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平成18年より、精神障害のある人が障害者雇用枠で算定されるようになって、定着して就労している人の中には、3年、5年、又はそれ以上勤務する人も増えています。

最近の傾向として、少しずつですが転職(障害者枠→障害者枠、障害者枠→一般枠)を希望する人、もう既に転職をした人が出てきました。おそらく、自信もつき、自分のキャリアや将来のことを考えてのことでしょう。就労支援をするものとしては、自身で意思決定して自らの人生を決めていく・・・そんな姿は応援をしたいところです(ちょっと心配もありますが)。実際に、転職の相談も増えています。一つの会社に寄りかかり定年までという働き方はこれからは無理でしょう。今の会社で働き続けるにしても、自分のキャリアを自分で考え進めていく時代に入っていくものと思われます(一般の社員は既にそのような時代に突入しています)。自立した働き方が求められる時代といってもいいかもしれません。

いずれにしても、転職を考える人達に、キャリアカウンセリングなど必要なサポートがあるとよいと思います。障害者枠からの転職ですから丁寧なキャリアカウンセリングが不可欠です。私の支援している方は、障害者枠から一般枠へ再チャレンジされました。もちろん、再発のリスクを覚悟してでのことですが、障害者雇用枠で働く時は、これまでの自分を振り返り、働き方、考え方、そして自分を修正する作業がありました。

今回のキャリア転職ではさらに、自分を振り返り、働き方について、リスクについて、将来について考えました。とてもよい機会になったと話されていました。そして、「障害者枠で働いたこの数年間は、自分の人生にとって何事にも代えがたい…」と話してくれました。支援者冥利に尽きます。

企業は、これからは辞めさせない雇用管理にシフトする必要があります。
まだまだキャリアを考えた雇用管理をする職場は少ないかもしれませんが、良い人が離職すると、これまで以上に採用は大変かと思います。

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