無題
しんぶんし(回文ではなく)
以前、河北新聞の「読者の広場」で見た、心あたたまる話。
うろおぼえで恐縮ですが。
「私のたからもの」という題で、70代のおじいさんなんだけど、
昭和40年代、子どもがまだ小さいときのことです。夏休み、姉弟はラジオ体操に毎朝行っておりました。
ある日、ラジオ体操から帰ってくるなり、お姉ちゃんのほうが、「はいおみやげ」と言って、私の手に何か置きました。見ると、つるつるした、きれいな白い小石でした。
そうしたら弟のほうも、「はいお菓子」と言って小石をくれました。よく見ると、それは茶色のギザギザの模様がついていて、まるで本当のお菓子のようでした。
私はそれを戸棚の上に飾りました。今でもずっと飾っています。子どもたちはもうとっくに大人になって、家にいませんが、私はときどきそれを眺めて、懐かしい思いにひたってい
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