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住生問題

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ここを訪れる方もいらっしゃるようですので、ご案内まで。
住友生命保険との和解については、こちらをご参照下さいませ。
http://ubulog.sblo.jp/category/73908.html

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被告準備書面

 住友生命より、被告準備書類が送付されてきました。所謂被告の反論内容が書かれたものとそれを裏付ける証拠物件です。証拠物件、こちらが提出した物量に比べて、かなり少ない。

 反論内容は第1と第2に分かれていて、第1は「サウンドロゴの著作物性」を否定する理由が幾つか書かれています。

 以下は抜粋と要約です。(引用符付きの部分は抜粋、それ以外は要約)
曰く、
>サウンドロゴは楽曲である必要はなく、犬の声や牛の声であってもよく、その音によって企業・商品・
>サービスが消費者にアピールされればよいのである。

曰く、
>歌詞ならびにアナウンス抜きでこれを聞いたとしても、視聴者はそもそもこれを「楽曲」と認識しな
>いだろうし、平均的な視聴者がこれをCMのサウンドロゴと認識することは通常あり得ない。

曰く(これがもの凄いんだけど)、
サウンドロゴは、様々な制約を受けて制作されるものなので、あのようなメロディになったことは、音の制作者にとって自然なことであり、メロディの選択幅は極めて小さなものであった。他社のサウンドロゴも同じような諸制約の下で作られたと考えられ、音として類似した特性を持っている。

曰く(これは既にあちこちで言われていることだけれど)、
サウンドロゴのような短いものに著作権を与えてしまうと、他の作曲家の創作活動を制約することになる。←この見解については
http://blogs.yahoo.co.jp/ubie55/22580622.htmlで反論しています。

かなり仰天ものの内容ですが、第2はもっと凄いんです。

私はかつて、iBlogで、この件について記事を書きました。
http://homepage.mac.com/ubuman/iblog/C1487134416/E726883282/index.html

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 今年になって、この二つのサウンドロゴがリニューアルされた。
 しかし、著作権者である私にはなんの事前連絡もない。
 テレビを見ていてびっくりした私は早速行動を起こし、こんな事がまかり通って良いのか、と関係各所に意見を求めた。
 サウンドロゴ、買い取り(バイアウト)が前提とは言え、アレンジ変更や再録音は明らかに二次使用である。
 業界の慣例としては、通常、それがどんなに古い物でもオリジナルの作曲者とコンタクトを取り、了解を得るのだそうだ。無償でよいとなればもちろん無償だが、対価を要求されればそこで交渉が始まるのだ。当たり前だが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 これを持って、被告は、私が「本件サウンドロゴの著作権はバイアウトで被告に買い取らせたが、著作者人格権は自分に残っているので二次使用や改変については補償を受けたい」と主張していると決めつけ、原告は当初からこのロゴについて、自分の権利を全て譲渡し、財産的な請求権は一切無いことを知っていたにもかかわらずこのような訴訟を提起した、と断じています。著作者人格権というのは、上足したくても出来ない権利だと言うことをご存じないらしい。

 しかも「買い取りが前提」というのは、私の主張ではなく、私の質問に対して返ってきた答えを書いた物です。ちゃんと「〜だそうだ」って書いているじゃありませんか。ちょっ段落の取り方が稚拙で、誤読される可能性がある文章だったとは思いますが、たとえ買い取りの作品であってもリアレンジや再録音は、作者の了解が必要というのが業界の慣例という答えを得た、という趣旨は、伝わると思うんですけど、どうなんでしょう。
 もしかしてわざと誤読しています?

 その他にも、制作時期について、私は住生自身の調査結果を持って、いついつ制作と言っているのに、嘘を教えておいて、事実と違う、原告の主張の信頼性には問題がある、などとメチャクチャなことを主張しております。

 しかし著作物ではないと言っておきながら、著作権は譲渡されているという主張、もの凄く矛盾していませんか?
 
 メロディの改竄についてですが、写譜屋さんに聴き取りをさせています。写譜屋さんは、作曲家やアレンジャーが書いたスコアを清書したり。パート譜化したりすることのプロで、耳コピのプロじゃありません。しかもこれ、現行バージョンを聴き取った譜面じゃない?

