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「雪もよい」ジャネット・デイリー

「雪もよい」ジャネット・デイリー 1983.5.20
結婚してまもなく、かねて娘の結婚に反対していた親から、学資として金を受け取った男は、黙ってブリジットのもとを去った。それから10年近い月日が流れた。雪もよいのある日、男は突然戻ってきて、ブリジットの家の近くに住み込んだ。自分を置いて去った男への憎しみと思慕とにさいなまれブリジットは苦しい日々が始まる。ブリジットの一人娘はいつの間にか男と知り合いになっていた。ついに、自分の気持ちを確かめようと決心して、ブリジットは初めて男の住居を訪れる。そこブリジットの知らない過去の事実が男の口から告げられた。

「雪もよい」は今にも雪の降りそうな空模様のことだそうですが、私は「雪も良い」と勝手に思い込んでいました。物を知らないということはある意味すごいかも。この作品のヒロインは母親の干渉に負けて、母親の言い分を信じてしまったことで、ヒーローを失った。でも、ヒーローは突然ヒロインが他の男性と結婚したことを聞かされる。どちらも傷ついたのに、どうしてお互いに会って確かめ合わなかったのかしら…。自分の子どもの幸せを願わない親はいないけれど、過度に親が干渉したら、子どもはいつまでも自立できないんですよね。気をつけなければいけないですね。お互いに再会するのに10年もの月日を無駄にしたと思うとせつないです。

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「秘書は天職」ダイアナ・ハミルトン

「秘書は天職」ダイアナ・ハミルトン 1998.1.20
クレオは大手金融機関の頭取ジュードの個人秘書として働き、冷徹で気難しいと評判のボスから厚い信頼をよせられていた。だが、そんなクレオに卑劣な罠が突然襲いかかる。元ボーイフレンドが執拗につきまとい、彼女の弱みにつけこんで、大金を差し出すよう恐喝してきたのだ。心臓に持病のある叔父には、絶対に心労をかけられない。かといって亡父の遺産にはある条件がつけられているため、容易に手は出せない。せめて、あの条件さえ満たせれば……。悩んだ末、クレオはボスに訴えた。「私と結婚してほしいんです」

ヒロインが変な男に引っかかったのは仕方ないとしても、そんな関係をバラされても、叔父が心配して倒れる問い発想になるかしら?それほど愛情を感じている??脅迫されること自体あり得ないと思うのは私だけ??まぁ、そのせいで、ヒーローに結婚を申し込んだわけですけど…。ヒーローは自分の感情というものを本当に出さないのですね。お互いに誤解して、意地を張って冷たい態度を取り合うなんて、辛いですね。感情を表に出さないというのが上流社会では美徳なのかもしれないけれど、それって難しいですよね〜。そう、だから私は庶民なのね!?

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ウエディング・ストーリー 2005

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ウエディング・ストーリー 2005 愛は永遠に― 2005.9.20
「薬指の契約」ペニー・ジョーダン
社長マシューに呼びだされたハリエットは、親友であり同僚でもあるベンとの関係について問いつめられた。どうやら彼女とベン、そしてベンの恋人との三角関係が、社内で噂になっているらしい。ハリエットは即座に否定するが、マシューはいっこうに納得しない。ついには、このままでは仕事にも影響が出ると言い、信じがたい解決策を提案する。

ヒロインが報われない恋をしていると思い込んでいるヒーロー。ヒーローのことを意識しているけれど、自分に好意を持っているなどとは夢にも思わないヒロイン。男女の友情は成り立つとは思うけれど、自分の恋人が異性の友人と親友だといって付き合っていたら、ちょっと妬けるかもね。

「ドクターにキスを」ベティ・ニールズ
大雪で立ち往生した一組の男女が、フィリーの住む牧師館にやってきた。偶然にも彼らは、先日道に迷っているところをフィリーが助けたふたり連れ。ハンサムで笑顔のすてきなジェームズに彼女はひそかに強く惹かれたが、彼は都会に住む名高い医師。一方のフィリーはただの田舎娘だ。何より彼の隣にはいつも、完璧なまでに美しい婚約者がいた。

