カエルがお宝に化ける話 2
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先日の続きです.…
見せてもらった1対の壷は日本のものでした。
一瞬薩摩焼を模した大聖寺焼きかとも思いましたが、
裏の印と生地がどうも違うようです。
赤絵の赤が九谷にも見えました。
部屋が暗いのとあまりにショッキングな家で驚いて
ちょっと判断力が鈍り、ぱっとどこの焼き物か出てきません。
通常0.5秒もあれば、判断できます。
ちょっと叩いて音を聞いてみたところ、幕末くらいの
有田焼の金襴手と判断しました。
先方が値段を出したので、言い値で即買いました。
大聖寺焼きでも九谷でも薩摩焼でも好いようなお値段でした。
結局有田だったのでとてもラッキーな取引でした。
慎重な家の主人に梱包を任せている間、落ち着いて
この部屋を見渡すと、古くて散らかってはいるけど
調度品がかなり良いもので揃えられていました。
わたしの友人は清朝末の染付けの写しを十数点
購入しました。 そのついでにこの家ごと全部買いたいけど...
と言い出してました。
彼女も凄い審美眼を持った目利きですので後から聞いてみると
この訪ねて行ったお家の土地に興味があると。
私は暗くてよく見えなかったのですが、家の裏庭にかなりの
大きさのワイン用のブドウ畑があったというのです。
わたしは暗くて、ゴーストハウスにビビッてしまって
良くみていなかったのですが、さすが捨て目の効く
人です。
大都市の邸宅街に手付かずの土地だと。
まあ、この日は家まで購入にはいたりませんでしたが、
よそのお宅で眠っていたカエルが家に来てくれて
宝の内の1つとなりました。
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