真空のお話し−30
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3月30日、世界最大の粒子加速器が7兆電子ボルトの衝突に成功、と発表された。総延長27Kmにもなるこの加速器は、東京の山手線ぐらいの大きさのトンネルを作り、それを超高真空状態(0.000000001mmHg以下)に保つ。そして原子から遊離させた陽イオンを光速近くまで加速する装置で、今回は3.5兆電子ボルトの陽イオンを互いに逆方向に発射させ、トンネル内を循環させてしだいに加速し、光速近くに達した時にお互いに衝突させた物で、宇宙工学で言う「ビッグバン」に近い状態になり、この時に大きなエネルギーが発生します。物理/粒子工学の分野では、このように真空技術が大きな働きをしています。
ここまで大げさな装置ではなく、小さな粒子加速器は医療分野でガンの治療にも使用されています。
また、原子力発電所に変わるクリーンエネルギーの研究にも応用されています。 |
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