ザラ場にて ... 02月23日 .2012
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▼ NY概況 TRADERS WEB 下落 英FTの報道を背景に下げ幅を縮小 >>22日のNY株式相場は下落。住宅指標の結果を受け売られる場面がみられたが、英FT紙の米金融政策に関する報道により下値では買いが入った。ダウ平均は前日比27.02ドル安の12938.67ドルで終了した。 格付け会社フィッチがギリシャの格付けを「CCC」から「C」へ引き下げると発表したが反応薄。ダウ平均は買いが先行した。ただ、買い材料に乏しいなか、上値は12ドル高程度と限定的だった。 1月中古住宅販売件数の結果が予想より弱かったことから、50ドル超下落する場面がみられた。しかし、英FT紙が、FRBが実施しているオペレーション・ツイストが延長される可能性があると、報じていたことから、金融緩和観測から下値では買いが入り、下げ幅を縮小させた。 NASDAQは前日比15.40ポイント安の2933.17ポイント、S&P500は同4.55ポイント安の1357.66ポイントで終了した。 企業決算を発表した企業では、慎重な見通しを発表したデルが5.8%下落。また、キャンセル率が増加し、赤字を計上した住宅建設のトールブラザーズは5.2%安だった。 << ▼ 今日の相場見通し
売り買い交錯 円安背景に底堅い推移か
東京市場は売り買い交錯となりそうだ。折からの高値警戒感に加え、欧米株式市場が総じて軟調だったことから利益確定売り圧力が強まりそうだが、為替市場で円安が進んでいるため下値は限定的か。強弱感の対立から前日終値圏でのもみ合いが予想される。日経平均の予想レンジは9500〜9600円。 日経平均は6カ月半ぶりの高値をつけたが、円安要因が大きい。日銀が追加金融緩和に踏み切った14日以降に円安基調が続いており、円は対ドルで昨秋に政府・日銀が大規模介入を実施した際の安値(79円55銭)に続き、ついに心理的な節目の80円まで下落した。12月日銀短観で発表された大企業・製造業の2011年度下期の想定レート(77円90銭)を勘案すると、企業業績が回復する角度が高まったといえよう。ただ、心理的な節目の80円台をつけたことで達成感が漂う可能性もあり、今後も円安基調が続くのかどうか注視したい。また、東証2部指数が27営業日続伸で最長記録を更新するなど、中小型株の上昇も顕著。主に個人投資家が主戦場とみられ、足元の株高で急速に投資余力が回復しているようだ。17日申し込み時点の信用取引の評価損益率(信用取引で株式を買った投資家の含み損益の度合いを示す)は-10.29%と8週連続で改善し、昨年3月の東日本大震災発生前の水準(-7.33%)まで改善した。足元の相場環境が良好なだけに、上値追いの展開が続く可能性が高いものの、往々にして投資家が強気一辺倒に傾くと相場が天井をつける可能性もあるだけに慎重かつ大胆な投資スタンスが望まれよう。 22日のNY株式相場は下落。住宅指標の結果を受け売られる場面がみられたが、英FT紙の米金融政策に関する報道により下値では買いが入った。ダウ平均は前日比27.02ドル安の12938.67ドルで終了した。格付け会社フィッチがギリシャの格付けを「CCC」から「C」へ引き下げると発表したが反応薄。ダウ平均は買いが先行した。ただ、買い材料に乏しいなか、上値は12ドル高程度と限定的だった。1月中古住宅販売件数の結果が予想より弱かったことから、50ドル超下落する場面がみられた。しかし、英FT紙が、FRBが実施しているオペレーション・ツイストが延長される可能性があると、報じていたことから、金融緩和観測から下値では買いが入り、下げ幅を縮小させた。NASDAQは前日比15.40ポイント安の2933.17ポイント、S&P500は同4.55ポイント安の1357.66ポイントで終了した。企業決算を発表した企業では、慎重な見通しを発表したデルが5.8%下落。また、キャンセル率が増加し、赤字を計上した住宅建設のトールブラザーズは5.2%安だった。 前日の日経平均は後場に先物主導で上げ幅を拡大し、9500円台を回復した。