東北の田舎で内科医さんちゃごがたまに書く日記

悲観主義は気分によるもの、楽観主義は意志によるもの。楽観主義で参りましょう!

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2008年5月2日

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5月1日『NO!パンダ外交』

2008(平成20).5.1(木) 旧暦3月26日



空には雲もなく、もちろん雨も降っていません。

しかし晴れているともいえない。

黄砂です。向こうの山がぜんぜん見えません。

また黄砂は太陽の光を乱反射するため、どこを向いても眩しい。

よって本日の天候は“霞(かすみ)”としました。


  ☆ ☆ ☆


先日上野動物園で、ジャイアントパンダのリンリンが死にました。

22歳7ヶ月という高齢で、大往生であったとのことです。

ご冥福をお祈りします。

これを受けて高村外務大臣は、(人でいえば喪も明けぬうちから)

中国政府に対しジャイアントパンダの貸与を要請しています。

なんという軽率!あさはかな行動でしょう!

本日は中国の愚かしい『パンダ外交』について述べなくてはならないようです。


  ☆ ☆ ☆


ジャイアントパンダは本来、中国四川省やチベット東部に生息する動物です。

その数は約1600頭で、絶滅危惧種に指定されています。

パンダが絶滅の危機に瀕しているのは、

中国のチベット侵攻も関係しますし、四川・雲南の乱開発・観光地化、

あるいは密猟が原因になっています。

そうして自ら危機に追いやっているパンダを、

彼の国の政府はあろうことか、外交の小道具として利用しているのです。

他国の国民を懐柔する“贈り物”として……です。

まったく、恥を知らないにもほどがあります。


  ☆ ☆ ☆


絶滅危惧種の動物の取引を制限するワシントン条約が結ばれてからは、

パンダは“売買”ではなく、“賃貸”されるようになりました。

高村外相がパンダの“貸与”を要請しているのはこのような事情によります。

しかし外相の行為は、動物虐待に手を貸すようなものです。

また中国の自然破壊や、チベットへの侵攻を暗に容認することにもなります。

“賃貸料”もタダではありません。高い見返りが要求されるでしょう。

一国の外相として、あまりに愚昧で恥ずかしい軽挙といわざるを得ません。


  ☆ ☆ ☆


大のパンダ好きである私の女房ですら、この「パンダ要請」の話を聞いたとき、

 「要らない」

 「中国が原産だと、病気とか持っていそう」

 「そもそも日本の気候は(パンダには)合わない」

ときっぱりと言い切ります。

“たれパンダ”をこよなく愛する女房にあってすら、この反応です。

これが、最近の中国の仕打ちに対する、日本人の真っ当な反応だろうと思います。

そんな国民の思いを察することもできないとしたら、福田首相、高村外相、

その想像力の欠如は許しがたいものがあります。

今貴方達のするべきことは、日中友好を演じることではありません。

彼の国の度重なる傍若無人な振る舞いを指摘し、改めるよう交渉することです。


  ☆ ☆ ☆


ふと気がつくと、ブログを始めて3年が経っていました。

ここまで続けてこられたのも、ご訪問して下さる皆様のお蔭です。

本当にありがとうございます。

今後も引き続き、お付き合い下さい。

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