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 本日、被告から準備書面が届きました。明日も第二便が届くようです。
 全部にきちんと目を通してから反論ポイントを書き出さねばなりません。要点は後日アップしますが、要するに、サウンドロゴの著作物性を否定する内容です。また、私がブログで「サウンドロゴは買い取り」と表明していると書かれているのですが、私、そんなこと書いた憶えないんですけどね、と昔のブログ(iBlog)を調べたら、出てきましたよ。私が、関係各所に尋ね回って、業界の慣例ではこうこうだ、と書いたのを私の本件に対するスタンスだと、曲解しているんです。

 精神的に疲れますね。

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 今回は、第一回目で被告が提出した訴状への反論に対し、裁判長が質問し、被告がそれに答える、と言うのが法廷の主な内容でしたが、被告が大部分の質問に答えることが出来ず、裁判長から一ヶ月の期間と共に宿題が与えられたそうで、その為、次回口頭弁論は、またもや二ヶ月先の6月16日となりました。これはもう、本当に長期戦です。

 新たに解ったことですが、メロディが「ドドドドソーミー」になってしまった新ヴァージョンは、私が何度か仕事をしたことのあるプロダクションが、制作を担当したらしいのです。もしオリジナルの作曲者が私と知りつつ引き受けたのなら、実に悲しいことです。
 で、その際、そこのスタッフがオリジナルを聴き取って採譜したようなのですが、「ソレミー」を「ソーミー」と聞き間違えたようなのです。プロの仕事としてはあり得ないミスです。
 間もなくオリジナルヴァージョンの音源を入手しますが、私の担当弁護士は「自分が聞いてもソレミー」だと解るそうです。
 しかし裁判長も被告側弁護人もこの違いが聴き取れない、と言うことで、第三者的なプロの音楽家に依頼して、もう一度オリジナル版の採譜をするようにと命令が出されました。
 何でこんなことするかというと、この作品が紛れもなく私が作曲して納品したものであることを確認するためだそうです。これは、この部分について被告が私を本件ロゴの作曲者かどうか、確認できないと申し立てているからです。

 また被告は。訴状にある、本件ロゴの使用開始時期と使用期間が、実際とずれていると主張しています。ずれていたところであんまり意味はないのですが、この使用時期と期間というのは、最初に交渉に当たった行政書士の質問に対する、被告側の返答に基づいているので、自分で言ったことをソレは間違いだと主張している事になります。なんだか良くわかりません。

 また、被告は「買い取り」であるとも主張していますが、これは被告が自分でそれを証明せねばならず、これは不可能です。また仮に代理店との間で「ロゴは買い取り」という契約があったとしても(勿論そんな契約はない)、代理店に作曲家の権利を代理する権利はこの場合ありませんから、この主張は通らないでしょう。

 そして肝心要の「著作物に非ず」と言う主張ですが、裁判長から「短さ故か?」と根拠を問われたのに対し「主体である企業名に、従属物であるメロディを付加したものだから著作物ではない」と述べたそうです。長さを問題にしなかったのは意外でしたが、この論法で行くと、世に存在する楽曲の何割かが、メロディが従属物であるが故、著作物に当たらない事になってしまいます。

 そんなわけで、この裁判、まだまだ時間がかかりそうな気配です。

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住友生命の答弁書

 被告からの答弁書が届きました。

 原告の請求をいずれも棄却し、訴訟費用は原告の負担とする判決を求める、だそうです。しかし請求の原因に対しては、事実関係を調査中で、追って認否及び反論をするそうで、よくわかんないけど取りあえず否定、と言う感じです。

 しかも、サウンドロゴのメロディや編曲に関して、ものすごくトンチンカンな質問が添付されていました。
 私は、証拠として、現在オンエアされているものと、私がもともと作ったものを再現したものをCD-Rに焼いて提出したのですが(これをロゴA,Bとする)、このA,Bはいずれも原告が作曲したのか?だそうです。
 また、一緒に提出した譜面と録音されたサウンドロゴにはどのような関係があるのか、と言う質問もありました。

 以前Logic proというアップルの音楽用アプリケーションが、起動しないという現象について、アップルのコールセンターに電話した時の応対を思い出します。

アップル「音楽のことはよくわかりません」
   私「音楽のことなんか質問していません。御社のアプリケーションが御社のパソコンとOS上で起動しないことについて訊いているのです」

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