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「約束はエメラルドの航路に」ジュリー・ガーウッド

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「約束はエメラルドの航路に」ジュリー・ガーウッド ヴィレッジブックス 2011.12.20
1816年ロンドン。セント・ジェイムズ侯爵ネイサンは今夜、妻をさらうはずだった―。14年前、国王の命により14歳で宿敵の娘サラと結婚したネイサン。花嫁はまだ4歳の幼子だった。以来一度も会っていないが、このまま後継ぎをもうけず契約が無効になれば、約束された契約金と土地は手に入らない。のぞまぬ誓いを果たすため、サラを強引に連れ去ろうと真夜中に邸に赴くと、窓からサラが降ってきた。あまりにも美しい女性に成長していた妻に目を奪われるも、彼女は邸を抜け出しどこかへ向かうところだった。あとをつけたネイサンは心ならずもサラの無謀な計画に巻きこまれることになり…。

「夜に招かれた守護天使」のヒロインの兄がヒーロー。かなり邪悪な父や叔父、夫の言いなりの母など最悪の環境で育ったのに良い子に育って、思った事をすぐに口にします。天然なヒロインです。子どもの頃の婚約を王子様が現れるようにヒーローが迎えに来てくれるのを待っているのです。可愛いです。ヒーローは無口で無骨な大男で、怖い外見とは裏腹に、ヒロインに対して優しい気持ちで接してくれます。でも、愛を決して口にすることはありません。最初はがっかりしていたヒロインですが、ヒーローの態度に愛情を感じて、毎日愛を伝えるのです。最後のあたりで、ヒーローが愛しているという言葉をヒロインが言ってくれないとぼそっと言うところが可愛い。自分の秘密をいつかヒロインに言わなくてはと思っているのに、ヒロインはちゃんと知っていたというオチは微笑ましかったです。良かったです。

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「バラが導く月夜の祈り」ジュリー・ガーウッド 

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「バラが導く月夜の祈り」ジュリー・ガーウッド ヴィレッジブックス 2011.8.20
クレイボーン家の三男で早撃ちの名手と知られているコールは、ある日目覚めると留置場にいた。身に覚えがないうえに、いつの間にか連邦保安官に任命されていたことを知らされたコールだったが、モンタナ準州を荒らしまわっている凶悪な銀行強盗を追うことを決意する。彼は捜査をすすめていくうち、事件現場にいたという清らかな瞳と魅惑の美貌の女性ジェシカと出会う。コールは彼女にひと目で心を奪われ、その純粋な優しさに惹かれていくが、目撃者であるジェシカの存在を知った強盗団の不穏な影は、着々と彼女にせまっていた…。

「バラの絆は遥かなる荒野に」から続く3作目。クレイボーン兄弟の早打ちの名手で罪深いほどハンサムなコールがヒーローです。彼のコンパスを盗んだと言われていた連邦保安官のダニエルも登場して、彼の恋のお話も並行して進みます。運命の人に出会えば、わかるのかもしれませんね。お互いに永遠の関係に興味ないと言いながら惹かれあってしまうのです。始まりが凄惨な強盗の場面からだったから、ロマンスっぽくなかったかも。この長さで2組の愛を描くにはちょっと無理があったのかしら。意外な結末でしたね。ヒロインより、その友人のほうがヒロインとしては好みのタイプだったです。面白かったのですが…。コールへの私の期待が大きすぎたのかな。

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「バラに捧げる三つの誓い」ジュリー・ガーウッド

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「バラに捧げる三つの誓い」ジュリー・ガーウッド ヴィレッジブックス 2011.4
ニューヨークで路上生活をしていた4人の少年は、ごみ溜めで拾った女の赤ん坊とともに家族として生き抜くことを誓い、西部を目指した。モンタナ準州の奥深くの土地に居をかまえた彼らの間には、血のつながった家族以上の強い絆が結ばれていった…。それから20年余り。末妹は伴侶を見つけ、出産間近。残る兄弟たちはそれぞれたくましい男性になり、独力で成功しているにもかかわらず、いまだ独り身の生活だ。そんな彼らに訪れた恋の気配は思わぬ波乱を巻き起こすことに―。

