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珍しく政治ネタ:一票の格差問題

私は普段、あまり政治的な意見は書かないことにしている。しかし、昨日10月4日の記事


というのには、さすがに黙っていられない。

一票格差の問題が社会に取り上げられてから既に40年以上経っている。様々な技術的課題は考察され、既に格差を縮小する技術はいくらでもある。にもかかわらず、いまだに前近代的な選挙システムに手をつけず、これほどの格差をほったらかしにしている状況が、行政の怠慢・変化を求めぬ立法府の悪しき保守性の発露でなくて何なのだ。

百歩譲って(否、一万歩譲って)「選挙無効とすると公益に著しい障害を生じる」とか、「制度変更そのものにものすごく手間がかかる」という事務的な事情を認めたとしても、判決主文で違法を宣言しつつ請求のみ無効とする、といった対応は可能なはずだ。少なくとも、「違憲」という宣言を外すべきではなかったと考える。

まして報道によれば、前回2004年の判決では、そのとき合憲とした9人中4人までもが「次の選挙で漫然と現状が維持されたなら、違憲判断がなされる余地が十分ある」と警告していたそうではないか。それを踏まえてすら、今回違憲としたのはその4人のうち一人のみ(一人は退官しているので、3人中1人ということ)。

私は、法律の世界における合理性というのは「観察・演繹・仮説設定・再検証」といった科学的思考にも通じるものがあると思っていたのだが、どうやら違うようだ。何しろ法の番人の最高峰の方々すら、これほど明確な問題に対してこんな判断しかできないのだから。

「実現した格差が前の判断で妥当とした範囲だから合憲」などという化石時代的な判断にいつまでもしがみつく最高裁判事の方々のお名前を、私は個人的にしっかりと記録しておきたい。他のどんな判決について理性的な判断をしていようと、この一件の重みは極めて重大だ。

次の国政選挙に伴う最高裁判事の国民審査のときには忘れずに×をつけさせていただく。
ご参考:引用は問題がありそうなので控えますが、この記事に15裁判官各々の意見分布が載ってます。本番でも告示されるはず。

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TBさせていただきます。傑作!

2011/8/8(月) 午前 8:23 amenotajikaraonomikoto

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憲坊法師さま、TBの上傑作ポチっとしていただきありがとうございます。古い記事ですが、この主張は未だ色褪せない、というか今やこの国に巣食うガンの一つといえると考えます。

2011/8/9(火) 午前 3:42 半端者

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鳥取や高知からの議員は生意気だ!:これらの最高裁判事を抹殺しよう

http://www.ippyo.org/   昨日の産経新聞には恐ろしい全面広告が載っていた。これは当然検索しても出てこないので趣旨は上記のurlからご覧いただきたい。   趣旨は県別や選挙区別にみると、一票の重みにとんでもない格差があり、その格差を 温存しようとするとんでもない最高裁判事 がいるということだ。   例えば参議院の選挙で鳥取県の一票を標準とすると: 北海道の選挙人は 0.21 票、 以下東京は 0.23 、...

2011/8/8(月) 午前 8:24 [ 末期高齢者憲坊法師のなんでもありの徒然草 ]

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