タマレス作りの次の日は再び観光へ。
まず、トルーカから車で1時間ほどの場所にあるバジェ・デ・ブラボへ行くことにしました。
そこは湖があって、トルーカより気温も温暖で保養地のようになっているそうです。
バジェ・デ・ブラボに行くと友達に言ったところ、
「とっても綺麗な場所よ。きっと気に入ると思うわ。」と言われたので、
さぞかし美しい所なんだろうと期待して出かけたのですが、
なんのことはない小さな湖があるだけで、感動するほどのものではありませんでした。
それでも、湖の周りには立派なお屋敷ばかりが並んでおり、町並みは美しく見えました。

ここにはメキシコシティあたりのお金持ちの別荘が多いそうです。
週末は人も多くてお店もたくさん開いており賑やかなんだそうですが、
私たちは週中に出向いたので、すごくひっそりと寂れたような印象を受けました。
船で湖を一周するツアーがあると言われたのですが、
義母が船はいやだというので何もせずにバジェ・デ・ブラボを後にしました。
次はネバド・デ・トルーカに向けて車を走らせました。
途中でモナルカ蝶が集まる場所があるらしいと聞いていたので、
どこだろうと思いながら道を進んでいくと、突然、蝶がたくさん舞っている場所に出ました。
どうやら蝶の聖地に近いところに来たようです。
このあたりは制限速度も毎時10キロ程度に決められており、車も蝶を眺めながらノロノロ運転。
どこかに車を止める場所はないかなと思いながら走っていくと、
小さな広場になっているところに出ました。
ここから蝶の聖地に行くツアーが出ているみたいです。
蝶の聖地には個人で勝手に入ることができなくて、ここのガイドが一緒でなければいけないそうです。
5分くらいで着く蝶の水のみ場へのツアーはガイド料100ペソ。
45分くらい山を登り蝶が木にびっしりぶら下がっている場所へ行くのは200ペソ。
せっかくだから山に登っていこうということになり、ガイドについて山道を登り始めました。
私たちの後ろから馬を連れた数人の女の人がついて来るので、何だろうといぶかしがっていると
しきりに馬に乗っていくように勧めはじめました。
「山道は大変ですよ。お母さんには歩いていくのは無理ですよ。」とか話しかけてきます。
馬に乗りたいか義母に聞いたら、「怖いからいい。」という答えだったのでそのまま歩き続けました。
ところがそうやって5分ほど歩いたところ、女の人たちに言われたとおり、
お義母さんが「もう歩けない。」と言い出しました。
それで馬を2頭借りて、お義母さんと娘が乗っていくことにしました。
最初おっかなびっくりという感じで馬に乗っていた義母ですが、
だんだん慣れてきて「写真撮ってね!」と言ってくるまでになりました。
パパと私は歩きながら馬の後に続きました。
結構急な坂道もあり、パパも私も汗びっしょりになりながら登っていきました。
30分くらい登ったところから、蝶の姿を多く目にするようになりました。
そこからは、先に行けば行くほど蝶の数が多くなりました。
ヒラヒラ舞踊るように飛ぶ蝶。道にもたくさんの蝶が落ちています。
もう少し登ったところで馬から下りるように言われました。
ここから先は馬を止めておく場所がないので、この後は徒歩で進みます。
2,3分登った所から先は通行止めになっていました。
この先はまさに蝶の聖地になっていて、保護地区のため立ち入り禁止なんだそうです。
私たちの周りは舞い飛ぶ蝶だらけ。
通行止めの柵の先にある木々には、ぶら下がるようにまとわりつく無数の蝶の姿が。

枯葉に覆われたように茶色くみえる木々ですが、
それはすべて、遠くカナダからやってきたモナルカ蝶なのです。
木から一斉に蝶が飛び立つときには、サワサワサワという羽音が一面に広がり幻想的な雰囲気に。
本当に感動的な眺めでした。
一生懸命山道を登る価値のある眺めでした。
しばらくそこに立って、舞い飛ぶ蝶の姿を呆然と見とれていました。
10分くらいはそこにいたでしょうか。
後ろ髪引かれる思いで蝶の聖地を後にしました。
登ってきた道を引き返し、車を止めてある場所に戻ってきました。
ツアーに出発したときはここにもたくさんの蝶が飛んでいたのに、
帰ってきたときには一匹も見かけませんでした。
ガイドさん曰く、私たちがここに来たときは、
ちょうど蝶が水飲み場から帰ってくる時間で、一番多くの蝶が見れる時間だったとか。
また、山に登っている間も実にたくさんの蝶に出会ったのですが、
必ずしもこんなたくさんの蝶を見ることができるとは限らないので、
私たちは本当にラッキーだったと言われました。
蝶の聖地はミチョアカン州にあるのがとても有名で、
そこは2時間以上歩かないと聖地に着かないと聞いていました。
なので私がモナルカ蝶の聖地を目にすることは、おそらくないだろうと思っていました。
それが自分たちの住む場所からそれほど遠くない所で、
感動的な眺めを見ることができて、本当に本当にうれしかったです。
パパのお母さんが遊びに来なければ、行くことがなかっただろうなぁ。
お義母さん、どうもありがとう。
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前にテレビ見た事があります。
また、toshikoさんもこの蝶のこと、コメントくださったことがありますね♪
それにしてもすごい生息数ですね〜、、圧巻です。
これは吾妻、蔵王周辺に来るアサギマダラ以上だわ!
