都市商業研究所(都商研)

「都市商業研究所」は学生主体の研究機関です。「市街地活性化・都市交通などに関するコラム」と「都市別の市街地紹介」をお届けします。

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前回の続き。
大分県臼杵市の八町大路商店街がアーケード撤去後に何をしたか?というと―
 
・商店街のコンセプトを設定
・既存商店をコンセプトにあった建物へ改装
・コンセプトに合わせた公共施設を立地させる
・撤退を決めたスーパーが商店街のコンセプトに合わせた形に再出店
・住居と店舗の切分による新店誘致

(一部のみ抜粋して紹介)
 
いずれも同様の活性化策を実施している商店街さんは多いと思います。
しかしここまで徹底してやっているところは少ないのではないでしょうか?
せっかくコンセプトを決めたとしても、チェーン店や新規に出店した夜型の飲食店さんが協力してくれなかった、
数年経ったら既存商店でさえコンセプトがあったこと自体忘れていた、という商店街も多くありませんか?
公共施設の新規立地も、商店街の性格を無視する形で「商店街に空き地があったので別の場所にあった老朽化した公共施設を新築移転させた」と思われる事例が全国各地で見られます。
住居と店舗の切分による新店誘致もなかなか協力してくれないことが多いでしょう。
そして、一度撤退を決めた商店街内のスーパーマーケットが商店街のコンセプトに合わせた建物に建て替えて営業を再開したことも素晴らしいですね。
 
イメージ 1
↑コンセプトに合わせた形で建て替えを行ったチェーンスーパー。看板も旧CIを使用。(筆者撮影)
 
このように、商店街の既存店、新たに出店した店舗、行政、民間(大資本)のそれぞれが商店街のコンセプトを良く理解し、1つの方向へと向かって取り組めたことが、アーケードを撤去したとしても商店街が衰退せず、活性化へと繋がった1つの要因であると言えるのではないでしょうか。
 
もちろん、アーケード撤去を伴わないリニューアルであってもそれは同様です。
今回は一例を挙げたに過ぎませんが、例えアーケード撤去などにより商店街をリニューアルしたとしても、そのリニューアルが無駄にならぬように商店街の今後のビジョンを明確にし、一丸となって取り組まなければきっと何も変わりませんよ。
 
 
店舗リニューアル事例の紹介もあります。
 

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