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今日の話は、米国コロラド州デンバーである。
別にアメリカ駐在時代(1980-1985年)が主題ではなく、あの車社会の米国ですら、都市電車(LRT)をどんどん導入しているのに、何故、日本では、かつてからの先進国と今の先進都市、富山市だけなの? 何故、札幌、宇都宮、横浜、京都、堺・・・ではNO? なのとの“苛立ち”からである。
コロラド州デンバーは、あのロッキー山脈の東側に位置し、デンバー自体は、マイル・シティー(海抜、1,600m)の町である。山脈を越えて、東に行くにつれて、なだらかな平原=大平原となる。いわゆる西部劇の母国である。 前に触れた、サウス・ダコタ、ノース・ダコタからテキサス州に至る地域である。 ああ懐かしい、ウィチタ(カンザス州最大の都市、36万人)もお隣のカンザス州にあり、大平原の中心都市的な存在(南は、テキサス州、北はシカゴ・イリノイ州)の中心にある都市である。
かつて、デンバーは農業地帯であり、80年代前半は、人口・300万人弱であったが、現在は470万人。半分以上が、デンバー地域に住んでいる。
“チャリー・サター”は当社のセールス・レップであり、彼は、広い地域を担当していた、テキサス・カンサス・ユタ・コロラドなどが彼の(会社)の担当地域であった。当時彼は、60代後半から70代前半であったと思われるが、よく私(NJ州にいた)を招待してくれ、何度もかれの自宅に泊まった。 夕食は、彼と市場に行き、バッファローの肉を買い求め、ステーキにしてくれ、翌朝、先ず、馬小屋に行き、馬の世話をし、馬に朝食を与えた後、クリーク(小川沿いの小道)の馬車扱いを楽しむのである。小一時間もして、朝食、これもチャーリーがベーコンを焼いてくれるのである。チャーリーの奥さんも同様な年であり、私はチャーリーの客だから彼が世話をするわけである。 その日がウィーク・デーであれば会社に行き、仕事をする。 土日の場合、奥さんが、昼食(サンドウィッチと鶏肉のから揚げ)を作ってくれ、近くの大きな湖でヨットを操るのがその日の行動であった。
そんなことを楽しむのがデンバー(コロラド州)であり、当然、車社会であった。 ちなみにアムトラックは、カルフォルニアからシカゴに向かう列車がデンバーを経由する( http://usarail.hmc5.com/denver_jp.htm )は知っていたが、まさか“LRTがデンバーに?”という感じであった。
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羨ましい、贅沢をする人の旅:http://www.geocities.jp/shanehsmt_tabi/America/Denver.html
Denver LRT 乗車記録: http://www.geocities.jp/shanehsmt_rail/America/DenverLRT.html
コロラド州の観光: http://www.visitcolorado.jp/region/denver/
ことほど左様に、米国社会は、単なる“車と飛行機”の社会ではなくなりつつあり、日本流に新幹線もどんどん普及し、都市にはLRTが走る時代になりつつある。
経済成長は、インフラ投資が先か、消費者対策が先かなど(12.16の竹中元大臣−菅副総理の討論)などの議論ではなく、儲かる産業であれば民間がどんどん投資するであろうし、高齢化対応、環境対応などは、中央・地方の政府が先見性をもって(福祉対応的な)投資をするべきである。
かつて、交通機関は民間の担当分野であったが、人口分布のアンバランス、都市と農村あるいは、都市の中の老人・若年層の問題が発生した今、交通問題は、損得・収益を離れた公共的な問題となりつつある。 発展する国・都市はこうした問題に、先見的に対応をしている。
その一典型が、あの保守的な町・デンバーなのである。
サクラメントもそうであったが、デンバーもLRT(デンバーではRTDという)をもっていることを誇りにしている。
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