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2012年2月19日

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「火の鳥と幾千の夜を」リサ・クレイパス

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「火の鳥と幾千の夜を」リサ・クレイパス  2012.2.10ライムブックス
殺人罪で祖国ロシアを追われ、ロンドンへと亡命したニコラス公爵。7年の歳月が流れ、彼は生まれもっての美貌と桁外れの財力でロンドン社交界の女性を虜にしていた。しかしニコラスの心は誰にも揺らぐことはなかった。ただ一人、エマをのぞいては。ロシアの伝説の火の鳥のごとく真赤な髪をなびかせる彼女は、ストークハースト家の令嬢。出会った頃はまだおてんばだった少女も、いまや美しい大人の女性へと成長していた。彼女と結ばれることこそ運命―。エマと出逢った瞬間からそう信じ、ようやくその想いは実を結んだ。しかし、氷の心を持つことで過酷な人生を生き抜き、手段を選ばず欲しいものを手に入れてきた彼には、本当に手に入れたいエマの心も、愛し方さえもわからず…。暗い一族の歴史を背負う、冷酷なロシア貴公子が最後にたどりついた愛とは!?―。

前作の「眠り姫の気高き瞳に」でヒロインの命を執念深く狙っていたロシアの貴族が今回のヒーロー。ヒロインは前作のヒーローの娘で、二人の出会いはヒロインが13歳の頃、拷問で瀕死の重傷を負ってイギリスへ追放されたヒーローをヒロインの義母が介抱した時で、ヒーローはその時からヒロインの成長を待っていたのです。冷酷で人の心を持たないように描かれているのですが、ヒロインに対して愛情を持っていたから何が何でもヒロインを手に入れようとしたのではないでしょうか。それなのに、結婚してから隠し子が出てきたり、浮気をしたりとヒロインを傷つける最低のヒーローです。過去に戻されることによって改心し、素直に人を愛せるようになるのです。ちょっとありえないようなエピソードではありますが、それほど気にならなかったです。面白くて一気読みでした。歴史というか、運命によって引き裂かれる愛は多かったのでしょうね。それだからこそ余計に愛が深くなるのかもしれません。気になったのは、H&H外見。背が同じぐらいでヒーローの体重はヒロインの倍、どんな体形なの??美形なヒーローの想像が難しかった…だって、ロシア人ていったらプーチンが頭の中に出てくるんですもの。お話は良かったです。

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