アジア株高や円安進展を背景に全面高の様相を呈した。東証1部の値上がり銘柄数は1492(全体の89.1%)に達し、規模別株価指数はすべて上昇。円安進展を背景に国際優良株が買われたほか、内需関連なども堅調に推移。東証2部指数は27営業日続伸となり、最長記録を更新した。 日経平均株価は9554.00円 +90.98と反発。終値ベースで9500円台に乗せ、高値更新で取引を終えた。5日線(9424円)上を維持しながら早めに一段上に抜け出す格好となり、さらに上昇を加速させる可能性が高い。RSI(9日)は前日83.2%→86.7%に上昇。25日線(8995円)からのかい離率はプラス6.2%に拡大した。終値ベースで6.0%以上かい離した局面は2009年12月にあるが、当時は6.0%に達したあとも、そこから500円程度上昇した経緯がある。足元も株価上昇とともに25日線の上昇が続くため、両者のかい離は極端に広がることはないが、日足均衡表上では抵抗帯(雲)の上限と下限の推移が大きく変わってくることに加え、抵抗帯(雲)のネジレのタイミングでもあり反転に注意したい。反転のケースでは、200日線(9043円)上で短期線(25日線)の接近を待ちながらも、値固めができるかが焦点となる。2月は5営業日を残すだけとなった。月足均衡表では終値ベースで、転換線(9171円)処まで押し戻される展開は有りえる。ただ、昨年2月高値を起点とした上値抵抗線(9300円処)を明確に超えてきており、基準線(9771円)や遅行線が当時の転換線と接する水準(9904円)まで、3月に向け伸びる可能性はあろう。一方、2月の遅行線の位置は2010年1月に応答しており、一時的に高値を形成した局面だ。足元の勢いからも2月は同様に高値を形成しやすいと予測できる。抵抗帯(雲)下限水準の切り上がりが、2月でいったん頭打ちとなることも高値形成をイメージしやすい。残り5営業日で9900円まで上昇し、頭打ちとなるシナリオも現実的になってきたようだ。 ■ 今日のイベント&株価材料▼ 今日の株価材料 ■ ARTICLES◎◎ WORLD & GEOPOLITICAL RISK■ 本日の市況 .... コメント欄にてザラ場中の実況中継しております押し目待ちに押し目なし
日経平均は連日で戻り高値を更新した。朝方こそ売り先行で始まったものの、心理的な節目の9500円手前で下げ止まったことで切り返し。前日同様に後場じり高基調となり、この日の高値圏で取引を終えた。欧米株式相場の下落に加え、アジア株も総じて軟調、円安もやや一服するなど、外部環境は芳しくなかったにもかからず、上昇したところに現在の相場の強さが感じられる。また、東証2部指数が1.4%高で28営業日続伸し、ジャスダック平均は震災後の高値を更新するなど、新興市場の上昇も顕著。やや息切れ感のみられる主力株から中小型株へのシフトで、買いの回転が効いている状況となっているようだ。短期的な過熱感は日増しに強まっており、いつ調整に転じても不思議ではないが、「押し目待ちに押し目なし」の状態がしばらく続くのかもしれない。東証が23日発表した2月第3週(13〜17日)の投資部門別株式売買動向によると、外国人投資家は8週連続で買い越し。買越額は前週比2.3倍の2406億円となり、昨年7月第1週(2898億円)以来、約7カ月半ぶりの高水準を記録しており、外国人投資家主導の株高だったことが確認された。 とはいえ、過度な楽観論は禁物だろう。22日に発表された2月ユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)、1月米中古住宅販売件数が市場予想を下回る着地になったほか、イタリア紙による、と欧州委員会が2012年ユーロ圏のGDP伸び率予想を-0.3%(昨秋時点は+0.5%)に下方修正する見通しと報じた。イタリアは-1.3%(従来は+0.1%)、スペインは-1.0%(同+0.7%)、ドイツは+0.8%(同+0.6%)、フランスは+0.4%(同+0.6%)に引き下げられる見込みだという。足元の株高は欧州不安の後退に加え、世界的な景況感の改善を背景としているだけに、このような指標が相次ぐ形となれば利益確定売りを誘発しかねない。 |