ザラ場にて ... 02月01日 .2012
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▼ NY概況 TRADERS WEB まちまち 欧州の財務協定を好感も経済指標の結果が重し >>31日のNY株式相場はまちまち。景気動向に関する経済指標の結果が予想を下回ったことから、景気回復ペースに対する警戒感が重しとなった。ダウ平均は前日比20.81ドル安の12632.91ドルで終了した。 欧州首脳らが財政協定と5000億ユーロ規模の欧州安定化メカニズム(ESM)の稼働時期前倒しで合意したことで、欧州債務問題への懸念が後退した。ダウ平均は買いが先行し、一時66.38ドル高の12720.10ドルまで上昇した。しかし、1月シカゴ購買部協会景気指数、1月消費者信頼感指数が市場予想を下回る結果となったことが嫌気され、売り優勢に。一時86.39ドル安の12567.33ドルまで下落したが、引けにかけて下げ幅を縮小させた。 NASDAQは前日比1.90ポイント高の2813.84ポイント、S&P500は同0.60ポイント安の1312.41ポイントで終了した。 個別では主力薬品の特許切れにより減収となったファイザーは0.8%安となった。また、増収も精製コストの増加が嫌気されたエクソンモービルは2.1%下落した。 << ▼ 今日の相場見通し
利益確定売り 円高警戒感が強まる
東京市場は売り優勢となりそうだ。前日ドレッシング買いで上昇した反動に加え、対ユーロの100円割れなど円高進行、業績悪化に対する懸念などから利益確定売り圧力が強まりそう。日経平均の予想レンジは、8650〜8800円。 前日の相場の下支え要因となったのは、鉱工業生産の上振れ。経済産業省が寄り付き前に発表した12月鉱工業生産は、前月比+4.0%と2カ月ぶりの増加し、市場予想(+3.0%)を上回った。ただ、タイ洪水による落ち込みが解消されたことによる反動増が主因で、10-12月期では前期比-0.4%、2011年の通年でも前年比-3.5%の低下となっており、それほどポジティブには評価出来ないだろう。製造工業生産指数調査では、1月に+2.5%、2月は+1.2%と上昇を見込んでいるが、いつも楽観的な予測になっているため参考値として捉えたい。決算発表がピークを迎えたが、厳しい業績を余儀なくされている銘柄が多い。下方修正を発表した富士フイルム、花王などが急落したほか、今期見通しが市場予想を下回ったキヤノンも売られるなど、ネガティブな反応を示している。31日の大引けにも下方修正が相次ぎ、ホンダは未定とした通期予想を改めて開示したが、取り下げる前の水準を下回る実質下方修正で、市場予想も下回る水準のためネガティブな反応が予想される。 31日のNY株式相場はまちまち。景気動向に関する経済指標の結果が予想を下回ったことから、景気回復ペースに対する警戒感が重しとなった。ダウ平均は前日比20.81ドル安の12632.91ドルで終了した。欧州首脳らが財政協定と5000億ユーロ規模の欧州安定化メカニズム(ESM)の稼働時期前倒しで合意したことで、欧州債務問題への懸念が後退した。ダウ平均は買いが先行し、一時66.38ドル高の12720.10ドルまで上昇した。しかし、1月シカゴ購買部協会景気指数、1月消費者信頼感指数が市場予想を下回る結果となったことが嫌気され、売り優勢に。一時86.39ドル安の12567.33ドルまで下落したが、引けにかけて下げ幅を縮小させた。NASDAQは前日比1.90ポイント高の2813.84ポイント、S&P500は同0.60ポイント安の1312.41ポイントで終了した。個別では主力薬品の特許切れにより減収となったファイザーは0.8%安となった。また、増収も精製コストの増加が嫌気されたエクソンモービルは2.1%下落した。 前日の日経平均は下げに転じる場面もあったが、切り返して8800円台を回復した。鉱工業生産の上振れで買い戻しが入ったものの、円高や業績悪化懸念が相場の重しになった。東証1部の値下がり騰落状況は上昇777/下落732とほぼ拮抗(きっこう)し、規模別株価指数は大型のみ下落。内需関連が堅調に推移する一方、資源関連などが利益確定売りに押された。また、国際優良株は円高進行などを受けて総じて軟調だった。 日経平均株価は8802.51円 +9.46と小幅反発。昨日同様、5日線(8833円)に上値を阻まれモミ合いにとどまる。一方、上昇が続く日足転換線(8754円)が下方に接近したことで、同線を意識し結果的には底堅い動きとなった。RSI(9日)は82.1%から79.0%まで低下。