F1 test at Circuit de Catalunya 2012/3/2
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プレシーズン最後のバルセロナテスト2日目はロータスのロマン・グロージャンが再びトップに立ち、チームは先週失った時間を取り戻そうと生産的な一日を送った。
濃霧で走行開始が遅れたため、2日目のセッションは終わりに30分が追加された。グロージャンはそのセッション終了直前に1分22秒614のトップタイムをたたき出している。グロージャンのマシンはソフトタイヤで注目のタイムを残しており、作業終了までに120周を走破した。
グロージャンがタイムを更新するまでは、トロ・ロッソのジャン-エリック・ベルヌが昼休み直前にマークした1分23秒361が暫定のトップタイムだった。ベルヌのベストタイムもソフトタイヤ時のもので、スーパーソフトを使用した際にはターン8でストップしてしまい、この日6度目の赤旗の原因となった。一日を通して、赤旗は8回掲示されている。トロ・ロッソの問題はエンジンに関連するものであることが判明。深刻だった様子で、ベルヌは残り30分になるまでガレージから出て来ず、この日は31周を走るにとどまっている。
3番手はグロージャンのトップタイムから0.747秒遅れのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だった。ターン5にいた一握りのファンたちは、ランチ前にベッテルのマシンが急停止する珍しい光景を目にしている。ベッテルは午後にはコースに戻り、数時間後にミディアムタイヤで自己ベストを記録した。フェラーリのフェルナンド・アロンソがベッテルと0.086秒差で続く。F2012はこれまでの記録を上回る125周を消化し、初のレースシミュレーションも行った。
ヘイキ・コバライネンはケータハムのマシンが先週に残したタイムを2秒縮め、テスト期間で初めて新車のポテンシャルを見せている。コバライネンの1分23秒828は午前にスーパーソフトで計測したもので、昨年のスペインGP予選で自らが記録したタイムより1.6秒速い。CT01は明確な進歩の兆候を示しているようだ。
ザウバーの小林可夢偉はハイドロリックトラブルによって午後の走行が限られてしまったものの、73周を走って1分23秒836を刻み、6番手に入っている。可夢偉に次ぐ7番手につけたフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは、駆動系のトラブルでランチ後に赤旗を出し、午後を通してガレージにこもっていた。
8番手のミハエル・シューマッハ(メルセデス)にとっては難しい午前で、2回の赤旗の原因となっている。最初はターン8で止まった際のもので、2度目はターン5のグラベルに乗り上げるという目を引くものだった。シューマッハは79周して1分23秒987が最速タイムだった。
マクラーレンのルイス・ハミルトンも低調で、タイムは9番手に沈み、65周しか走っていない。マクラーレンには夜の間にさらなるアップグレードが届く見通しであり、週末にはメルボルンに向けた本当のペースが少しずつ見えてくることが期待される。
2人のドライバーにそれぞれ時間を割り当てたウィリアムズはパストール・マルドナドが午前に20周、ブルーノ・セナが午後に48周を走行。2人ともマルドナドが先週記録したタイムには届かず、ブルーノが1分24秒925、マルドナドが1分25秒801のタイムを残した。
【レッドブル】
セバスチャン・ベッテル
「霧のせいですごく厄介な一日で、何回も赤旗が出たからリズムに乗るのが難しかったんだ。僕ら自身もコースで止まっちゃったけど、問題ないよ。止まってしまうのはいいことじゃない。でも、マシンを戻して、大きな問題ではないことが分かった。すべてのプログラムを終わらせることはできなかったけど、いい方向に進んでいると思うな。僕にはもう一日あるし、これまでのテストはすごくいい感じだ。もちろん、パーフェクトではないさ。そんなことあり得ないんだから。でも、全体としてはマシンにとても満足している。多かれ少なかれ僕らが期待した通りだし、最初のレースに向けてこれから2日がまたいい日になればいいね。テストの最後の2日間は新しいものが持ち込まれてメルボルンでレースするマシンにとても近くなってくるから、すごく大切だよ。それがうまくいくか確認し、開幕戦までにまた小さな前進ができたらいいなと思っている」
【マクラーレン】
ルイス・ハミルトン
「今日はとにかくセットアップの日だったよ。いい一日だった。すごくたくさんのことを学んで、いくつかのことを改善できた。変更するために多くの中断時間があったから、距離は走っていない。僕らのマシンはセットアップ面で感覚が良くなっていて、まだ新しいエアロパッケージを使っていないから、これからの2日間でオーストラリアでのマシンがどんな感じかより見えてくると思う。でも、間違いなくコンペティティブなマシンを持っていると感じているよ。今年の冬季テストは去年よりいいね。何のトラブルもなかったし、多くの問題を解決してすごく快適に感じている。僕はメルボルンに向けて準備ができているよ」
【フェラーリ】
パット・フライ(テクニカルディレクター)
