事務所」という。)その他の関係行政機関の業務に協力すること。
2 民生委員は、前項の職務を行うほか、必要に応じて、住民の福祉の増進を図るための活動を行う。
|