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「愛の審判」ペニー・ジョーダン 1987.4.20
生前、著名な勅選弁護士サー・ジェラルドの愛人だった母は子どもを身ごもったまま巨額の手切れ金と引き替えに身を引いた。セリーナはそんな母の娘として幼いころから劣等感に悩み、自分を捨てて妻の子どもたちを選んだ父を憎んだ。そしていつか父との対面を果たそうと同じ法律の道を志した彼女はついに父の特別秘書になるという運命的な出会いを迎えた。だがセリーナの恐れと期待をよそに父は自分の娘とは気づかない。素性を隠したまま働き始めた彼女だったが、父の甥で若くして勅選弁護士の資格を得ているピアズだけはセリーナが何か隠していると疑っていた。
ペニー・ジョーダンの初期の作品を再読しています。
ヒロインの悲しい生い立ちと父親への想いを考えると本当にせつないです。いくら良い人だったとしても浮気して愛人に子どもを作って、その愛人に子どもとは会わないと約束させられてとはいえ、ヒロインからしてみれば捨てられたと感じるのは仕方のないことだと思います。それなのにヒロインは父親やその家族を憎むことなく、憧れと疎外感の中で見ているだけ…本当に可哀想でした。ヒーローは自分の思い通りにならないヒロインにひどい態度をとり続けるのです。ヒーローは愛情の表現の仕方を知らないのかしらって思うほど。ヒロインから愛を告白せず、ヒーローに求愛させれば良かったのにって思ってしまいました。昔の作品ですが、とっても良かった♡
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