「使用済みのソフトとミディアムでシミュレーションを行っており、他のチームと比較してどの位置にいるのか理解するためにデータを詳しく分析しなければならない。第一印象では、スティント間の違いは異なる距離を走ったタイヤの通常の違いに起因するようだった。あるものには大きなデグラデーションがあり、他はそうでもないといった具合だ。最後の2日間にはさらに新しいコンポーネントを投入する予定で、最初のレースに向けてあらゆる配置からベストを探っていく。われわれは特にアグレッシブなエキゾーストシステムの構造から出発したものの、先週のテストを終え、このソリューションにはレースで使う前に多くの開発が必要であることが分かった。そのため、より標準的な構造を選んでいる。当然、この革新的なエキゾーストのコンセプトに合わせてマシンを開発してきたのであり、今はオーストラリアまでたった数日しかない状態ですべてを最適化しなおさなければならない。パフォーマンス面で2つのシステムに大きな違いはないが、すべてを詳しく分析する必要がある。われわれは妥当な形で来ていると言うことができると思う。われわれはいつでも、常に60kgの燃料を積んで周回していることを知りつつ、他の皆より0.5秒速くしようとトライするもの。明らかにやることはたくさんあるが、ただプッシュし続けるだけだ」
【メルセデス】
ミハエル・シューマッハ
「午前に作業をスタートしたときにはいくらか手を焼き、一部は僕のせいでもあった。午後も同じようなスタートになりそうだったんだ。でも、幸運にもセッションは好調になり、やりたいと思っていたすべてのテスト項目を達成したよ。だから、結果的にはポジティブな一日だったけど、他のチームと比べた位置づけについては後にならないと分からないね」
【ロータス】
ロマン・グロージャン
「マシンにとても満足で、ロングスティントの後のセッション終盤でさえ力強い走りができたのが素晴らしいよ。今日は僕にとっては久しぶりのレース距離を走り、とてもいい感触だった。間違いなく明日は首が少し痛いだろうけど、それ以外は問題ないよ! 今日の初めにはタイヤのデグラデーションで若干悩まされていた。でも、いくつかの変更をしたことでテストが進むに連れて良くなっていったね」
【フォース・インディア】
ニコ・ヒュルケンベルグ
「セットアップ作業と新しいタイヤでの走行で、いい感じで一日が始まった。でも、午後に作業の中断があって、距離が限られてしまったんだ。少しフラストレーションを感じているけど、これまでのところすごくいい冬を送っているし、心配することは何もないよ。メルボルンに出発する前にもう一日マシンに乗るので、その機会を最大限に活用してフルのレースシミュレーションをする予定だ」
【ザウバー】
小林可夢偉
「レースコンディションでのマシンとそのハンドリングにとても満足です。僕らは前回のテストと比べて改善したいと思っていて、はっきりとそれが果たせました。プログラムに含まれていたものすべてを終えることはできませんでしたが、補えると思います。まだ2日間のテストが残されていて、日曜日にもう一度マシンで作業するのがとても楽しみです。もちろん、ライバルと比較するにはあまりに早すぎますが、感触はいいです」
【トロ・ロッソ】
ジャン-エリック・ベルヌ
「周回数をこなせずに、満足とはいかない一日で僕の冬季テストが終わったのはもちろん残念だ。でも、昨日はたくさん走行したし、チームにはまだダニエル(リカルド)との2日のテストが残されている。だから、僕らは失った時間を取り戻すことができると思っているよ。今日は完全なる失敗というわけでもなく、午前にいくつかの有益なデータを集め、午後はさらにピットストップ練習をすることができた。ヘレス以来、シーズンに向けて僕ができる限り準備を整えられるよう、チームと僕はとてもハードに作業してきたよ。今はオーストラリアでチャンピオンシップが始まるときに、僕にとって初めてのグランプリに参加するのを楽しみにしているんだ」
【ウィリアムズ】
パストール・マルドナド
「僕らの今日の主眼はピットストップ練習だった。実際のレースになる前にしておくことが大切だ。クリーンで速いピットストップを達成するには、チームとドライバーの両方の要素がかかわってくる。僕としては、マシンをピットボックスに正確に入れ、うまく出発し、クリーンなイン・アンド・アウトラップを確実にしなければならない。こういった部分で改善するために、僕らはたくさんのいろいろなことを試したよ」
ブルーノ・セナ
「今日の午後はチームとしてのピットストップのパフォーマンスを理解するためにたくさん練習ができて素晴らしかった。高速道路で走るような時速100kmというスピードで入ってきて、マシンちょうどの大きさしかないスペースに飛び込むんだから、練習はすごく大切だよ。多くの機会があるし、ピットストップでレースが決まることもあるんだ。僕らはすごくパフォーマンスを上げることができたと思う。レースでピットストップをして、プレッシャーの中で速く、正確にやり遂げるのが楽しみだ」
【ケータハム】
ヘイキ・コバライネン
「今日のテストに満足だ。昨日は軽い食中毒にかかって走れなかったけど、まだ100%ではないにしろずっとよくなっていて、今日の進行具合はいいニュースだね。僕らは正しい方向に進み続けて、ひっかかっていた小さな問題をクリアしてたくさんの周回を走ることができたので、セットアップを微調整したり、本当に満足できるバランスを求めたりといった作業がスタートできた。純粋なペースはまだ出せそうだし、明日はそれに取り組むけど、今日はチーム全体にとってまた新たないい日だったと言うことができると思うな」
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