ザラ場にて ... 02月02日 .2012
|
▼ NY概況 TRADERS WEB 上昇 中国の経済指標やS&Pに対する強気なテクニカルな見方などを好感 >>1日のNY株式相場は上昇。中国の経済指標の結果やS&Pに対する強気なテクニカルな見方などにより買いが優勢となった。ダウ平均は前日比83.55ドル高の12716.46ドルで終了した。 ダウ平均は買いが先行した中国1月製造業PMIの結果が予想を上回ったほか、ポルトガルの入札が目標の上限に達したため、高債務国の資金調達懸念が後退。S&P500指数について強気なテクニカルサインがみられたことも、相場の強気ムードを押し上げた。1月ISM製造業景況指数の結果が予想下回ったものの、ウェルズファーゴがGSやシティなどの投資判断を引き上げたことから金融セクターを中心に買いの勢いが続き一時151.71ドル高の12784.62ドルまで上昇した。 しかし、合意が近いと期待されていたギリシャの債務減免協議の結果が持ち越されるとの報道を受け、上昇幅を縮小させて引けた。 NASDAQは前日比34.43ポイント高の2848.27ポイント、S&P500は同11.67ポイント高の1324.08ポイントで終了した。 個別では昨日の取引終了後に軟調な決算を発表したアマゾンは7.7%安。一方、インドでのコンテンツ事業を拡大させるために、現地の大手企業を子会社化するディズニーは1.2%上昇した。 << ▼ 今日の相場見通し
上値重い 買い戻し一巡後に伸び悩みか
東京市場は買い優勢となりそうだ。欧米株高や対ユーロでの円高一服などを背景に買い戻しが入るとみられるが、足元の企業業績が想定以上に悪化しているほか、外部環境に不透明感が強いため、上値は限定的だろう。買い一巡後は伸び悩むとみられる。日経平均の予想レンジは、8700〜8850円。 業績面での選別物色は顕著となっており、下方修正を発表したリコーが急落したほか、東芝、TDKなども売られた。大引け後にはシャープ、カシオなどが下方修正しており、決算発表が一巡するまでは業績への懸念が付きまといそうだ。これまで相場上昇をけん引してきた外国人投資家だが、足元では売りに転じている公算が大きい。寄り付き前の外資系証券経由の注文動向をみると、株数ベースで売り越しの日々が続き、1日は株数・金額ベースともに大幅な売り越しとなった。外部環境にも暗雲が漂い始めている。米国では、先週末の10-12月期GDPが下振れしたのに続き、31日発表の1月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、消費者信頼感指数などが低下。欧州でもギリシャ問題など不透明感が強く、ユーロ安が進行。中国では、1月製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.5(前月比+0.2)と、市場予想(49.5)を上回り、景気判断の分かれ目となる50も2カ月連続で上回ったが、むしろ金融緩和期待を後退させるとの見方から上海総合指数が下落するなど、マーケットがネガティブな反応を示していることには留意したい。 1日のNY株式相場は上昇。中国の経済指標の結果やS&Pに対する強気なテクニカルな見方などにより買いが優勢となった。ダウ平均は前日比83.55ドル高の12716.46ドルで終了した。ダウ平均は買いが先行した中国1月製造業PMIの結果が予想を上回ったほか、ポルトガルの入札が目標の上限に達したため、高債務国の資金調達懸念が後退。S&P500指数について強気なテクニカルサインがみられたことも、相場の強気ムードを押し上げた。1月ISM製造業景況指数の結果が予想下回ったものの、ウェルズファーゴがGSやシティなどの投資判断を引き上げたことから金融セクターを中心に買いの勢いが続き一時151.71ドル高の12784.62ドルまで上昇した。しかし、合意が近いと期待されていたギリシャの債務減免協議の結果が持ち越されるとの報道を受け、上昇幅を縮小させて引けた。NASDAQは前日比34.43ポイント高の2848.27ポイント、S&P500は同11.67ポイント高の1324.08ポイントで終了した。個別では昨日の取引終了後に軟調な決算を発表したアマゾンは7.7%安。一方、インドでのコンテンツ事業を拡大させるために、現地の大手企業を子会社化するディズニーは1.2%上昇した。 