|
放鳥のトキ1羽死亡確認、野鳥に襲われたメスか
12月14日15時32分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081214-00000522-san-soci
確かに残念なことではあるのですが、真の野生復帰を果たすためには、彼らには学ばなければいけないことがたくさんあります。自分にとって天敵が何であるのか。その天敵から身を守るにはどうしなければいけないのか。などなど。
彼女は襲ってきた鳥の攻撃から身を守れなかったため、非情な弱肉強食の戦いに負けて自然淘汰されたのです
自然界は朱鷺という種の存続のために、逆にそういう弱い個体の存在を許さないのです。でも彼女の死は決して無駄ではなく、生き残った雄にとっては、亡くなった連れ合いが彼がこれから自然の中で勝ち残っていく良い教訓を与えてくれたと思います
彼は今後、自分の妻を殺した黒っぽい鳥を見たら警戒するでしょう。そして、やがて迎えるであろう新たな奥さんや、やがて生まれてくる子供たちにもそのことを教えることが出来るでしょう
僕は中国の洋県へ4回出かけて、春秋冬と野生の朱鷺を見てきました。もちろんそこには、彼らを襲うタカや野犬など天敵も共存していました
洋県の朱鷺達は、厳しい自然の中で時々犠牲を出しながらも、彼らとの戦いに勝ち抜いて来たからこそ、真の強者が生き残り、81年には7羽しかいなかったのにもかかわらず、昨年は野生飼育あわせてですが1000羽を越え、そういう状況を見て中国政府ももう大丈夫だろうと、初めて飼育個体を野生復帰させたのだと思います
彼らはあくまでも野生の生き物です。だからこそ、僕らはあまり人間的な価値観で感情移入せず、あくまでも冷静に彼らのことを見守り、静かに応援してやるべきなのではないでしょうか
|