NIGHT_SHIFT(B級映画&ゲーム感想)上井密度弐號HP

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映画感想:「ナイト・オブ・ザ・スカイ」(60点/戦闘機アクション:戦闘機好きならオススメ)

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■■■「ナイト・オブ・ザ・スカイ」■■■
(戦闘機アクション/60点:戦闘機好きならオススメ)

 フランスの航空ショーの会場から、最新鋭戦闘機である「ミラージュ2000」が何者かの手によって強奪。
 周辺空域をパトロール中だったマルシェリ大尉は僚機と共にこれを追跡するが、強奪機がミサイルを発射し僚機が撃墜されそうになった為、やむなくこの機体を撃墜する。

 しかし、帰還した彼を待っていたのは「命令無視」による軍法会議だった…
 何と「ミラージュ2000」の強奪は、味方の特殊部隊による軍事演習だったと言うのだ。

 確かにミサイルの発射炎を観た彼は説明に納得が行かずに、独自に飛行データの調査を開始するが…実はこの事件の裏には、驚くべき国際的陰謀が隠されていたのだった。


 大ヒットを飛ばした「Taxi」シリーズの監督による、フランス版「トップガン」と目される戦闘機アクション映画。

 なんでも原作はフランスで発行されているコミックスで、そのストーリーがベースとなってるみたいなんですが…
 一応は『戦闘機強奪を巡る国際的陰謀』みたいな感じのお話の展開になっては居るものの、どうにもブツ切りのダイジェスト版的な印象が強くて、ストーリーが分かり辛い上にツッコミどころも満載でイマイチお話の方にはのめり込めません。

 が、この映画の観るべきところはそんな部分ではなく、ハッキリ言ってしまうとストーリーなんか二の次三の次で、とにかく戦闘機の映像がひたすらにカッコいい事でしょう。

 『超音速の環境下でも撮影可能な特殊な機載カメラ』を戦闘機に取り付ける事で撮影したと言うリアルなドッグファイトの映像はとにかく大迫力。
 突き抜けるような空の青さの美しさに、雲海の中を超音速で駆け抜けるスピード感飛行機雲を描きながら飛ぶ戦闘機の美しさと、画面が巡るましく切り替わるドッグファイトの迫力は、『乗り物酔いが苦手な人だと思わず目を廻しちゃうかも?』とかって思うぐらいに臨場感があります。

 ミリタリー好きならば、「ミラージュ2000」の独特のデルタ翼フォルムや、戦闘機動の美しさにも思わず溜息が出る事でしょう。

 最近はCG技術の進歩も著しいですが、やはりCGのみでは実機映像をふんだんに盛り込んだ映像の迫力には叶わないなぁ…と再認識出来る作品です。

 実際の話、本編の1/3ぐらいは飛行シーンに費やされているので、戦闘機とか好きならばソレだけの為に鑑賞したとしても全く問題無いでしょう。
 映像に加えて音響効果の迫力もなかなかの物なので、可能な限り豪華なホームシアター環境で鑑賞したい一本ですね。

 総評としましては、ストーリーとかはハッキリ言ってどうでもよくて、『戦闘機が好き』って人ならば大迫力の映像を観る為だけにでも、十分に観る価値のある作品と言ってしまって良いでしょう。

 …が、逆にそれ以外の部分はハッキリ言って微妙ですし、「Taxi」みたいなコメディ要素がある訳でも無いので、『迫力のある空中戦映像』という言葉に興味がない人には、ちょっと辛い映画かも?
 ちなみに私は、飛行シーン以外では思わず寝そうになってたのは秘密です。(笑)

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