同じ長い旅をする蝶としてアサギマダラの記事をTBさせてください。
2010/2/3(水) 午前 4:16
KENさん、トラックバックありがとうございます。
本当にすごい数の蝶ですよ。11月初旬頃にこの蝶の聖地に到着し始め、翌年の3月初旬頃までここにいるそうです。動画もアップしましたので、ご覧になってみてください。
2010/2/3(水) 午前 6:13
私、見に行きましたよ〜。確かミチョアカンだったと思います。ものすごーく朝早く出発した記憶があります。途中まで同僚の車で行って、途中からは奥まで行ってくれるトラックの荷台に揺れられて。なんかすごい大変な思いをしてやっと見られた〜、って感じでした。朝方だったから写真もこんな鮮やかには撮れませんでした。
toshikoさんたち、どこだろうなーって道を進んで行ってこんなにいっぱいの蝶が見られたなんて運がいいですよー。グアダルーペ様がお義母さんがわざわざ来てくれたからって見せてくれたのかもしれませんねー。
2010/2/3(水) 午前 6:32
xirominさん、よく知られているのはミチョアカン州ですよね。私もつい最近までメキシコ州に蝶の聖地があるとは知りませんでした。元々ここを訪れるつもりじゃなかったけど、道の途中にあると聞いて見れればいいなぁ、くらいの軽い気持ちで行ったのですが、ホントにラッキーだったなと思います。
2010/2/3(水) 午前 6:51
そういえばモナルカ蝶の季節ですねー。
ミチョアカンではや見物客が一杯で、今やかなり俗化していると聞きますが、ここのことは初めて聞きました。まだまだ穴場かもしれませんね。
うちからでもそう遠くなさそうだし、そのうちに行けたらいいなあ・・・。
2010/2/3(水) 午前 8:21
胡蝶さん、私もミチョアカンは見物客が来すぎて、蝶のための環境が破壊されてきているって聞いたことがあります。ミチョアカンが有名すぎてこちらは知られてなかったのかもしれません。トルーカからバジェ・デ・ブラボへ行く道(ネバド・デ・トルーカに近い方)の途中にあります。トルーカへ遊びに来がてら訪ねてみてくださいな〜!
2010/2/4(木) 午前 2:54
ビデオ拝見しました。すごい数の蝶ですね。カナダから飛来する途中のモナルカ(英語名だときっとMonarchモナークですね)蝶が、米カリフォルニア州中央海岸のパシフィックグローブに立ち寄る(?)と聞いたことがあります。その近くのカーメル村に住んでいたことがあって、toshikoさんのビデオ同様、森の中にモナルカ蝶がたっくさん集まるのだということでした。カーメル村に住んでいた二年の間に私自身は実際に見に行く機会を得なかったのですが、私の旦那さんは一度見に行って、素晴らしかったと言っていたのを思い出しました。それにしても、「蝶の聖地」とは素敵な名前ですね。
ところで、当地Punta Mitaの辺りは昨夜かなりひどい嵐に見舞われ、居候先のお邸でも大きな木がなぎ倒されたり、あちこちが水浸しになったりと、少々損害がありました。スタッフの皆さんが後始末におおわらわです。
2010/2/4(木) 午前 4:40 [ Hedwigian ]
hedwigianさん、カリフォルニア州にも蝶の聖地があるんですね〜♪
あんな小さな蝶が遠くカナダからメキシコまで、毎年同じ場所を目指して飛んでくるなんて、自然の不思議さと神秘を感じます。パシフィックグローブはサンフランシスコからそれほど遠くないですよね?義父母はサンフランシスコ郊外に住んでいるので、今度義母に言っておきます。
Punta Mitaの嵐はもう治まったのでしょうか?トルーカは一昨日からずっと雨が降っていて、あちこちで道路が水浸しになっています。
2010/2/5(金) 午前 0:16
きゃ〜〜〜。すごい量の蝶だ!
私はこの世の中で蝶が一番の苦手です。
ここに行ったら多分失神してしまうかも。逆にショック療法で蝶が好きになるかな?
ビデオは怖くて見られませんでした。
2010/2/9(火) 午後 3:43
CANさん、蝶が苦手な人にはここはキツイですねぇ〜。前後左右、上下、いたるところに蝶が飛んでましたから。私は前から見てみたいと思っていたので、神秘的でゾクっとするような美しい光景だと思いましたが、CANさんだったら別の意味でゾクっとしてしまうかもしれないですね。(笑)
2010/2/10(水) 午前 0:00