愛のない婚約をしていたヒーローが出会ったのは心の美しいヒロインでしたが、自分の気持ちに気づくのにかなり時間がかかったですね。それに、ヒーローの婚約者の意地悪なこと!見る目のないヒーローでしたねぇ。周りの人たちはみんなわかっていたというのにね。でも、最後にハッキリ言えてすっきり。

「ふたりの六週間」デビー・マッコーマー
過保護な母親のもと、窮屈な生活を強いられてきた音楽家のヒラリーは、初めてのひとり暮らしに心を躍らせていた。だが、引っ越した翌朝に異変が起きる。冷蔵庫の中の食料がなくなり、居間には見覚えのないバッグが置かれているのだ。困惑していると、突如体格のいい男性が現れ、怒りもあらわに言った。「ぼくの家で何をしているんだ?」

こんなことってあるのかしら?変な共同生活が始まるわけですが、真逆のヒーローとヒロインの衝突や口論が良くありそうな感じで笑ってしまいました。心惹かれる人と同居するとついそのままズルズルと同棲しそうですが、ヒーローはとっても真面目なんです。二人の生まれや育ちの違いを超えて、結ばれて、良かった。

これは季節本なのですが、この中の2作と他からの1作をくっつけて、「愛される花嫁に」というシングルタイトルで再販するようです。

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「ダークスーツを着た悪魔」サラ・モーガン

「ダークスーツを着た悪魔」サラ・モーガン 2012.5.20
「君の父親はどこにいる?」買収した会社に乗り込んできて、デイモンはポリーにいきなり切り出した。世間ではビジネス界の大物がなぜ小さな広告代理店に興味を持つのか、不思議がっているけれど、ポリーにはわかっていた。会社が乗っ取られたと知れば、雲隠れした父が連絡を取ると考えたのだ。でもデイモンの妹と駆け落ち中に、そんなことをするとは思えない。恋多き父は仕事など二の次で、いつも若い恋人に夢中だから。「本当に知らないの」妹を心配しすぎる彼も、過保護だと思うけど。それより、父の会社をこれからどうするかは今やデイモン次第だった。ポリーはともに働いてきた社員たちを守るため、立ちあがった。

ヒロインの父親は最低。会社をほったらかして自分の娘の友達と勝手にいなくなる無責任さが信じられない。子どもの頃から父親や義理の母親たちに振り回されて育ってきたヒロイン。こんな父親を愛せる??このヒロインは良い子で出来る子なのですが、誤解が誤解を生んで、ヒーローからは我儘な駄目な子だと思われているのです。でも、その誤解を解こうとはしないヒロインです。話が進むうちにヒロインの優秀さが明らかになっていって、ヒーローは誤解していたことに気づいていくのですが、なんかちょっとヒロインが出来すぎというか、良い子すぎな気がしたりして…。まぁ、面白かったかな…。ん〜。

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「愛が凍てつく前に」レベッカ・ウインターズ

「愛が凍てつく前に」レベッカ・ウインターズ 2012.5.20
ジャネットはクライアントのもとを訪れた際、ウェイド・ホルト――10年前に突然別れを告げて姿を消した元婚約者と再会した。今や大企業の辣腕社長となっている彼の冷酷な態度に衝撃を受け、ジャネットはその場から一目散に逃げ出した。翌週、ジャネットの職場を突きとめたウェイドが乗りこんできて、激しい敵意に満ちた声で吐き捨てるように言う。「僕に愛を誓いながら、君は平然とほかの男と結婚した悪女だ!」ジャネットはあっけにとられた。この人はなにを言っているの? あれからずっと私はだれともつき合わず、彼のことを思い出して涙で枕を濡らす夜もあるというのに……。

悪意のある嘘によって、別れてしまったヒーローとヒロイン。若かったヒーローは劣等感が一杯で、ヒロインの気持ちを信じることが出来なくて別れを選択してしまうのですが、ヒロインにとっては訳がわからないまま、別れを突きつけられ、捨てられたことで、10年経っても、新しい人生に踏みだすことが出来ずにいたのです。このヒーローってホントおバカです。その上、他の女性と結婚していたし。ヒロインが気の毒です。結婚後も嘘つき男のせいで、二人の仲は不安定になります。なんか、そんな人に二人が振り回されていることが情けないかも。人の気持ちは難しいですね…。

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