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この碁はすごい。思った以上にすごい。並大抵の碁ではないことは確か。
これくらいの碁ならば、2日もかけて打つ意味があるように思えるし、中韓の一流どころに見られても
まったく臆するところのないきもち。
さすがに序盤から超難解な手どころの連続で、おいらがかわいい井山くんと敬吾ちゃんのヨミの中に
入っていくことは無理だけど、アサヒコムでの松本武久(ぶきゅう)の解説がなかなかで、
理解を助けてくれます。
黒101につけたとき、白は105に出ずに、黒に103、105とシボラれて、先手を取られ、
下辺の白へ黒107と、一方的なセメにまわられてしまい、ここで実質的な勝負はついてしまい
ました。この時点で左辺の黒は、上側を封鎖されたとき、ホシのとこに一目千切っておいて、
白はダメヅマリのやれないコウ、ということでほぼ活き、と見ます。そして白はシノギの過程で、
白120、124という手を打たされました。白地はコミを入れて40目くらい、黒は左下10目
右下右辺で30目を少し越える地がつけば勝ちなのですから、黒の勝ちはほぼ決まり、といえます。
おいら的な感想を言わせていただくと、白22、及び24が筋ワルだったんちゃうか、思います。
白28に切ったとき、黒はのびないで、31とし、左上立つ手を次に見とけば、それくらいでも、
わかりやすく優勢のような気がするが。
しかしね、井山くんの構想はね、はっきりいってね、これ見ると天才的だよね!
黒39、41と捨てに行った打ち方は、これはさすがに尋常ではないですね。
もちろん下辺のコウ材作りだということはわかるけど、左上捨て石の規模は梶さんもびっくりなレベル
だし、一見、下辺のポン抜き、ちっさそうに見えるんだよね。しかし51とコウをしかけたのに
一度抜かずに52もすごいよね。
まあね、武久(ぶきゅう)ちゃんでも見えなかったという、黒77によって、左辺の黒の目が意外と
厚かった、というのがこの碁の眼目だけど、俺でさえピンと来ないのに、例えばまんなおが、初心者
向けに聞き手をやろうとしてもこりゃ無理だわ。間違えたふりしてまんなお自身がほんとに
間違っちゃうだろうし。
まとめていうと、日本の棋士でもこんな碁が打てるということがうれしい。
また、2日もかけて打っている価値が感じられる碁だということ。
逆に言うと、こんな碁に2日もかけて打ったの、みたいなのも多いと思うけどね。
だから対局者は必死で、なんのために2日もかけて打っているかを感じてほしい、ということです
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強い井山君が帰ってきましたね。1ヶ月程、不調でしたが。8月は対局が多すぎました。日中韓名人戦辺りから、バテてましたね。//彼は、確かに独特の感性というか、アンテナを持ってますね。そう、天才的と思います。今の精神状態なら、相手がセドル、チョラン、チャンホだって、いい勝負するでしょうね。
2011/9/16(金) 午後 7:06 [ ショコタン ]