菜食主義の犬たち―門脈シャント・肝性脳症の愛犬の記録

門脈体循環シャント/特発性肝繊維症/炎症性腸疾患の愛犬たちの闘病記など。最近は保護犬猫の話題が増えてます。

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市販のフードは万能ではない

昨年夏から秋にかけて保護した子猫たちの里親募集をしている。
複数のサイトで登録しているのだが、あるサイトでペットの飼育経験のない人が投稿した募集にあっという間に引き取り手が集まった。
子猫が特別可愛いとか、条件が緩いとかいう問題ではない。生後1カ月ぐらいになって、玄米に卵をかけたものを離乳食として与えているという現在の状況が書いてあったためだと思う。そのページには、「子猫のは子猫専用のフードをあげて下さい」という書き込みがあったことを考えても、募集内容を読んだ人が「これでは子猫が育たない」と心配して引き取りを申し出ているように思える。

しかしながら、この投稿をした方は、ペットを飼ったことがないなりに参考資料を取り寄せ、科学的根拠をもとに手作りの「ねこまんま」を与えていたのだった。私など、手作り食をと思いつつ、ペットフードに頼っている怠惰な現状を恥じ入るような気持ちで、この方の報告を拝読している。

肝性脳症の犬たちも、今では肝臓疾患用の療法食が市販され、動物病院で「これ以外のものは食べさせないように」などと指示されることがあるようだが、以前からこのブログでも書いている通り、それは誤りである。肝疾患と一口に言っても、個々の状態が様々であるため、一律の条件で調整されている療法食は、それだけを与えていると病状を悪化させる危険が非常に高い。
病気の進行状況で、体が処理できるタンパクの量が変化するし、嗜好性や他の病状を考慮すると、肝疾患用の市販の療法食は、「状態を観察しながら、おやつ程度に使う」ぐらいの気持ちで使う方がよいと言える。手作り食も、療法食も、与えた量や回数を記録しておき、状態の変化との関連をよく見ておくことが必要になる。

もちろん、尿結石などの場合、尿中の結晶を溶かす必要があるため、それだけに絞らなくてはならないこともあるが、療法食が万能ではない。そして、それは一般のペットフードにも言える。
特にドライフードは、泌尿器系のトラブルに大きく影響すると実感している。


ペットフードに頼る生活を変えていこう。
それが私の今年の目標だ。




冬瓜は、利尿作用があるため、腹水の溜まりやすい肝疾患の犬に効果がある食材。
自宅で収穫した冬瓜と、初代コーギーのチコ。
   ↓
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