「バラの絆は遙かなる荒野に」の続編で、長男アダム、次男ダグラス、四男トラヴィスがママ・ローズの計らいで生涯の伴侶に出会う3つのお話です。西部開拓時代に西部に来るような女性ですからかなり気の強い頑固なヒロイン達です。正直、頑固過ぎてイライラしました。独身主義者のヒーロー達はなかなか自分の気持ちに気付かず、ヒロインを失いそうになります。でも、ヒロインたちはたくましい〜。アダムとヒロインは黒人同士のカップルで、ロマンス小説にはとっても珍しいし、この時代に西部に黒人の女性が一人で旅など出来たのか正直不思議でした。まだ差別は強かったでしょうからね。次作は三男のコールのお話でしょうね。連邦保安官はもしかしてコールと関係がある人かも。楽しみです。

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「広野に奏でる旋律」ジュリー ・ガーウッド

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「広野に奏でる旋律」ジュリー ・ガーウッド 2010.12.20 ヴィレッジブックス
夜空のような黒髪とすみれ色の瞳をもつイングランドの貴族の娘ゲイブリエル。そのまれにみる美しさは国中に知れ渡り、やがて王の勅命によりハイランド氏族のもとへ嫁ぐことになった。だが、結婚式を目前にひかえたある日、結婚相手が何者かに殺され、さらには彼女を狙う男たちの陰謀によってあらぬ疑いをかけられてしまう。追い込まれ、行き場をなくした彼女の前に現れたのは、獰猛な獅子と恐れられているマクヒュー氏族長のコルムだった。彼はゲイブリエルの無実を証明するために保護を申し出るが、それは彼女が獅子の花嫁になるということを意味していた―。

久々に文庫を読みました。やっぱりジュリー ・ガーウッドは良いですね。中世のハイランド地方を舞台にしたヒストリカルシリーズです。そして、ヒロインはイングランド人でヒーローはハイランドの氏族長という組み合わせです。勇気があって強いヒロインは美しさと領地を持っていることから強欲な男たちから狙われてしまいます。波乱の人生ですが、勇敢で男らしいヒーローの登場でヒロインは守られます。でも、ヒロインは従順な花嫁と言わけではないんですよね〜。「あなたのおっしゃるとおりにします」というくだりでは思わず笑ってしまいました。ヒロインも良いですけど、無骨ではあるけれど男らしさムンムンのヒーローもいいですわ。もう少し言葉もあるといいかな。

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「夜に招かれた守護天使」ジュリー ・ガーウッド 

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「夜に招かれた守護天使」ジュリー ・ガーウッド  ヴィレッジブックス
1815年のロンドン。ケインウッド侯爵は夜ごと港近くの酒場に出没しては、巷を賑せている海賊ペイガンの名を騙り、異母弟の復讐のため彼をおびきだそうとしていた。そんなある夜、燃えるような赤毛と見たこともないほどあざやかな緑の瞳をした美女が酒場に現れた。ジェイドと名乗るその女は殺人を目撃したために追われており、辱めを受けて殺されるぐらいなら、名高き義賊ペイガンの手で死にたいという。怯えている彼女を救うため、自らの正体を明かし自宅へ連れ帰ることにしたケイン。だが彼はまだ知らずにいた。ジェイドの本当の目的、そして真の姿を…。

ヒロインに最初からメロメロなヒーローです。ヒロインが何をしようと動じないというか翻弄されながらも、ヒロインをしっかりと捕まえています。愛していると何度もささやかれているのに、どうしてもヒロインは自分が捨てられてしまうという強迫観念から抜け出せない。信頼できないんですよね。でも、ヒーローはヒロインの不安をきちんと受け止めて、大きな気持ちで包んでいてとっても良いです。こんなに包容力のあるヒーローって久しぶりかも。登場人物もユニークな人たちが多いし、とっても楽しめました。読後ににんまりできるのもジュリー ・ガーウッドらしくて良かったです。これは「精霊が愛したプリンセス」に続くリージェンシーロマンス2作目だとか。次回はヒロインの兄がヒーローだそうです。楽しみです。

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