私たちはアメリカとの国境の町ティファナに住んでいて、
時々国境を越えてアメリカの日系スーパーに買い物に行きます。
娘と私は日本のパスポートを持っているのでアメリカ観光ビザは必要ありませんが、
アメリカへ入国するには入国許可証を取得しなければなりません。
ビザウエイバープログラムを利用して入国する人がもらえる許可証は有効期限が3ヶ月です。
なので、3ヶ月ごとに国境にある入国管理事務所に出向いて許可証を発行してもらっています。
ちなみに、アメリカの観光ビザを持っている人は有効期限が6ヶ月の許可証を発行してもらえます。
うちのパパはメキシコ人でアメリカの観光ビザを持っているのですが、
メキシコ人がメキシコ国境から25マイル(だったかな?)以内のアメリカ領土に入る場合、許可証は不要です。
ティファナから入国する場合、
アメリカのサンディエゴ周辺にとどまっている限りは許可証がなくても問題ないですが、
それ以遠のアメリカ国内に進もうとすると、途中で許可証の有無をチェックするポイントがあるそうです。
そこで許可証を持っていないと問題になると思うのですが、
どういう問題が発生するかというのは確かめたことがありませんし、今後確かめる気もありません。
許可証を発行してもらうには1枚6ドルの費用がかかります。
ティファナに住む前は、アメリカに行くときはいつも飛行機で行って、
その飛行機の中で許可証(I-94)が配布されていたから、
許可証発行にお金がかかるということは知りませんでした。
飛行機の料金に許可証の費用も含まれているんでしょうかね。
さて先日、娘と私の許可証が切れたので、再度申請しに行ってきました。
うちからだとサン・イシドロというところにある国境が近いので、いつもそこで発行してもらっています。
このサン・イシドロの国境は世界で一番通行量の多い国境なんだそうです。
確かに、いつ行っても並んでいる車の量が半端じゃないし、世界一忙しい国境というのもうなずけます。
許可証を発行してもらう事務所には、徒歩で国境を越える人たちが並ぶ場所から入ります。
アメリカ入国審査を待つ列とは別に、許可証を申請するための列があるのでそこに並びました。
実は入国管理事務所の門からメキシコ側5、6メートルのところに、アメリカとメキシコの国境があります。
真ん中の線の右側がメキシコ、左側がアメリカ領土となります。
ですからこの線の左側にいる人は、厳密に言うとアメリカ国内にいることになるわけですが、
入国審査を受ける建物に入る前なので、
ここまではビザが無くても自由にアメリカに出入りできるというわけです。
この線をまたいで、アメリカとメキシコに同時に立つっていうのもできますよ〜。
アメリカからメキシコへ戻る時にも、やはりメキシコ側にこの国境表示サインがあります。
こちらはアメリカへ入るときと違って、行列が出来るということはないんですが、
(メキシコはアメリカみたいに各個人ごとの入国審査がないですから。)
たまにその前で、おそらく何かやってはいけないことをしたのだろうと思われる人たちが
壁に向かわされて、両手両足を開いて立っているのを、
軍隊や警察の人がチェックしているという場面に出くわすことがあります。
その時はこの国境サインをしげしげ見つめるとか、
写真を撮るとかいうのは憚られる雰囲気がプンプンしているので、
そっちの方は見ないで足早に通り過ぎてしまいます。
何にもないときは、そこで足を止める人はだれもいなくてひっそりとしているんですけどね〜。