電験一種への挑戦

電験一種に合格後、今は技術士二次試験に挑戦中。子育て、木工DIYそして芝(KBG)に夢中!!

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今般の需給バランス逼迫への対応として、東京電力や東北電力ではガスタービン発電機の設置を進めています。

そのガスタービン発電機の特徴として、H23.5/23付けの電気新聞に良い記事が載っていましたので紹介します。(↓は概要を私なりにまとめたものです)


=====緊急設置電源 計画停電解消への戦略(下)============

○今回の速やかな追加電源の条件
 「送電線に送電余力がある」
 「設置可能なスペースが確保できる」
 「燃料インフラが整っている」
 →既設の火力発電所の空きスペースにガスエンジンやガスタービンを選択するのが有効。

○ガスタービンとは
  ガスタービンは燃料の燃焼エネルギーを直接、回転エネルギーに変換。上下のピストン運動に
 変換するガスエンジンと比較して大きな出力が得られる。(ジェットエンジンと同じ構造)

○ガスタービンの燃料
  LNGガスや都市ガスだけでなく、ケロシン(ジェット燃料)や軽油、石炭ガスも可能であり、
 燃料調達のリスクを軽減できる。

○ほかの特徴
  起動時間が短い、環境負荷が少ない、立地制約が少ない
 →点火から定格負荷まで数10分でありピーク負荷にあわせた運用がしやすい。
  ガスを燃料とした場合、NOx(窒素酸化物)やSOx(硫黄酸化物)を排出しない。(当然CO2は出す)
  水冷装置や脱硝装置が不要のためユニットはコンパクト。

○高効率化が可能
  蒸気タービンと組み合わせたコンバインドサイクルとした場合、60%以上の高効率も可能。

○欠点
  欠点がほとんどないように思われるガスタービンだが、外気温が高くなると空気密度が落ちる
 ため出力も低下するという弱点がある。東京電力は、フルに実力を発揮できる冬季を基準に認可
 出力の申請を行っているため、猛暑の環境下では報道発表したとおりの出力を出せない可能性が
 ある。(tomonia:どの程度かは不明?)
  また、高温高圧を受けるブレード(羽根)は2年程度で交換が必要。熱に強いニッケルを使っ
 ているが高価である。
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供給力の問題は最低限今夏ではありますが、おそらく現状では、今冬や来年の夏以降も完全な問題解消には難しいと思われます。

節電にも限界がある以上、そして計画停電や突発的な大規模停電に至ることがないよう、安定供給可能な電源の拡充が望まれます。






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