フェリーニ「青春群像」をみる。
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フェデリコ・フェリーニの初期作品「青春群像」(原題=「のらくら青年たち」1953年)をみる。みたかったけど、なかなかチャンスがなかった作品。
北イタリアの港町で青春を過ごす“ちょっと不良”な若者たちの群像劇。定職も持たず、親や兄弟から自立できない若者たちの姿をとおして、イタリアの青年たちの行き場のない無軌道振りと悶々とした反省の日々を描いている。フェリーニ版「スタンド・バイ・ミー」か(笑)
不倫の恋に苦悩する姉の心中を知ってか知らずか、小遣いをせびり続ける「アルベルト」。妊娠させた相手と結婚する破目になっても女遊びをやめない「ファウスト」。唄がうまいだけが取り柄の「リカルド」。怠惰な生活から抜け出すことを切望する、いちばんまともな「モラルド」、そして劇作家を志す「レオポルド」。5人それぞれの青春を描きながら、随所にフェリーニらしい“不思議”がちりばめられている。
作為的にフェリーニ・ワールドをつくるのではなくて、自然主義的(ネオ・リアリズム)な表現の中で自然に幻想が立ち上がる。心象風景を描いているわけではないのに、海岸でヒューヒューと鳴る風の音やフェスティバルの喧騒の場面などに“これぞフェリーニ”が醸し出される。自伝的作品。
鑑賞しているこちらも悪童との青春の日々を懐かしんでしまった(笑)
ラストでいちばんまともに見える青年「モラルド」が列車で都会へ出て行く。夜中の街でときどき語り合った鉄道員の少年だけが駅舎に送りに出ている。その少年の名前が「グイド」(笑)
満足の一品でした。
解説を読むと、スタンリー・キューブリックはこの作品を生涯のベスト作品のひとつとして挙げ、ビリー・ワイルダーは、いちばん好きなフェリーニ作品と呼んでいるそうだ。廉価で手に入ります。わたしは1000円で手に入れました。イタリア公開時の予告編映像4分入り。
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フェリーニの初期作品、見てみたいです。
“これぞフェリーニ”に時々馴染めない時もあるのですが
キューブリック監督やワイルダー監督の、本作への思いを聞くと
見たい気持ちになります。
1000円で、購入されたのですね。
頂いたビデオの中にあったような気がして来ました。探してみます。
2011/7/26(火) 午前 0:37
イタリア人の女好きには、どうも困ったものです(笑)駅での別れのシーンはどんな映画でも泣けますね。
2011/7/26(火) 午前 8:55