海外木工機械を購入する場合_まとめ
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海外木工機械を購入する場合_まとめ
今までの結果を下表にまとめます。
これから、
1)ユニバーサルモータは、どこのものでも、どこででも使用可能 焼損の心配も無用です。
2)焼損の可能性があるのは、アメリカ製(60Hz)の製品を50Hz地域で使用した場合のみです。これも上記条件ですべて壊れるかといえば、個別の製品によりまちまちで、実際に使用してみないとわかりません。
ちなみに使用できるかどうかは、銘板に書いてある電流値を超えていないかどうかです。銘板以下の電流でなら99%使用しても差し支えないと思われます。逆に言えば、電流値が測定できるなら、この電流値以下で使用すれば焼損の危険性は無いといえます。
どうしても、50Hz地域の人がアメリカ製品を使用する場合は、まずは代理店を通します。つまりアメリカ製品を日本で販売しているところから購入するのです。こうすれば、個人のリスクはなくなります。代理店も、東京で使用できませんとは言っていないはずですので、問題なくこの点はクリヤしているはずです。
代理店で製品が見つからない場合や、値段が安い等でどうしても個人で輸入したい場合は、
イ)事前に50Hz地域で使用できるかどうか、メーカに確認する ロ)わからない場合、50Hzモータに変更できるかどうか問い合わせる ハ)三相誘導電動機に変更できないか問合せる いずれも不可の場合は、個人のリスクで輸入するしかないでしょう。 ニ)三相誘導電動機を使用しているクラスにまでグレードアップし購入する。
上記ハ)もニ)もインバータを使用することが前提となりますが、この場合は100%の能力を発揮することが可能であり、ベストの対策でしょう。
3)あとの3ケースはいずれもトルクが減少するだけですので、使えないことはありません。ただし、ケース(8)の場合は、極端に低下しますので、できればステップアップトランス等を用いた方が、より本来の能力に近い使い方ができます。
4)インバータ化する
特にケース(2)の対策として、インバータを使用することにより100%解決します。以下その手順を述べます。このインバータ化はケース(2)に限ったことではなく、当然(4)(6)(8)にも有効です。 またインバータを使用することは、当然速度を変更できるので、機械によってはその意味でも有効な機能となります。
尚インバータ化については、私のブログのタイトルで「インバータ化」で検索してみてください。以前旋盤のインバータ化でエントリしてますので、いろいろヒットするはずです。
ここでは簡単に説明します。
a)インバータを使用するには、残念ながら単相モータでは使えません。三相モータ(誘導電動機)に取り替える必要があります。ヤフオク等で探せば容量にもよりますが、1万円でお釣りが来ます。
インバータ化するに当たっては、ベルト掛けであることが重要です。つまりベルト掛けなら簡単にモータを取り替えることが可能だからです。
b)モータの決め方
次の3点を考慮し選定すること。 ・構造 ・モータ容量(kW) ・極数(ポール数) モータの構造については、以前のエントリ http://blogs.yahoo.co.jp/toshim11/37587350.html を参照ください。全閉外扇形にしましょう。
容量については、単純に既存のモータ容量以上を選定すればよいでしょう。
極数については、現在のモータに合わせた方がベターです。極数はモータの銘板に書いています。ちなみに存在する極数は以下の偶数の数字です。
2、4、6、・・・ 標準は4P(Pole)です。
もし既存のモータが2Pの場合は、インバータとの相性が悪いので、プーリ比を変更してでも、4Pが使用できるように選定してください。
モータの回転数は次式によります。
モータ回転数をN(rpm)、極数をP、給電周波数をf(Hz)とすると、回転数Nは N=120*f/P(rpm)となり、回転数は極数に反比例します。
ですからもし2Pのモータを使用していた場合は、モータは4Pを使用し、プーリ比は2倍増速するように選定してください。プーリ比を変更しても、Powerは変わりませんので、同じ容量のモータを選定してOKです。
c)次はプーリーです。
アメリカやヨーロッパ製のモータについてるプーリがそのまま使用できれば問題ありませんが、多分シャフト径の違いで使用できないでしょうから、新しいモータ(三相誘導電動機)に合うプーリーも一緒に交換しなければいけません。モータの回転数はインバータで可変速可能ですから、プーリー比は適当で構いません。
d)インバータの電源はAC100VよりAC200Vの方が入力電流的に有利ですので、ぜひ200Vで使用してください。またインバータ出力は三相誘導電動機につながりますので、三相ですが、入力は単相で構いません。ただし単相入力用のインバータを調達して下さい。
インバータ出力は基本的に入力電圧以上は出ません(本当は出るんですが、ややこしいので出ないこととします)ので、出力もAC200Vを定格電圧とします。つまり、この値でモータを選定して下さい。日本のモータは標準では3定格ですので、50Hz、60Hzは特に気にする必要はありません。外国のものと違ってどちらでも使用可能です。
最後に、インバータ化については、前回「インバータ化について」エントリをファイル化していますので参照下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/toshim11/37720169.html
尚、インバータについてご不明な点等ございましたら、遠慮なくコメントで質問して下さい。長い場合にはメールになるかもしれませんが、私のわかる範囲で対応させて頂ます。
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今の所は変える予定の物はありませんが、誘導モーターの場合はモーター自身も変え易そうな構造になっているものが多いですね。敢えて変えるとすれば旋盤ですが、あまり使わないので先送りになるでしょう。
2009/6/16(火) 午前 10:01
こんにちは
ポーターケーブルの(PC7518)ルーターをテーブル専用に購入しようと考えた時がありましたが、松本さんに指摘され当時購入を断念しました。
やはり50Hz地域では厳しいのでしょうか?
