『ウォール・ストリート』…×
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…え〜?、結局、「世の中、金だ!」ってことぉ?
オリバー・ストーン、何が言いたいの?
なんだか、も〜、前作の焼き直しで、ちっとも面白くなかったです。
と言う訳で、面白くなかった映画のネタバレ批評を始めます。
ネタバレなので、見たいと思ってる方は、以降をお読みにならないように。
主人公ジェイコブ=シャイア・ラブーフは、
伝説のトレーダーゴードン・ゲッコーの娘とつき合ってて、結婚するんですが、
それをキッカケに、出所して7年目のゲッコー氏と知り合います。
他方、ジェイコブは、恩師と慕う会社の社長が、
ライバルの策略で自殺に追い込まれたコトを恨んで、
その張本人に復讐を誓いつつ、
そいつの会社にヘッドハンティングを受けて入社するんですな。
で、紆余曲折の末に復讐を果たし、
恩師のライバルは、ムショ行きになるんですけど、
一方、ゲッコーは、娘名義の信託資金として、スイス銀行に隠してあった
1億ドルを引き出し、それを元手に、金融界にカムバックするコトを狙っていて、
ジェイコブを、言葉巧みに操って、父親嫌いの娘のサインを取り付け、
まんまと、その資金を盗んで逃げるのです。
このゲッコーの策略にハマったジェイコブは、
彼女との関係も壊れ、ボロボロになるんですけど、
そこへ、またしても悪どく儲けたゲッコーが戻って来て、
「1億ドルは、ジェイコブが支援したがってた研究所へ振り込んだから、
また仲良くしてよ〜」って。
で、みんなハッピー、
悪徳トレーダー、ゲッコーの稼いだ金で、
贅沢三昧の暮らしをして、大団円!
っていう話でした。
冒頭、出所したゴードン・ゲッコーが、大学に招かれて講演するんですが、
そこで、サブプライムに端を発する、アメリカを覆った住宅バブルの危険性を説き、
おそらくは、オリバー・ストーン監督の言いたかったこと、
即ち、金融バブルはいずれは弾け、虚業は崩壊する…的な“正論”を言うんですけど、
映画の結末は、そんな正論に中指立てて、
「世の中はゲーム。何を言おうが、稼いだもん勝ちなんじゃボケ〜!」
と、高々と宣言して終わるんですよ。
…ま、実際、そうなんだろうけど、
それを言っちゃ、おしめえよ?でしょ〜。
「トレーダーなら、誰もがナンバーを持っている。
それは、『引退して、余生を遊んで暮らせるだけの預金額』 」
ってセリフが記憶に残ったなぁ。
バブルの時代、そんな具体的な“未来予想図”なんぞ、思いつきもしなかったですけど、
漠然と、そんなコトが出来そうな幻想を抱いてたような気もします。
資本主義では、ああいう虚業こそが “勝利者” なんだろうか?。
とまぁ、そんな社会学的愚痴を言う以前に、
映画として、展開も突飛で、整合性に欠けるし、
物語の論旨も、どっか曖昧で、お世辞にも誉められた作品ではありません。
これは駄作です。
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