あすも転換線の上昇(8754円→8818円)が見込まれ、きょうの4日ぶりの陽線が反発のきっかけとなるか。そのためには転換線を超えてスタートしたい局面だ。ただ、5日線が下げに転じ転換線とほぼ同じ水準となる可能性があり、身動きがとれずに小動きにとどまるシナリオは十分考えられる。遅行線の位置が12月22日に反落したタイミングにくることで、同じように陰線を下に引く絵柄なども想定しておきたい。目先的には12月7日高値(8729円)〜抵抗帯上限(8644円)処までの調整があっても不思議ではないが、現時点では高値からの調整が浅く、昨年10月末のマド埋め(8988円)に向け上昇基調が続く見方に変化はない。終値ベースの上値メドは、12月7日高値〜12月19日安値までの下げ幅426円を12月7日高値から上げた9148円、11月25日安値を起点としたE計算値の9284円など。下値メドは基準線(8621円)や1月16日安値8378円などが考えられる。変化日候補は2月8日、29日。1月は3ヶ月ぶりの陽線で終えた。2月の月足均衡表では転換線(9171円)と基準線(9771円)は横ばい。遅行線は2010年1月に進む。当時は2009年12月の上昇の勢いが続き一時的に高値を形成した局面であり、同様に2月は高値をいったん形成しやすいタイミングと予測できよう。足元の抵抗帯(雲)下限水準が2月も切り上がることで上昇がイメージしやすい。2月の転換線(9171円)は昨年2月高値を起点とした上値抵抗線と重なり強い抵抗が予想されるが、そこを超えられれば、基準線(9771円)や遅行線が転換線と接する水準(9904円)まで水準を切り上げる可能性は高まろう。 ■ 今日のイベント&株価材料▼ 今日の株価材料 ■ ARTICLES◎◎ WORLD & GEOPOLITICAL RISK■ 本日の市況 .... コメント欄にてザラ場中の実況中継しております2月相場のアノマリーは良好も外部環境の悪化に警戒
日経平均は小幅続伸し、8800円台を回復した。前日にドレッシング買いで嵩上げされた反動などで弱含むとの見方が多いなか、予想外に底堅い推移をみせた。とはいえ、業績面での選別物色は顕著で、下方修正を発表したリコーが急落したほか、東芝、TDKなども売られた。大引け後にはシャープ、カシオなどが下方修正しており、決算発表が一巡するまでは業績への懸念が付きまといそうだ。これまで相場上昇をけん引してきた外国人投資家だが、足元では売りに転じている公算が大きい。寄り付き前の外資系証券経由の注文動向をみると、株数ベースで売り越しの日々が続き、1日は株数・金額ベースともに大幅な売り越しとなった。外部環境にも暗雲が漂い始めている。米国では、先週末の10-12月期GDPが下振れしたのに続き、31日発表の1月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、消費者信頼感指数などが低下。欧州でもギリシャ問題など不透明感が強く、ユーロ安が進行。中国では、1月製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.5(前月比+0.2)と、市場予想(49.5)を上回り、景気判断の分かれ目となる50も2カ月連続で上回ったが、むしろ金融緩和期待を後退させるとの見方から上海総合指数が下落するなど、マーケットがネガティブな反応を示していることには留意したい。 名実ともに2月相場入りしたことから、過去数年における日経平均の騰落実績から2月の特徴を探りたいと思う。1997年から2011年までの15年間において、日経平均の騰落状況は10勝5敗と分が良い。昨年もパフォーマンスは良好だったが、2月中旬にリビアなどの中東情勢の緊迫化で情勢は一変。NY原油の急騰で世界同時株安に見舞われ、年初から大幅に日本株を買い越してきた外国人投資家も、リスク許容度の低下から持ち高調整の売りを膨らませた経緯がある。今年は、アメリカがイラン産原油の禁輸制裁を実施するなど、やや似たような環境にある。現在、原油価格は100ドル前後の推移となっているが、騰勢を強める可能性も否定できず、原油高が景気に悪影響を及ぼすとの見方が強まりかねない。日本は原発停止で原油高の影響が大きいとみられるだけに、イラン情勢の緊迫化には注意すべきだろう。日経平均は長らく上値抵抗ラインと目された75日移動平均(8600円程度)を突破したことで、上昇トレンドに転じた可能性はあるが、心理的な節目の9000円、昨年10月末の戻り高値9152円近辺では売り圧力が強いとみられ、上値は重そう。騰落レシオなどから短期的な過熱感も否めないため、相場の格言通り「節分天井、彼岸底」の日柄調整となる公算が大きいかもしれない。 |