前日の日経平均は下げに転じる場面もあったが、大引けにかけて切り返し8800円台を回復した。東証1部の値上がり銘柄数は965(全体の57.7%)に達し、規模別株価指数はすべて上昇。円高進行で国際優良株は総じて軟調だったが、内需関連が底堅く推移し相場を下支え。グリー、DNEAなどソーシャルゲーム関連に短期リバウンド狙いの買いが入った。その一方で、業績不振のリコーなどが売られた。 日経平均株価は8809.79円 +7.28と小幅続伸。昨日と同じ5日線(8819円)や上昇が続いた転換線(8818円)に上値を阻まれモミ合いにとどまった。RSI(9日)は79.0%から74.1%まで低下。あすも転換線の上昇(8818円→8828円)が見込まれ、2日続いた陽線が反発のきっかけとなるか。そのためには転換線を超えてスタートしたい局面である。遅行線の位置が12月26日に反発したタイミングにくることで、同じようなパターンになる見方もできる。足元の抵抗帯下限が水準を切り下けることによる変化で、株価が上下に動きがでる可能性もあろうか。目先的には12月7日高値(8729円)〜抵抗帯上限(8644円)処までの調整があっても不思議ではないが、現時点では高値からの調整が浅く、昨年10月末のマド埋め(8988円)に向け上昇基調が続く見方に変化はない。終値ベースの上値メドは、12月7日高値〜12月19日安値までの下げ幅426円を12月7日高値から上げた9148円、11月25日安値を起点としたE計算値の9284円など。下値メドは基準線(8621円)や1月16日安値8378円などが考えられる。変化日候補は2月8日、29日。2月の月足均衡表では転換線(9171円)と基準線(9771円)は横ばい。遅行線は2010年1月に進んだ。当時は2009年12月の上昇の勢いが続き一時的に高値を形成した局面であり、同様に2月は高値をいったん形成しやすいタイミングと予測できよう。足元の抵抗帯(雲)下限水準が2月も切り上がることで上昇がイメージしやすい。2月の転換線(9171円)は昨年2月高値を起点とした上値抵抗線と重なり強い抵抗が予想されるが、そこを超えられれば、基準線(9771円)や遅行線が転換線と接する水準(9904円)まで水準を切り上げる可能性は高まろう。 ■ 今日のイベント&株価材料▼ 今日の株価材料 ■ ARTICLES◎◎ WORLD & GEOPOLITICAL RISK■ 本日の市況 .... コメント欄にてザラ場中の実況中継しております業績面での選別物色の色彩が強まる
日経平均は3日続伸し、1週間ぶりの高値で取引を終えた。ただ、上値を積極的に買い進む動きはみられず、8900円手前で失速した。1月25日につけた直近高値(8911円)近辺では戻り待ちの売り圧力が強いとみられ、しばらく上値の重い展開が続きそうだ。評価できるとすれば、東証の情報配信システムで一部不具合が発生したにも関わらず、商いが増加したことだろう。東証上場の241銘柄(225採用は20銘柄)が前場の売買が取引停止となったが、特に大きな波乱はみられず。東証1部の売買代金は前日比7%増の1兆2394億円に膨らみ、今年2番目の高水準を記録した。 足元で業績選別の動きが一層強まっている。四半期ベースで最終損益が黒字に転換した野村が商いを伴って上昇したほか、ザラ場中に業績上方修正・増配を発表した伊藤忠が後場一段高を演じた。その一方で、過去最大の赤字に転落するシャープと工場閉鎖に追い込まれるSUMCOがストップ安になったほか、業績不振のパナソニックは約半月ぶりに年初来安値を更新するなど、明暗がはっきり分かれた。電機や電子部品などの製造業では、下方修正ラッシュ・巨額な赤字計上が相次いでいるが、一時的な要因ではなく構造不況に陥っている可能性があるだけに、安易なリバウンド狙いは禁物だろう。大引け後に、ソニーが決算発表と同時に通期予想の下方修正を発表したが、市場予想以上の悪化。これで悪材料出尽しとは考えにくく、11月につけた昨年来安値(1253円)を割り込む公算が大きいだろう。電機株で安値更新が相次げば、相場全体にも影を落としそうだ。一方、グリーが市場予想を上回る通期見通しの上方修正を発表した。規制への懸念で年初から急落した経緯があるだけに、ソーシャルゲーム関連に見直し買いが入るのか注目されよう。 |