この世界地図
日本が「お馴染みの場所」に見当たらない!?
日本で見慣れているのはこれ
初めて世界地図を見たのは小学校時代だったろうか
地図の種類に「メルカトール図法」や「モルワイデ図法」があることは学んだが
「太平洋中心」と「大西洋中心」の地図があることは学ばなかった
TVもインターネットも無い時代には
先生が教えてくれなければ知識が得られないもの
私が「欧米の世界地図はどんなだろう?」と疑問を持ったのは
社会人になり、アメリカに出張した30代前半
そして
自分へのアメリカ土産に世界地図を買って帰ったのだった。
あれから数十年
アメリカ土産の世界地図は今でも納戸で眠っている
昨日
・・・を、記事にした折り
新たに
世界各国では「自分の国を真ん中に置いた地図」を用いるのだろうか?
と言う疑問がわいたので調べてみた
世界各国の世界地図
●基本的には、「太平洋を中心とした地図」と、「大西洋を中心とした地図」の2種類に大別でき、
自国が地図の中央により近い位置にあるものを用いているようだ。
自国を中心に地図を作製すると
他の大陸が不適切な位置で途切れてしまうという不都合があるようだ
しかしながら
政治的な考え方から「部分」だけを修正しているのが実情(次項「その他の事情」参照)
その他の事情
●日本で日常的に用いられる世界地図は日本の国土が北半球に位置することから地図の上辺方向を北にしたものが多く、日本の位置は地図のほぼ中央に記されていることが多い。
● 英国のグリニッジ天文台を経度0としていることからヨーロッパでは経度0を地図の中央に配置している。
● 米大陸でも大西洋を中心とする地図が多く用いられる。
●南半球の国(オーストラリアなど)では地図の上辺を南(つまり上下が逆転した世界地図)にしているものがある。
●イスラーム世界の地図では、四方のうち南を正面と考えることに起因して南を上にしているものが多かった。
●仏教世界では西方浄土の考えから西が上になっているものが多い、
●日本の古地図行基図等では上辺方向は、まちまちである
その他の雑学
■台湾で発行された世界地図には、中国大陸及びモンゴル・尖閣諸島が中華民国領になっているものがある(中華人民共和国とモンゴルが存在しない)
●日本で発行された世界地図には、南樺太と北千島・中国とインドの国境周辺・西サハラ・カシミール地方が所属未決定状態になっている。なお竹島と尖閣諸島は日本領となっている。
●中華人民共和国が発行している地図では北方領土は日本領となっている。
●中華人民共和国が発行している地図では台湾は中国領となっている(日本の地図では台湾の首都の台北に首都マークがあったり無かったりするため中華人民共和国領または中華民国領のどちらかが不明確となっている)。
■ 中華人民共和国の地図では尖閣諸島は中国領となっている。
■ ロシアが発行している地図では南樺太・千島列島・北方領土は全てロシア領となっている(アメリカやイギリス・オーストラリアなども同様)。
■ 大韓民国及び朝鮮民主主義人民共和国が発行している地図では朝鮮半島が統一されている(韓国では北朝鮮、北朝鮮では韓国が存在しない地図となっていて竹島も自国領となっている)。
■ アルゼンチンとイギリスの地図ではフォークランド諸島(マルビナス諸島)は自国領となっている(イギリスの実効支配であるため、世界的にはイギリス領となっているが日本の地図では、どちらの領土か明記せず所属未定となっていたり、未定扱いでは無いがどこの国の領土か明記していない場合がある)。
地図で「イデオロギー」を主張しているようであるが
困ったものだ
イデオロギーを
幼き頃から「自国の教育」として実施すると
それが正論となり、他国と矛盾を生じる思想が生まれる
この矛盾を誰が解決するのだろうか?