ちなみに、今使っているボッシュのルーターは60Hz仕様ですが特に問題なく使用できています。(使用頻度は少ないですが)
2009/6/16(火) 午後 1:41 [ tanaka_workshop ]
こんにちは。
まあ、実際的には向こう(海外ショップ)は「国外の使用は保証できない」の一点張りでしょうし、個人輸入の場合は、風評を信じておっかなびっくりそのままで使うか、DIYという名の「自己責任の改造」ということになると思います。
そこで教えていただきたいのですが、誘導モーターの取り付け台座というのは各国、あるいは世界共通の規格のようなものはあるのでしょうか。また、日本ではたとえばこういう規格のものであれば入手がしやすいよ、というようなことがあれば教えて下さい。
2009/6/16(火) 午後 4:14 [ forest ]
ずっと見てますが 買うつもりがないと頭に入りませんね。
2009/6/16(火) 午後 6:38
実はKaepapaさんから私のHP(http://web.me.com/toshim/index.html)のダウンロードページの「木工旋盤インバータ化」のURLが間違っているとご指摘がありました。確かにその通りでしたので、早速訂正しました。Kaepapaさんありがとうございました。今回の修正でダウンロード可能となりました。
2009/6/16(火) 午後 9:23 [ toshim11 ]
たーじぃさんは50Hzですからやるとすればやはりインバータ化ですかね(笑)
2009/6/16(火) 午後 9:24 [ toshim11 ]
田中さん、私もとんとご無沙汰してます。
田中さんがアメリカからルータを購入するとすると、上記表のケース(1)に該当しますので、問題無く使用できるはずです。
うーん、当時何を言いましたっけ?
2009/6/16(火) 午後 9:27 [ toshim11 ]
forestさん、外国の物についての知識がないので、残念ながらどうなっているのか話kたしもよく分かりません。
日本では汎用モータ(三相誘導電動機)に関しては、どこのメーカも同じ大きさと成っていますので、メーカのHPを見ればそれを参考に寸法が判ります。ちょっと適当な物を探してみますので、少々時間を下さい。
2009/6/16(火) 午後 9:30 [ toshim11 ]
雄さん、普通そうですね。
2009/6/16(火) 午後 9:30 [ toshim11 ]
2P・4Pなどは会社のモーターで見ますが、??です。
2009/6/16(火) 午後 10:04 [ n_kikoushi ]
いつか私も忘れましたが^^;以前ポーターケーブルの(PC7518)ルーターを欲しいようなことを言っていたのを見て松本さんが50Hz地域で大丈夫ですか?と言ったような内容でした。
でも、今はもう買えませんけどね^^;
2009/6/16(火) 午後 10:47 [ 田中 ]
kikoushiさん、電機関係ですか?
2009/6/16(火) 午後 10:54 [ toshim11 ]
田中さん、あれれ、そんなことを言っていたんですね。失礼しました。
いやー、実は私が今7518が欲しいんです。Withリフタでね。
でも、今は買えません。日本に帰国したら考えます。
2009/6/16(火) 午後 10:58 [ toshim11 ]