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最近よく思う。
日経グループの劣化が激しすぎる。
筆頭の日経新聞がカス化してるのでやむをえないといえばやむをえない。
なんじゃありゃ。
日本経済新聞?
どこが?
マーケットのことしか書いてないじゃないか。
もう5年ぐらい前になると思うけど、どこかに転換点があったはずなんだ。
ちょうどテレビ東京あたりが株式上場したぐらいかな。
どいつもこいつも見事にネオリベラルに毒されやがって。
どこでどう間違ったか知らないけど
「マーケットや金融が経済のすべて」
みたいな新聞になってるんだよ。
経済学って不思議なもので、「やらないと忘れる」学問なんだ。
一度乗ったらいつでも乗れる自転車とはちょっと違う。
使わないと忘れてしまう数学みたいなものなんだな。
でも社会学の一部に見えるので一度学ぶと理解している気になってしまう。
社会人ならば最低10年に一度でいいから経済原論、
できればマクロ&ミクロの最新テキストを読みなおすべきだ。
そうすると「わかっていたつもりでわかっていなかったこと」や「忘れていたこと」が
ガンガン出てくるから。
今ならクルーグマンがお勧めだ。
それもできれば原書で。
クルーグマンの英語はアカデミズムに毒されていないので、
英語のカルチャーを学ぶのにも大変よい。
日本語訳の翻訳チームもその空気を出そうとしてがんばっているのであれもなかなかいい。
もっともクルーグマンは先日もなんかアホなこと言ってて、
コイツはすぐに手のひら返しやがるので「経済学者」として信じる気には到底なれない。
所詮「ノーベル経済学賞」なんてこんなもんなんだが、
テキストライターとして能力は経済学史上最強かもしれない。
そこは信用していいと思う。
(「ノーベル経済学賞」で本当に役に立つ真髄を表してるのは10年に1つぐらい)
で、これ。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120130/1039523/?tdi
別の記事に書いたばっかりなんだが、最近一番劣化がひどいのが日経のIT関連書籍だ。
同様にここのトレンディ・ネットのこのところの内容は壮絶だ。
本当にひどい。
その昔自分はピーク時にはIT関連雑誌を7〜8冊購読していたのだけれど、
すべて休刊になってしまった。
それぞれにいい雑誌だったのに。
そんな状況でも日経はそのネームバリューと資金力でなんやかんや続いているんだが、
自らの意思で購読を打ち切ったのは日経だけ。
もう読む気もしない。
まともに読めそうな記事が年に1冊ある程度だからな。
あとはクソ高い資源ゴミだ。
でも記者陣はみんなわかったようなつもりで書いている。
それが致命的。
おそらくこれらの雑誌やWebの記者たちは新聞社からの慣わしで「現場第一」みたいにやってるんだろう。
「現場第一」ってことは企業を回って取材して、気になることがあれば自分で学ぶ、詳しい人に聞く。
このスタイルがもう間違ってるんだよ。
これじゃ間に合わない。
おそらく彼らが回ってるのは基本的に大手IT企業のそれも中間管理職から上の層。
ここらの世代はここ数年の環境の激変についていけていない可能性が高く、
そんな連中を対象に取材したところで時代に後れていくばかり、
そういう状況に見える。
結果としてどうなってるか?
「古い世界から新しい世界をのぞき見る」
っていう記事しか書けなくなってるんだよ。
ITはアーキテクチャの構造がある日突然180度変わったりするので、
常に「新しい世界から古い世界を俯瞰する」ようにしないといけない。
それができていない。
だからマヌケな記事を書くし、今回の件だってドコモの言い分を丸呑みして書いている。
>「現場第一」ってことは企業を回って取材して、気になることがあれば自分で学ぶ、詳しい人に聞く。
まさにこのスタイルだろ?
だから取材対象の言うことを真に受けすぎるし、ましてそれがスポンサーだったりする。
かなり致命的な構造になってるんだって。
おかしいだろ、取材対象から広告もらうとか。
そして読者はさらに「日経」のネームバリューを盲信する。
この国のあまりに恐ろしい状況がどこを見ても広がっている。
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